第67話
「「ここに血の契約を」」
ライコがそこまででいいとアークに目配せをし
「我の葉は、主の盾となり
我が茨は主の敵を貫くのです!」
契約が終わり
名付けをする事になり
アークは精霊にシャルネと名付け
人型に近付きライコと同じように
ローブと羽衣を纏った
「アークお兄様
シャルネこれから頑張るので
これからよろしくなのです!」
ライコがシャルネの頭を撫でる
シャルネは母に甘えて抱っこをねだる
ライコがシャルネを抱き上げアークと
ユージーン邸に戻る
「おかえりなさい
あら?その子は?」
マリアがシャルネに気付き
ライコに事情を聞くと
可愛いわ、とシャルネを抱き上げ撫でまくる
「あー!やめるですー!」
ジタバタ暴れるがマリアにしっかりホールドされ
シャルネの抵抗、虚しく揉みくちゃにされていた
「前から娘が欲しかったのよ〜
ライコさんは友達みたいで良かったけど
シャルネちゃんは娘みたいで可愛いわ〜」
友達ね、と不思議な顔をしながら
マリアも子供みたいなものだろうと
思うライコだった
「おかえり、アーク風呂の後でいいから
シャルネちゃんと書斎に来てくれるかい?」
わかった、とアークが風呂に向かう
執事やメイドに服を預け
アークは大浴場に入る
「ふぅ、今日はいろんな事があったな
まあメイベルもなんだか
肩の荷が降りたみたいだったし良かったな」
バタンと扉の音と共に2人の人影が
「おーいって、孫?
どうした顔を隠して」
「いいから、前隠せー!!!!」
「そうなのですお母さんは
堂々としすぎなのです!
せめてタオルで隠すです!」
「なんでお前ら普通に入ってきてんだよ!」
いや水浴びはしたことあるが
湯浴みは初めてでなとライコが
興味津々で入ってきたタオルも身体に巻かずに
シャルネが急いでメイドからタオルをもらい
ライコの身体に巻き、アークにもタオルを投げる
「お兄様も前を隠してくださいです!」
3人はタオルを巻き一緒に湯船に入り
アークは終始、目を隠しており
それにライコが
「なんだ孫
見たいなら見ればいいだろう」
見れるか!と恥ずかしがるアークに
ライコは隣まで近付く
反対にはシャルネが陣取り
「お兄様タオル巻いてますから大丈夫なのです!」
そう言う問題じゃねぇー!!!と先に湯船をあがり
アークは着替えてユージーンの書斎に向かった
コンコンコン
「入るよ親父」
書斎で何やら書類を制作していたユージーンが
作業を止めアークをソファに座らせる
「あれ?シャルネちゃんは?」
アークは大浴場であった事の詳細を話すと
ユージーンが大笑いをかまし
「あはは、本当にライコは
アークの事を孫の様に思ってるんだね
孫なら孫らしく甘えればいいと思ってるんだろう」
俺も男なんだがなぁ?とアークは困惑していた
そこにライコとシャルネが合流した




