復元。
アズリナエルに頼まれ、タオはヒューソ・インパクトを撃つ
それを吸収し、サナへ対し更に強化した
「アブソリュート・インパクト」として放つ
そこにマヒナの読みを加え
アズリナエルの拳とサナの顔前に謎のキューブを投げ
サナの頭へ攻撃を繰り出す―
ドゴォォォォォォォン…………
手応えあり、これは入ったな。
001「マ……ヒナ…」
アズ「…落ちたな。」
そこには、ぐったりしながら立ったままのサナと
右肩から先が欠損したアズリナエルの姿があった。
「アズ、右腕…」
アズ「案ずるな、復元出来る。」
だがこれはまずいな。
我の空斬を受けた時、頭だけ守っていた。
そこから、コア無しで無理矢理脳だけで動いている…
そう思っていたが、どうやら違ったらしいな。
「これは……成功したんか?」
アズ「いや、まだだ。
今は止まってるが、完全に停止したわけじゃない。」
「脳じゃないってことか…」
「脳じゃないって?」
「コアが無いにも関わらず動き出した
となれば、脳が勝手に起動指示をしてると思ったんだよ」
戦闘兵機はコアが無くなれば
本来動くことなど無い。
特進とは言っても、02は動く気配がない。
「アズ、どうする」
アズ「また動き出してから、動きを止めれる保証がない。
蘇生を始める。」
そしてアズリナエルは、サナに対し左手を添える
――フォォォォォ…――
その瞬間、サナの全身が淡い緑の光に包まれた。
「これは…」
γ「私がした回復…?ですがそれでコアは…」
アズ「静かにして我に任せろ。
これは通常の回復ではない。」
すると、淡い緑の光が段々と、青白く眩い光へと変わっていった。
γ「……これは…完全回復よりも…」
「マヒナ、あいつが使う技ってもしかして…」
「タオも気付いたか……今の回復能力で俺は確信したよ」
段々と装甲から回復していき
胸元には少しづつ大きくなる球体があった。
『マスターへご報告。
機体名:サナのコア復元プログラム作動を確認。
機能開放を中止、制限します。
復元達成率.10%……』
アズ「ふぅ、ここからは我の力がなくとも
己の力で復元できる。」
「ありがとうアズ……聞きたいことがあるんだがいいか?」
アズ「我が答えられるものなら答えてやろう。」
「ラカスって、知ってるか?」
その言葉を聞いたアズリナエルは
突然顔を渋らせた。
アズ「あの最弱の国の事か?
図々しく我に話しかけてきよった連中がいた国だ。」
「サナ含めて、ここにいる戦闘兵機はラカスで造られたんだ。」
アズ「……何が言いたい。」
「一度ラカスに行って、自分のコピーか何かを造ったことあるよな?」
「マヒナ、急に何言って」
γ「タオ、今はマヒナの時間だ…」
「……」
マヒナは真剣な眼差しでアズリナエルを見つめ
再びその口を開く。
最強最弱の戦闘兵機
38話 ご覧いただきありがとうございます
予定では45話前後で最終回を迎えるつもりです
また次回もご愛読、よろしくお願いいたします




