|孤独な戦闘兵機《アイルセットレオパルド》:カルウォーガン
アズリナエルは今の戦闘兵機の元になると同時に
|特別型戦闘兵機:神化型《エスレサルレオパルド:ディヨステイク》だった。
元になったという事もあり、全ての機能を権限無く使う事ができ
その力でサナの蘇生に成功させる
視界が真っ暗だ、戻らない
あぁ。
負けたのか。
完全に油断した。
なんで当たっただけで、ガードされたことを
視野に入れていなかったんだ
体が動かない
全力を出した反動もあるんだろうけど
02にやられた一撃が一番効いてるな…
一向に視界も回復しないし…
「さよなら、サナ」
02の声…
コアを壊されて終わりだな…
マスター
僕は貴方の言うなれていましたか…?
まだなれていなかったら……ごめんなさい…
さよならだね……
嫌だ。
もう回復できない
死にたくない。
バイバイ、マスター
そんなの絶対
《b》 嫌だ《/b》
―――パキィィィィン―――
「あぁ、コアを壊された
完全に死んだな……楽しかったな‥‥‥‥」
「こんなところで死ぬな、サナ。」
「θ…?なんでこんなとこに」
「私も死んだの、アーマスと一緒に」
「アーマスも……ごめん、守れなくて」
「いいよ、そんな事
それよりも、私のコアを
一時的にサナへ同期します。」
「ダメだよ、そんなことしたら暴走しちゃうし
なにより」
「いいんだよ、マスターに考えがあるから。」
「……マスターに考えがあるなら、分かった」
「じゃあ、頑張ってね。
私の分、計画が遅れちゃうけど…」
「大丈夫、絶対θも蘇らせるから。」
「ありがとう
じゃあ、待ってる。」
「うん、待ってて」
―――プツッ―――
ここから先は覚えてない。
気が付いたら、周りは崩落してて
見知らぬ機械と、マヒナ達がいた
そして、動かない
α、θ、アーマスも。
「だからマスター、3人を…」
「やっとマスターって呼んでくれたね」
「へ…?」
サナはこの時、アズリナエルの存在を認知していた
もちろんガリンの事も。
だがそんなことがどうでもいい
後回しにするほどに、状況把握能力が落ちていた。
そしてそのサナを見て、どこか安堵したように
マヒナはその口角を少し上げた
だけどその顔は、すぐに暗くなった。
「でも、ごめんサナ
θだけは、救えない。」
「マスター、なんでθだけ…」
「サナ、お前なら知ってるだろ?
戦闘兵機同士のコアが同期したらどうなるか」
「……自己性格の衝突…」
「そう、自己性格の衝突が起きると
どちらか片方が消失する。」
「消失した自己性格は復元できない…」
「そういうこと」
戦闘兵機に与えられた自己性格は
複製できない様に、いかなる理由があろうと
消失した自己性格は修復できない様に設計されていた。
例え記憶を同期したとしても、性格は全く違うものになる。
そして新たに生成される性格は
決して過去の性格とは被らない。
β「だとしても、治すことはできるんですよね?」
「θ自体を治すことが出来たとしても
これまでのθとは違う性格が宿るだろうね。」
γ「サナを助ける代わりに
自分の命を捨てたのか……あのバカッ…!」
カツッ…カツッ…
静寂の中、一人だけθの前へ歩みだし
口を開いた。
「我に一つ、考えがある。」
「アズ…考え?」
「この方法なら、こやつの自己性格も
治せるかもしれん。」
最強最弱の戦闘兵機
40話 ご覧いただきありがとうございます
みなさんは過去と未来、片方に行けるならどちらに行きたいですか?
また次回もご愛読、よろしくお願いいたします




