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第23話

「こういうのは困ります」


メイベルはいきなりの訪問者に


一応、対応していたが聞く話によると


メイベルの母ヴィクトリアへ


求婚する貴族だった


「そういうのは私ではなく

本人に言ってください!!!」


ヴィクトリアは伴侶は1人だけでいいと言う


誰もが高嶺の花だと思っていた彼女に


初めて告白した平民の彼をヴィクトリアは愛した


ヴィクトリアが愛した伴侶は


後にも先にも彼1人だった


もういい加減にしてほしいメイベルと


大変そうだなぁと他人事のアークだった







その頃ヴィクトリア達は


雷獣が住むという山に向かっていた


雷獣は文字通り雷を纏った猛獣で


精霊の一種である


ブレイク発案で契約を試みる事になった


「この山に雷獣と呼ばれる精霊がいるのかい?」


ユージーンの問いにブレイクは


「集めた情報によると、そうみたいですね」


近くの街で雷獣の目撃情報と被害報告が相次ぎ


更にスイレンが自分と似た気配を感じたとの事


大体の精霊は実力を見せないと契約はしてくれない


ブレイクの例はかなり珍しいと言える


山の更に奥に進んでいき


パキパキと枝を踏んで進む音が


緊張感を膨らませる


そこにソレはいた


雷を纏いし獣


白黒の縞模様に大きな爪と牙が


特徴的でありそんな雷獣の姿に


一行は息を潜めていた


沈黙が続くが


その沈黙を破ったのはスイレンだった


スイレンはすーっと雷獣の元へ近づき


「ねぇ、あんたあそこの魔法使いと

契約してくんない?」


「大精霊!?...どいつだ?アレか?

うーん、力を示してもらうがそれでも良いか?」


わかったわとヴィクトリア達を呼び


ユージーンが前に出る


「なんだお前かこっちの方が良かったなぁ」


雷獣はブレイクに目をやるが


スイレンの契約者である事を知ると落胆して


「まぁ、いいか

おい、魔法使い私と魔法のぶつけ合いだ

一撃で決めろ最大の魔法でこい」


わかったと、ユージーンは魔力を溜め


風属性の魔法を繰り出す


それに合わせて雷獣も雷属性の魔法を展開する


ユージーンの放つ竜巻と


雷獣が放つ雷がぶつかり合う音は


ブレイク達が耳を覆う程で


(クソッ...相殺か

当てられないと厳しいよな)


ユージーンが悔しがる顔を見せていると


「合格だ」


雷獣そう一言告げるとユージーンの方まで近寄り


相殺まで出来る奴はあまりいないし


特に悔しがったのが良かったらしい


「いいのかい?

力を示さなくてはいけないんじゃ」


「バカたれ

何のために契約するんだ

力を付けるためだろう

ただその力を目の前にして

諦めず悔しがった

そこの評価が高い

まぁ、及第点だ」


そう言うと雷獣は契約を結ぶ準備をし始めた

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