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ラブスレイヤー  作者: Raito11
第四章 ラブコメの勘違いは面倒すぎ
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第24話 前編  初めて女の子を家に連れ込んだのは思った通りにはいかなかった ①

「ダーリン、何してるの?家に入らないの?まさか鍵を忘れた?」


いい質問だった。


確かに、自分の家のドアの前で突っ立っているなんて普通ではない。

鍵を忘れたわけではなかった。

僕の右隣で、興味深そうにじっとこちらを見つめている存在が原因だった。


どうやって「女の子を家に連れてきた」なんて両親に説明すればいいのだろう。

正確に言えば「彼女が勝手についてきて、僕には選択肢はなかった」と言うべきか。


ただの友達として紹介したら全部解決するはずなのに…

なのに、まるでクラス全員の前で発表でもするみたいに手に汗がにじんで、胃がきゅっと縮むんだ?


理屈ではない!


息を吸い込んでこれから待ち受けるものが何であれ、ついに腹をくくった。

ゆっくりと腕を伸ばして、ドアノブに手をかけたけど不安を完全に振り払うことはできなかった。

まさに扉を開けようとした瞬間には愛子が先に動いて、玄関へと飛び込んでいった。


「たっだいまー!!」

「愛子!!?お前、何やってるんだ!?」


音が大きくて気づかないことができなかったので、母が様子を見に来た。

状況を説明するだけでも大変なのに、さらに彼女が図々しく入ったことをどう説明すればいいのか?

ただの無作法な子と言うしかない。


「は!愛子ちゃん、久しぶり。」


へっ!?久しぶりってどういうこと!!?


「母さん、どこで知り合ってるの!? 」

「何言ってるの?愛子ちゃんのことよ。あなたの幼なじみでしょ。小学校のときに引っ越したんだ?」


愛子をにらみつけると彼女はまるで何事もなかったかのように振る舞ってさっと目をそらした。


なんとなく事情を把握した。

彼女の腕を軽くつかんで、苦笑した。


「そうだな…何言ってるの、僕は?さあ、愛子チャン、久しぶりに僕の部屋に来て?よく変わったのを見せてあげる。」


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