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第8話

その頃


「あの...」


ブレイクがユージーンに声をかける


なんだい?と周りを警戒しながらブレイクと話す


「コレットさん達の話、筒抜けですね」


ユージーンはそうだね、と笑う


「ブレイク君はどうしたいんだい?

昨日も言ったけど

このままヴィクトリア嬢のところに行くか

故郷に帰るか、どこか働かにでるか

働くにしろ文字や計算はできないといけないから

学校には通わないといけないし

その他にも私のところに来るという

も選択肢としてはあるよ」


え?とブレイクは孤児院の話ではなかったんだと


2人の認識のすれ違いにユージーンは


「あははははは!!!!!

そうか、そんな事を思ってたんだね

私はそんなに薄情じゃないよ

なんだかブレイク君は

奴隷時代の自己評価のままなんだね

私もそうだしコレットも

君のことが気に入ってるし

ましてはヴィクトリアは君を逃す気はないよ」


逃す気はないってどういう事だろう?と思いながら


さっきの椅子の件も地べたで食べるんだなと


思っていた事を言うと更に笑われてしまった


「???」


何か変な事を言ったのだろうかと


ブレイクが困っていると


「なんだか楽しそうだな、ユージーン」


水浴びが終わったヴィクトリアとコレットが


戻ってきた、ヴィクトリアはユージーンが


ブレイクを困らせていると思ったらしく


ユージーンを睨んでいた...誤解も解け


そんなに睨まない!とコレットに叱られ


シュンとなるヴィクトリアだったが


ブレイクをまた抱き抱えご機嫌だった


「あの...足もう治ってます」


そうか!とニコニコしながら抱っこしている


ヴィクトリアが思い出した!と


「ブレイクはなんでそんなに治りが早いんだ?

足が無くなってもおかしくない怪我だったんだぞ」


僕って治り早いんですか?と


自分のことなのによく分かっていない様子で


「傷の治りはわからないですけど

足の傷は“停止とめて”ました」


そんな事できるんだ?とコレットが言うが


ユージーンがそれはあり得ないと言う


「治すじゃないかな

魔力を使って治癒魔法を使いながら歩いて

傷と治療の進行が同じくらいだったとか」


いえ、とブレイクがヴィクトリアから


降ろしてもらい足場にある石を投げた


ブレイクは石に狙いを定めて


停止させた


「モンスターに襲われた時に

気を失って起きた時に

怪我していたので

怪我した足を停止とめていました」


宙に浮く石を眺めて


これは...と驚くユージーン


おぉ...拍手をするコレット


「すごいなブレイク!

こんな事ユージーンにもできないぞ!」


興奮気味のヴィクトリアに


褒められたと嬉しそうなブレイクだった

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