第106話
ロアの態度にカーラはイラついていた
(なんで俺はイライラしてんだ!?)
カーラはロアの事を意識したのは最近で
ブレイクに何度か殺された時に思い浮かんだ顔が
ロアだった、そこからカーラはロアの事が
気になり出したカーラだった
だが、実際何かあると言う事は無く
スゥの事で下心が出たロアにイラついた様だった
「おい、お前らいい加減
落ち着けスゥもそろそろ出てくるから」
ボスがカーラとロアを仲裁し
スゥがボスの服を着て出てきた
「スゥ大きくなった!
けど強くなれるのか?」
不安そうなスゥの頭をボスが撫でながら
大丈夫だと言って訓練を続けた
段々とスゥが身体に慣れてきたのか
ボスに攻撃が入る様になり
ボスがカーラとロアを加えて
3対1での攻防が続きスゥも押されたり
押し返したりを繰り返して
スゥは魔法を使いながら3人を圧倒していく
が、その時またスゥの身体に変化が起きる
スゥの身体が縮み始め以前の体型に戻った
「「スゥの身体が元に戻った!?」」
ロアとカーラが驚き
ボスはなんとなくそんな気がしていたのか
驚きは少なかった
スゥのズボンが下に落ち
ボスの服が身体を覆っていた
ボスとロアは目を逸らし
カーラがスゥを連れアジトに入っていく
サイズを合わせてカーラの服を着せて
スゥとカーラが外に出る
「おそらく光の勇者が一時的に
覚醒でもしたんだろうその覚醒が
スゥの身体に影響を及ぼしてさっきみたいな
状態になったんだろうな」
ボスが冷静に分析していたが
そんなボスとは対照的にスゥはガッカリしていた
「スゥ強くなれたのに
戻っちゃった...」
泣きそうなスゥにカーラが
「俺たち3人を相手にできてたからな
さっきのは将来的になれる姿なんだろうから
それに近付いていけばいいんじゃねぇか?」
そうかぁ...と、スゥが納得したのか
スゥは、またボスと訓練を始めた
ギルドにてブレイク達夜明けの旅人は
ギルドマスターに呼び出されていた
ギルドマスターのベルズが
書類を片付けながら話し出す
「呼び出して悪かったな
ブレイクはSランクの試験
メイベル、アークは
Aランクの試験を受けてもらいたい
精霊と契約してるのもあるが
それぞれ強さの指標が分かりずらいからな
クレアとメルはCランクの試験だな」
ブレイクのグレイシアとカルラとの契約を聞いて
ベルズは即座にSランクにしなければと
考えており、メイベルとアークは
早めにランクを上げておきたくて
パーティに付いていっている
クレアとメルはCランクでも問題ないだろうと
試験を受けさせる予定だった
一旦話を持ち帰る事にしてギルドを後にした




