第26話
ガシャーン...ゴロゴロ...
ユージーンの嵐魔法がブレイクを直撃し
周りの木や草など巻き込んで
破片となった木などが当たるだけでも
かなり致命傷になりそうな破壊力をしており
ブレイクの事を心配するコレットとヴィクトリア
だったが、ユージーンは冷や汗をかいていた
(こんな威力がでるのも凄いが
これを受けてるブレイク君がやはり凄いな)
冷静に嵐の中を見ると
ブレイクが魔法を展開しており
木の破片がブレイクの前で止まり
下に落ちていく
「時間魔法の防御面は凄いねブレイク君」
そうですか?とブレイクが褒められた喜んでいた
「じゃあ、攻守交代ね」
と、スイレンが水魔法で嵐を吹き飛ばし
水の刃を無数に放つが
ライコが待ってました!とばかりに
雷の檻の様な魔法を展開して
水が当たるとスイレンまで感電していった
「ビリビリするわね、御主人様あの檻
どうにかしないと攻撃通らないわね」
そうかぁ、とブレイクが少し考え
(スイレン僕の時間魔法って
他の魔法にも効果あるの?)
どういうことか?とスイレンは
ブレイクと思考を繋げると
スイレンはいきなり笑い出した
「いいわね!それやりましょう!
面白いわ御主人様!」
ブレイクが雷の檻の前に手をかざすと
パッ
消えてしまった
「「なっ!?」」
雷の檻が最初からなかったかの様に
無くなってしまい再び展開するが
またも消されてしまう
「凄いねブレイク君
魔法停止を使えるのかい?」
魔法停止とは魔力量の差が
一定以上ある場合にできるものである
しかし、契約以前のユージーンならともかく
今のユージーンとブレイクに
大差をつけるほどの魔力量の差は無い
「違うこれは...」
ライコが何かに気づく
そして急に笑い出してしまった
「あはは、小僧これはもう無理だ
諦めろこれは魔法停止じゃない
時間魔法だ、ただし魔法に干渉している」
魔法に干渉とは何か
例えば水魔法と風魔法が互いに干渉し合うと
氷が出来るその要領で
雷の檻に時間魔法が干渉し
魔法に使った魔力を風化させたのだ
「えぇ、それじゃあ何を放っても
全部消されるんじゃ」
その通りである
「ただユージーンさんの使った魔力分と
自分の魔力を使うんで燃費悪いんですけどね」
燃費が悪いと言うがブレイクの魔力量は
常に増え続けている
いったい誰がブレイクに魔法で勝てるのだろうか
そう思うユージーンだった
パァン!と手を叩いたヴィクトリアの方に
みんな注目した
「よし、終わったなご飯にしよう」
勝負はついてないがユージーンは勝てないし
ブレイクはどうやっても負けない事がわかった




