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第24話

「及第点と言うこともあり

中位の契約にするが文句ないな?」


思ったより良い契約にユージーンは頷いた


雷獣はユージーンの前に座り


同じ様に続けるよう言う


「「今ここに血の契約を」」


と、ここまでで良いと


雷獣はユージーンの口を手で塞ぎ


「今この時から我、牙となり

汝の力となるとここに誓う」


雷獣の言葉にユージーンは驚いた


契約の内容が中位の中でも上位に近い


契約の仕方だったから


「...さて、ユージーンと言ったか

私に名前をつけろそれで契約が完了する」


ユージーンは雷獣を見て考える


「私は名付けは苦手なんだよなぁ

息子の名前も妻が付けたし、うーん」


するとヴィクトリアが


「雷獣の姿が虎と酷似している

だから雷の虎でライコはどうだ?」


ユージーンはヴィクトリアの提案に頷き


雷獣はライコと名付けられた


名付けが終わった事により


ユージーンとライコの魔力のパイプが太くなり


ユージーンの魔力が膨れ上がる


そしてライコにも変化が現れる


どんどん人に近づいていき


人化が進むにつれ魔力も上がっていき


白髪に黒のメッシュが入り肩まで伸び


白いYシャツ白ズボンに黒いネクタイ


黒いローブに白い羽衣を纏い


魔法使いの様な格好になった


「なるほど、こうなったか

まぁ契約者が魔法使いならこんなものか」


ライコは服の伸縮性を確かめながら


体を動かしユージーンの方に向き直り


「これからよろしく頼むぞ、小僧」


ライコはユージーンに手を伸ばす


2人は握手をして契約は終わった


「...凄かったなぁ」


ブレイクがユージーンの契約に感心していると


御主人様マスターと私がした契約の方が凄いのよ?)


と、スイレンが念話で話しかけてきた


(そうなんだね、契約って

何種類くらいあるの?)


契約の種類は大きく分けて4つ


最上位の精霊の命尽きるまでの契約


上位の魂の契約


中位の血の契約


下位の名の契約


下位の契約でも魔法が使えない者が


使えるようになったりする


それくらい精霊との契約は特別なもので


最上位の契約をした


ブレイクの例は極めて稀と言う事だ


(でもさ、僕との契約って魂の契約に

どちらかの命尽きるまでの契約の

2つが被ってない?)


以前した契約の事を思い出すと


確かに2つ被っていた


(それは、重ねがけをしたからね)


重ねがけとは下位と中位の重ねがけなど


契約内容が弱いのを補強するためのもので


スイレンがした最上位と上位の契約は


普通に反則級の代物だった


(まぁ、御主人様マスター程の魔力量じゃないと

魔力が足りなくて契約の

重ねがけは普通は出来ないんだけどね)

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