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第124話

それからギデンは50年周期で


バハムートに挑み続けた


しかし今に至るまで敗戦が続いていた


(魔力もそろそろ尽きるか

亜空間の封印を維持する為に

魔力は節約してきたが

本当にそろそろギデンには

俺を殺してもらわなければ困るな)


バハムートが上空を飛んでいた時


そんな事を考えていた


(にしても4000と2人を匿う亜空間の維持は辛い

闇の巫女の魔力を奪って維持するしか無い

闇の巫女には悪いがそうするしか無い)


この400年誰1人として


殺していないバハムートだった


自身を殺してもらえば亜空間の封印も解けて


全て解決するだろう


その為にギデンにはもっと


強くなって貰う必要があった










「ん?」


大きな魔力を感じ取ったノワが


急速に近付くその魔力の方へと向かった


ノワが迷いの森に着くと


バハムートと鉢合わせた


「お前が闇の巫女か?

かなりの才能を秘めているな

だが今のお前では吸い尽くしてしまうかもしれん」


バハムートがため息を吐くと


「そう言うなバハムート

これでも我々を召喚出来る唯一の存在だ」


召喚魔法を使ったわけではないのに


ベヒーモスが現れ、ノワが困惑する


「牛さん!?しかも喋ってる!?」


そこにフェニックス、ヨルムンガンド


フェンリルと4体出てきた


「そうですよ我々が集まるのも数千年ぶり」


フェニックスがそう言うと


バハムートは確かになと苦笑を返して


「確かにお前が我々より

上位の存在になったのは認めるが」


「我々と同じ召喚獣という事は変わりない」


ヨルムンガンドとフェンリルも会話に参加し


「でもどうするよこの娘は自分の力に

気付いてもないそんな状態で

我と契約は出来んだろう」


「「「「我々の魔力を使えばいい」」」」


4体が同時に話し


ノワは何が何だかわからなくなったが


バハムートはそんな4体を見て


「そんなにこの娘に尽くす理由はなんだ?

我々の魔力は人間の生命力そのもの

それが尽きれば我々は消滅する

それを忘れたわけではないだろう?」


バハムートを魔力で包むには


4体の魔力を全部使う必要があった


それを聞いたノワが


「それはダメだよ!」


フェニックスがノワの頭を撫で


「貴女はそれをされるだけの価値がある

バハムートが貴女の力となれば

光の勇者とも並んで戦えるだろう」


でも!とノワの言葉を遮るように


「我々はそれでいいと思っただけだった

お前が付けたあだ名は滑稽だったがな」


ベヒーモスの話に


「確かに」


ヨルムンガンドは頷く


「最後にちゃんと召喚獣として呼んでくれ」


フェンリルがノワの顔を舐め涙を拭く


「わかった

ベヒーモス

フェニックス

ヨルムンガンド

フェンリル」


「「「「我ら貴女といつまでも共に」」」」


4体は魔力の粒となってノワの身体に入っていく


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