第100話
(また御主人様は
勝手に契約したのね)
と、スイレンが拗ねてはいるが
相手がカルラな事もあり
強く突っ込めずにいた
(ごめんねスイレン)
(そうねごめんなさいね、スイレンちゃん)
「え!?」
と、スイレンはちゃん付けされたとのと
念話に入って来たカルラに驚いた
そんなスイレンを皆が何事だ?と
注目するが何でもないとスイレンが誤魔化し
(でもねスイレンちゃん
私も精霊だから念話はできるのよ?)
なるほどと、スイレンが納得していると
ヴィクトリアがブレイクの手を握って帰ろうと
それを見たカルラがブレイクを見て
「ほら大丈夫だって言ったでしょ
坊やが手を離してもね
ヴィクトリアが離してくれないわよ」
その話を聞いたヴィクトリアが
「そんな事か!
私は離れないぞ絶対に
母親だからな子供が離しても
親が離しちゃいけないんだ」
そんなヴィクトリアの話を
ブレイクは涙ぐみながら聞いていた
「ヴィクトリア
話の途中で悪いんだけど
私ね火と癒しの大精霊になったの
坊やの時間魔法とね
私の癒し魔法で貴女の右腕治せると思うの」
そうか!是非やってくれ!と
ヴィクトリアがない方の腕を差し出す
時間魔法と癒し魔法で腕が元に戻った
更に魔王の呪いも元に戻った!
「あ!どうしようかしら、スイレンちゃん」
「大丈夫よお母様
御主人様はソレを吹き飛ばすくらい
強くなってますから」
皆の注目がブレイクに集まる
腕から魔力を出して魔力の腕を作り
魔王の呪いの魔力を
ヴィクトリアの体から剥ぎ取る
そうして魔力の腕で圧縮し消し去ってしまった
ヴィクトリアにカルラが聞く
「どう?違和感ない?」
「問題ないな以前より元気だ!」
ヴィクトリアは
ブン!!ブン!!と治った右腕で素振りをしていた
「なぁ、俺はどうすればいい?」
と女がブレイクに聞く
「....僕は
皆を、家族を傷付けた貴女を許しません
....でも、僕もやり過ぎました
すみませんでした」
女は謝られた事に驚き
私が暴走してお前らを傷付けたのが
原因だと謝っていた
彼女自身もメソポリア族だからと
ブレイクがスゥの師匠になるようお願いした
「えー!?俺、教えんの下手だそ?」
「そこを何とかお願いします」
とさっきまでの関係は何だったのかと言うほど
打ち解けた彼女はカーラと名乗った
カーラがスゥの師匠になる事が決まり
「その代わり俺の仕事について
来てもらうけどいいのか?」
「わかった師匠!スゥ付いてく!」
カーラは師匠と言われたのが嬉しそうだった
スゥはカーラと共にアジトへと向かい
ブレイク達は家に戻る
その道中カルラが皆に質問責めを受けたが
大抵ブレイク関連のことで
逆にブレイクが恥ずかしがっていた




