第115話
鱗を貰ったブレイクに
興味が出たのか皆集まってきた
「そんなに皆に注目されると
やりずらいんだけど...」
まあ、いいかとブレイクは先程みたく
氷火の結晶を作り出し、とその前に
鱗の強度を試すべく火魔法や水魔法で攻撃したが
ヒビが入る程度でこれでは決定打にはならないと
やはり実験が必要とわかると
氷火の結晶に鱗を投げた
鱗は結晶に当たった途端に消えてしまった
言うなれば焼石に水
すぐ蒸発した様に鱗は消し飛んだ
氷火の結晶は何事もなかった様にそこに佇んでいた
「凄いですね私の鱗があんな風に」
グレイシアが追加で何枚か鱗を剥がし
ブレイクに投げていいか聞いてから投げる
結果は先程と同じで蒸発した様に無くなって
未だに氷火の結晶は微動だにしていなかった
「アレに触ると私達でも致命傷を受けるわ」
スイレンが大精霊でも
致命傷を負うほどの威力だと言う
それを聞いたブレイクは
「はぐれの龍に使おうと思うんだ」
ブレイクはグレイシアの顔を見た
「坊やそんな顔をしないで大丈夫よ」
フィートの事を考えてはいたグレイシアだったが
ブレイクに負担にならない様気丈に振る舞った
その態度にブレイクは
納得することしか出来なかった
「これでサポートする事
更に無くなったんじゃない?」
そうだなとアークがメイベルに返事をし
クレアとメルはブレイクの凄さに言葉が出なかった
「まあ、坊やは特別なのはよくわかったよ
でも特別なだけでまだ子供だし
ちゃんと皆を頼る事を忘れないんだよ?」
うん!とブレイクはカルラに返事をする
ブレイクが氷火の結晶を空へと向けて移動させ
もう1つ氷火の結晶を作り空中でぶつけ合う
するとやはりブレイクが空中に吸い寄せられる
ブレイクが考えていたのはコレの事で
ブレイクは空中で回避行動や
移動をする事が困難な為
氷火の結晶を使った移動を試す事にした
大量に氷火の結晶を作り
空中に足場を作り移動して
足場をなくすと落下するブレイクだが
既に空中散らばっていた
氷火の結晶をぶつけ合う事で
空中に吸い寄せられる、それを繰り返し
かなりの時間空中にいられる様になったブレイクは
他の魔法や精霊融合や同化を試して
ブレイクの魔力が切れるまでそれを続けた
魔力切れを起こすと本来
生命の危機なのだがブレイクの場合
すぐに魔力が増えていくので問題は無かった
「それにしても御主人様の魔力量は
どれほど増えるのかしら
今のうちからこんなに消費しても
更に増え続けて職業の光の勇者が原因かしら」
どうなんだろう?とブレイクはよくわからないと
スイレンに言っていたが
それほど邪神が強大だと言う事
ブレイクがどんどん強くなるのは
その事実の裏返しかもしれない




