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第10話

ブレイクが湖に着くと湖畔に光が差し込み


水面がキラキラと輝いており


うわぁ!とブレイクの表情が変わり


それを見たソレは話しかけてきた


「綺麗でしょ?」


え?と周りを見渡すブレイクが


見つけたのは水の塊


この姿じゃ分からないわよね、と


顔や髪の毛、首、肩、腕、両手と


どんどん形になっていく


あっという間に人型になりブレイクに近寄る


「貴方、美味しそうね」


美味しそう?とブレイクは


不思議な現象に困惑していた


とても美味しそうな...と言いかけたところに


「ブレーーーイク!!

貴様、何が美味しそうなだ!!!

私の息子ブレイクに近寄るなぁ!!!!」


何かを感じ取ったヴィクトリアが突っ込んできた


ブレイクを抱え距離をとるが


「いいじゃない

この子にとっても悪い話じゃないわよ?」


既に背後に回られていた


ブレイクを気に入ってる様子や敵意がない事に


ヴィクトリアは警戒しながらも話を聞くことに


「美味しそうよね...この子の魔力

でも、上手く扱えてはないみたいね

この子が頑張って魔力を使っても

魔力量が膨大すぎて

使ってるんだか使ってないんだか

分からないくらいしか減ってない

だから、私からの提案

私と契約を交わして上手く使える様にしましょう

私はこの子の魔力を味わいたい

この子も上手く魔力が扱える

良いことじゃない

でないとこの子


死ぬわよ」


ふざけるなっ!とヴィクトリアが剣に手を伸ばした


顔に水をかけられ


話を最後まで聞きなさいと諭された


「この子の魔力量は現在も増え続けてる

このままいったら体が魔力量に耐えきれなくなって

弾け飛びそのあと行き場を失った魔力が

この子の体を修復し

まだ弾け飛ぶ、死ぬまでね

そのまま、どんどん壊れていって

最終的に化け物になっちゃうわよ

もってあと1年てとこかしら」


ばけもの?ブレイクは意味がよくわからない様子で


ヴィクトリアは一体どうすればと思考を巡らせる


「でもね化け物なら化け物なりの解決法があるのよ

それは、私達みたいな精霊と契約する事

普通の人間の魔力じゃ嫌だけど

この子ならいいわ」


けいやく、って何?とブレイクが精霊に聞くと


とっても素敵なことよ、と精霊は答え


ブレイクが精霊が契約を結ぶ為に


精霊と向かい合い座った


真似してねと精霊に言われ


「「今ここに魂の契約を

切っても切れぬ繋がりを

()()()()()()()()()()()」」


そこまで言ったところで


ヴィクトリアはギョッとした


契約において、命尽きるまで


その言葉は最上位の契約を結んだ事になる


しかも、精霊に寿命はないし死ぬ事は無い


だが人間であるブレイクが死んだ場合


精霊も一緒に死ぬというより消滅する


圧倒的にブレイクに有利な契約を結んだ


「これでお終い、難しい事なかったでしょ?

...にしても凄いわね人間なのに

時の魔力を持ってる凄く珍しい事よ」


そうなんだ、とブレイクは返事をした


それより、と精霊がブレイクの顔を両手で挟む


「私に名前を付けて」


水の精霊は契約した事で


ブレイクの魔力を吸収し


水と時の大精霊へと進化した


先程までとは違い人と見紛うほどに変化した


名前かぁ、とブレイクが考え始め


ヴィクトリアが湖に咲いていた


蓮の花を見て


「アレは蓮の花か

蓮の花に因んで

“スイレン”はどうだ?」


それ良いいですね、とブレイクが精霊に名付けをし


精霊はスイレンと言う名前に決まった


「そう...スイレンね

よろしくね、御主人様マスター


名付けをした途端に


ブレイクとスイレンの魔力パイプが


更に太くなった様で


水色の髪と瞳に人の肌


白い羽衣と水色の羽織を纏った


スイレンとの契約を終え


ブレイク達は野営地へと戻る

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