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第1話 ~少女~

どうも、湯豆腐です。相変わらずの拙い小説ですが、よろしくお願いします。

 「暑い・・」

 と少年がぼやいていた。

 それも当然である。現在の気温は38°、外出するには汗だくになる覚悟が必要な温度であった。

 まさに夏真っ盛(まっさか)りである。

 そんな中を少年は多少の冷却機能で幾分はましな熱さになっているコンクリートでできた道を歩いていた。

「はぁ、静瑠(しずる)ちゃんの行動はいつものことだけど、なにもこんな時間にやらなくてもいいのになぁ」

 少年がぼやいた静瑠という少女はそうとうに唐突な事をやっている人物のようだ。それもそのはずであるただ今の時刻は午後0時お昼時で太陽がもっとも高い位置にいる時間であり、それに(ともな)って温度ももっとも高い時間でもある。

「今度は一体何をするつもりなんだろ・・・。突然電話してきて、「遺跡調査よ!」なんて・・・。なにか嫌な予感がするなぁ。なにも出ないでくれるとうれしいんだけど・・・」

 少年のぼやきは続いていく。

 この少年の嫌な予感というのはハズレていなかったという事を知るのはまだ先の話である。

 さて、そうしてとぼとぼと歩いていると、どうやら目的地に着いたようである。そこは小高い山の入口でその場所に一人の少女が仁王立ちしていた。少女は背は160cmほどでスッと整った容姿をしており、黒髪をポニーテールにして程よく丸みをおびた体型をしていた。どうやらこの少女が少年の言っていた静瑠のようである。

「遅いわよ!まったく、あたしが連絡したらすぐ来なさいよね!」

「しょうがないでしょ。こんなに暑い時間帯に連絡してくる静瑠ちゃんもどうかと思うよ?」

「早く調査したいからに決まってるでしょ!だれかに先を越されたくないもの」

 少女は早く行きたいのかこころなしか早口だ。

「はぁ、静瑠ちゃんの行動はいつもの事だからいいけどさ。それでどこにあるの?遺跡って」

 少年はため息をつきつつも少女をうながした。

「この山の中腹にある洞窟の中よ。どうやらここは昔は都市だったらしくて、この山一帯に埋もれているらしいのよね~」

「なにもないと思うけどね。そんな見つかりやすい所とっくに調査されてるって」

「いいのよ何もなくても。隠し扉とかあるかもしれないし、それに一度遺跡をこの目で見てみたかったのよ」

 少女にとっての興味は遺跡そのもののようである。

「もう!さっさと行くわよ。日が暮れちゃうじゃないの」

「わかったよ。行こう」

 少年は少女と肩を並べて、森のなかに入って行った。

少年の名前出てこなかったですね・・・。

短いですが切りがいいのでここで切ります。

なにぶん初めてなので配分がよくわからない・・・。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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