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第81話

「...ドコ?」


ブレイクは薄れゆく意識の中


ルア王国で見た黒い影を思い出した


(確かあの時も...)


黒い影が現れブレイクの前で止まり


トウサマ...ドコ?と


トウサマとは誰のことなのだろう


(このままじゃ殺られてしまう、まだ死なない)


ブレイクは時間魔法を使い


少女を止めようとする


だが効果はあるものの完全に止まりはせず


ゆっくりと動いている


それも時間の問題のようで効果が薄れていく


段々と通常の速度に戻っていく


だがその隙をついてブレイクは


少女の拘束を外れる事に成功した


(スイレン!

何か方法はないの!?)


スイレンも正直わからないと言う結論だったが


ブレイクが残りの魔力を全部使い


少女を止めている間にワイトが居るはずの


洞窟に入り穴を塞いでしまうという作戦を立案し


スイレンは自身の魔力もブレイクに注ぎ込んで


スイレンは3cmの微弱な精霊になってしまった


そしてブレイクが全ての魔力を時間魔法に使い


少女の時間は完全に止まった


その隙にヴィクトリアがブレイクを担ぎ


皆は慌てて洞窟内に入る


「外のふちを狙って魔法を放て!」


ヴィクトリアの指示にメイベル、アーク


それにユージーンが反応して洞窟は塞がれた


アークが光魔法を展開して周りが見えてきた


そこに居たのは


「ワイト!大丈夫か!」


「叔父さん!外で一体何があったの?」


左腕を失ってはいたが無事と言えば無事な


ワイトがそこにはいた


ワイトによると先程の少女が次代の魔王


娘のノワだと言う


「皆さんこの度は大変申し訳ございません

私の力不足で内乱は起きるし

娘の魔力の暴走は止められなかった

今や娘には私の声も届かない

ただ魔王の魔力暴走は勇者に反応します

きっと貴方が勇者ですよね」


と、ブレイクに話しかける


「はい、僕が光の勇者です」


やはり、とワイトが話し始める


魔王の魔力は勇者に惹かれて暴走するらしく


魔王を止められるのは勇者しか居ないと


「どうにか止めて頂きたい

たとえ娘を殺す事になっても」 


その言葉を聞きブレイクがワイトの胸ぐらを掴んだ


「本心で言ってください!

親が子供に死んで欲しい訳あるもんか!」


だが!とワイトは娘可愛さに魔力の使い方を


教えそびれていた


「もうそれしか無いんだ

君も勇者なら魔王を討伐が使命だろう」


確かに王命には魔王討伐が含まれている


「僕らは王命でここまで来ました

先代魔王ワイト氏の捜索並びに保護

現魔王の討伐又は無力化です

僕はあのを無力化出来ると思ってます

貴方の覚悟次第です」


覚悟か...とワイトは娘ノワのことを考える


可愛い可愛い自分の娘


自分のせいでこうなってしまった


「どうかお願いします

娘をノワを取り戻したい

力を貸してください!」

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