第59話
翌日、クレアとメルはルア王国に着いた
「結構迷ったね」
「そうね、夜が明ける前に動いて正解ね」
と早朝に着いたことで門番に止められる
「こんな早朝に何の用だ
...しかもハーフエルフか」
門番の嫌そうな顔を見て
クレアとメルはまたか、と
やはりハーフエルフはどこの人種も認めてくれない
「なんだよ、ハーフエルフじゃ悪いか!?」
「そうですよ、貴方に
なんの迷惑もかけて無いです!」
門番と一悶着あり取調室に連れて行かれそうになる
この取調室は1日以上かかるのがほとんどで
クレアとメルは同行を拒否したが
他の門番が騒ぎを聞きつけ無理矢理にでも
連れて行こうとする
「やめて!離してよ!」
「やめてください!痛っ!」
お姉ちゃんになにするんだ!と
メルが戦闘体制に入ったところで
パァン!
手を叩く音で一同は音の方に注目した
「貴方達、何をしているの?」
日課のランニング中に騒ぎを聞きつけ
メイベルが仲裁に入る
「「メイベル様!?」」
門番達がメイベルに気付き2人を離す
「どうしたの?メイベル姉さん...って」
2人とも久しぶり!とブレイクが
クレアとメルとの再会を喜んでいた
「誰?」
と、スゥがブレイクに聞くと
ブレイクが龍の渓谷で会った話をして
身元を保証出来るとブレイクが言うと
「私の弟が身元を保証するって言ったんだ
私もそうだが母上も同意するだろう
シルヴァ家が保証するだから通してくれ」
「「っ!...わかりました!」」
と、門番を通り過ぎてクレアとメルも
ランニングに参加しヴィクトリア邸に向かった
「...あー、あの時のハーフエルフか!
クレアとメルと言ったな
泊まる場所が決まるまで
ゆっくりしてくといい」
ヴィクトリアが快く迎え入れる
「ありがとうございます
この後冒険者ギルドに行って
冒険者登録をしようと思います」
それはいい!とヴィクトリアが言い
僕達も最近冒険者になったんだよーと
ブレイクが言い
「だったらブレイク、メイベルにスゥ
あとクレアとメルでパーティを組んだらどうだ?」
パーティを組んだら依頼達成の効率も良くなる
クレアとメルに斥候をさせて
ブレイクを主軸とした戦闘が得意なメンバーで
モンスターなどを討伐できれば理想のカタチになる
「いいですね
せっかくだからこの後、僕らも行こうか」
その前に!とヴィクトリアが
一同を注目させ
「朝食がまだだ!
食べてから行くぞ!」
ぐぅ〜とメルがお腹を鳴らす
恥ずかしいのか顔が真っ赤になっていた
「そうですね僕もお腹ペコペコで」
ブレイクがフォローを入れ
一同は広間に向かった




