第163話
「先程はすまなかった
父さんが間違っていた
お前はまだこれからやれる事がいっぱいあるのに
父さんが否定してしまった」
いきなり部屋に入るや否や
ユージーンは謝ってきた
「いや大丈夫だよ
親父の言う事もわかるし
ブレイクが特別なのは本当だし」
先程の事でアークは少し卑屈になっていた
「ブレイクもそうだけど
メイベルにも劣等感あってさ
2人とも重ねがけの契約をして強くなった
俺にはたぶん出来ないから
親父が言うように別の道を
探した方が良いのかもしれない」
するとライコが口を開く
「そうかもな、そっちの方が楽だからな
だが孫本当にそれでいいと思っているのか?」
ライコの言葉に反論したい気持ちもあったが
実際そうするしかないとアークが諦めていると
「シャルネには確認したのか?
試しもしないで諦めるのはバカだぞ?」
え?とシャルネを見ると
「出来るのです!
お兄様は1人で考え込みすぎなのです!
ちゃんとシャルネにも頼って欲しいのです!」
重ねがけできるのか!?とアークが嬉しそうにする
シャルネが頷き2人は再契約をゆく結ぶ
「「今ここに魂と血の契約を!」」
アークの魔力が跳ね上がり
ユージーンは本当に先程の言葉を
言ってしまった事を後悔していた
「小僧これがお前が潰した可能性だ
よく覚えておけ、これは小僧お前自身にも言える」
え?とユージーンがライコを見るが
ライコは視線を合わせてはくれなかった
翌日、試しにアークは精霊融合を
どれほど持続出来るか実験した
まず5分は過ぎて
「まだ余裕あるな」
そのまま10分15分と過ぎていき
30分を過ぎたが魔力切れを起こす事なく
順調に記録を伸ばしていき結果
2時間継続が可能だった
「5分から2時間かよスゲェな
何倍だ?24倍?今までより約20倍以上
魔力を使えるのかこれで少しは並べたかな」
劣等感の事は誰にも言って無かったが
ついポロッと言ってしまった事をアークは
後悔していた
「まぁ、でもそれのおかげで
ここまで強くなれた、な?シャルネ!」
「そうなのです!
お兄様はちゃんと強くなってるのです!
そして再契約で使える魔法も進化してるのです!」
茨魔法が光属性と混じり合い
光の茨になった光の茨魔法は
アークの思い通りに動かせ
相手を拘束するのも仲間を移動させるのにも
自身を空へと運ぶ事も出来る
「かなり便利になったよな
茨もかなり太く頑丈になった
俺の腕ぐらい太いしな」
「ちゃんとイメージすれば
割と何でも出来るのです!」
シャルネの説明にこれでブレイク達に追いつける!
と、アークは喜んだ




