第152話
メイベルが意識を失った後
ヴィクトリアがメイベルを担ぎ
部屋へと連れて行ってブレイクと一緒に看病し
翌朝まで寄り添いメイベルが目を覚ました
「おはようございます母上
ブレイクもおはよう」
とメイベルはヴィクトリアとブレイクに挨拶し
2人は意識を取り戻したメイベルに抱きつき
メイベルが2人を宥めるかたちとなり
(母上ブレイクにべったりだったけど
ちゃんと私も大事にされてるんだなぁ)
(レディそれはそうだよ、子供を想う親は
分け隔てなく子供を愛するからね)
そうかぁ、とメイベルはヴィクトリアを見ていると
「なんだ?何かついてるか?」
いえ、そう言うわけでは...と
メイベルがモジモジしていると
「姉さん言いたい事は
言っておいた方がいいですよ!」
ブレイクの後押しもあり
メイベルはヴィクトリアに
必要とされてないのではと考えていることを
ヴィクトリアに伝えると
「何を言っている!?
確かに息子に甘い自覚はあるが
私は娘にも甘いぞ!?」
とヴィクトリアが言うが
ブレイクとメイベルの2人には
あまり伝わらなかったが
ヴィクトリアが拗ねるので
2人は目配せをし合って
「母さん」
「母上」
なんだ?とヴィクトリアが拗ねる前に
「「大好きです」」
ご機嫌をとった2人だった
「なんか誤魔化された気がするが
まあ、いいか娘今日はゆっくりするといい
息子は私と買い出しだな」
買い出し?とブレイクが疑問に思っていると
「1週間後、息子の12歳の誕生日だろう?
それに合わせて服を新調しに行くぞ
娘は明日行くから今日はしっかり休め」
はい!とメイベルが返事をし
そうか...誕生日かとブレイクが考えていると
「ほら、行くぞ息子!」
ヴィクトリアに手を引かれ街へと繰り出す
ヴィクトリアは仕立て屋を予め決めており
その仕立て屋にブレイクと共に入り
採寸が始まった
ブレイクもここ数年で身長も伸びて
3年前の120センチから
145センチとヴィクトリアの肩くらいまでは
背が伸びていた髪も肩まで伸び
そろそろ切らないといけなかったので
美容院にも行く事になった
仕立て屋の採寸が終わり、美容院に向かう
美容院では髪を切り毛先を整え
髪質も傷まないよう潤いを与えていく
トリートメントを施して髪を乾かしていく
耳にかからないほどには短くなった髪を見て
ブレイクは
(切り過ぎたかな?まぁ、すぐ伸びるか)
ヴィクトリアは更に宝石店にもより
ブレイクの赤いの瞳に合う宝石を選んでいた
「うーんエメラルドもいいが
サファイア...いや敢えてルビーか?」
そんな事を1人でブツブツと呟いていた




