表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
97/136

第97話

「もう、いいか殺そう」


ブレイクがこれを最後に女を殴り殺す事を決めた時


「もういいやめろ息子ブレイク!」


「坊やもう大丈夫だから」


「ブレイクやりすぎだもうやめよう...な?

俺たちは大丈夫だから」


「主!拳潰れてる!痛くないのか?」


「ブレイクさんもうやめましょう」


「お姉ちゃん達の言う通りだよ

やめようブレイク」


「もうやめて

このままじゃ御主人様マスターが壊れちゃう!」


各々ブレイクを止めていた


そしてメイベルがブレイクの頬を叩き


「帰って来なさい

ブレイク貴方は大事な私の弟なの

ブレイクは強くて優しいの

今のブレイクは私が知ってるブレイクじゃないよ」


と涙を零しながらメイベルはブレイクに抱きつく


(なんで皆、そんな顔するんだ

コイツを殺して...違う

母さんが?

グレイシアさんが?

違うチガウちがう




僕は....いったい何を?)



「あぁぁぁあ!!!」


ブレイクは女からも皆からも離れた


「僕は...なんて事を...」


ブレイクは逃げるように迷いの森へ走っていった


ブレイク!!!と皆追いかけるが


時間魔法で倍速以上になった


ブレイクに追いつけるものはいなかった








ブレイクは迷いの森の奥地で独りになった


雨が降り始めブレイクは降る雨を避ける事もせず


歩いて行く歩いた先に大樹を見つけた


大樹の根元が凹んで屋根のようになっていた


(僕は...また独りか)


雨をボーっと見ているブレイク


(あーあまた()()()()()()

大事なものを失ったな)


「誰だ!?」


周りを見渡すが誰も居ない


(カルラの時もそうだった

お前が弱いから誰かが傷付く)


頭の中で声がする


(そう()()()()()()()()()()()


「!?」


(オレはお前の二面性の反対側

いつもいい子ぶってる

お前が気に入らなかったんだ

カルラの事もそうだし

ヴィクトリアの事もそうだし

今回はグレイシアか?

笑わせるぜ

わーん、甘えさせてママーってか?)


「うるさい!そんなんじゃない!」


(でも実際どうだ?

お前はカルラが死んだから何かできたか?

運良くヴィクトリアに拾われ

運良くスイレンと契約できて

運良く周りに囲まれただけだ

そもそもお前の魔力の多さにしか

誰も興味なんてねぇよ)


「僕は...」


(な?反論も出来やしねぇ

どうせ今回も何も出来ずに

周りから離れるんだ

誰もお前を必要となんてしてねぇよ)


ブレイクはどんどん活力を失っていって


地面にへたり込んでしまった


「僕は...独りぼっちか」


(あぁ、どこまでもな

さっさと死んだらどうだ?

楽になるぜ?あ!

でも魔力多すぎて死ねねぇか

ウケる、あー面白)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ