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第53話

「これは...」


メイベルには誰にも言ってない秘密があった


精霊をその身に宿しており


その精霊は普通の精霊とは違い


契約したものの使える魔法は1つだけ


倍速アクセル、身体強化魔法の1つで


筋肉に負荷をかけ限界のその先へ到達する


試験の時にブレイクがやったものとは


別物で身体の一部を加速させたのが


ブレイクが使った魔法だったが


メイベルのは身体の中の血流を速くして


筋肉に負荷をかけ加速する


当然リスクが無いわけではない


鼻からは血が垂れ目からは血涙をしており


視界も定まらないが


この状態ならヴィクトリアのスピードを超える


「いきます!」


ロングソードを肩に担ぎ反省を生かし


外から内側に切り込む


「うわっ!」


ギリギリのところで避けたヴィクトリアだったが


体制が崩れてよろける


その隙を見逃さないメイベル


すぐさまニ撃目を放つ


「当たれー!!!!」


だがまだ届かない


ヴィクトリアはまたも空中に回避した


(これも...ダメか

私本当に冒険者になれるのかな)


「ごめんスゥ...ブレイク...」


意識が遠くなっていく


そんな時だった


「スゥ!両手を広げて突っ込め!」


ブレイクがスゥに指示をだし


スゥは待ってました!と言わんばかりに


空中のヴィクトリアに突っ込んでいく


先程の戦いを見ていたブレイクが


ヴィクトリアの空中で避けれる範囲を見ていた


スゥが両手を広げて突っ込んでいけば


必ず当たると判断した


「メイベル!」


スゥの呼び掛けにメイベルは


(スゥ...私は何をしているんだ

あと少しじゃないか、諦めない)


(...諦めたくないんだね)


(!?)


(なら僕の名前を呼ぶといいよ

僕の、君の精霊の名前は...)


「応えて!クリス!」


「はーい」


メイベルがクリスと呼んだ精霊は


今ここで誕生した精霊だが


しっかりとした身体の整形しており


先程の状態は精霊融合レギオンに近い状態だったが


完全体の精霊が誕生した事で


体に負荷が掛からなくなった


「レディ?大丈夫だよ僕がついてる、さぁ一緒に」


「「今ここに

魂の契約を切っても

切れぬ繋がりを」」


メイベルとクリスの間に強い繋がりが出来た


更には


「「精霊融合レギオン!!」」


ヴィクトリアもウカウカしてられない


状況になってきたスゥの突撃にメイベルの方へ


吹き飛ばされる


精霊融合レギオンしたメイベルは


拳に炎を纏ってヴィクトリアの腹を殴った


「うおっ!」


咄嗟に防御したヴィクトリアだったが


奥へと吹き飛ばされ壁に穴が開く


あ!と精霊融合レギオンを解きヴィクトリアに


駆け寄るメイベルに付いていくスゥ


「母上!大丈夫ですか!?」


砂埃があるせいであまり


ヴィクトリアの様子が見えないが砂埃の方から


「...よくやった!」


と、ヴィクトリアの声が聞こえ


瓦礫の中からヴィクトリアが姿を現す


「いい攻撃だったぞ!」


特にダメージは負っていない様子だった


ヴィクトリアはメイベルの方まで近寄り抱きしめた


「これなら何にでもなれる

お前は好きに生きていいんだよ

何に縛られてるかは知らんがな」


メイベルは涙を溜めながら抱きしめ返した

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