たこ焼き
ソースから作るたこ焼き。
蒸したこが安い日、たこの顔周り(胴体ではない)がアラ扱いで安く手に入る。計量販売のグラム単価より断然安い。しかも、くちばしのかたい部分は除かれている。扱いが楽でたいへん助かる。
部位としては、たこの中心、足の付け根の真ん中あたりである。だいたい目と、漏斗と呼ばれる「海水を吸い込んで勢いよく噴出」したり「墨を噴出」したりする部位がついている。
たこの中でも口回りはよく動く部分なので筋肉が発達していて、足や胴体よりもちょっとかため。
「たことんび」「からすとんび」と呼ばれる珍味になると、本当に口回りだけになっている気がする。写真のみで珍味の現物は見たことがない。
そんな部位が手に入ったので、たこ焼きを作る。フライパンで。
写真のたこ焼きの端が切れているのは、焼くときの配分を間違えて大きくなりすぎた分を切って、出来上がりが小さかった人に盛ったから。たこが見えてちょうどよいかなと思ったのもある。
そんなわけで、たこ焼き器で焼くよりもたこの量が多いフライパン焼きたこ焼き。写真を撮り損ねた前回、前々回よりもたこが詰め込まれている。キャベツは入れなかったこともあり、見た目のわりにお好み焼き感は減った。
用意した具は青ねぎ20g、天かす20g、紅生姜10g。たぶん紅生姜が多い。たこは260gくらいあった。多いな?
生地は薄力粉200g、粉末和風だしを使う水の量に合わせて、豆乳大さじ2、水600ml、たまご3個。牛乳を加えるレシピを見たので豆乳を入れてみた。予想が正しければ焼き色がうまいことつくはずだ。
豆乳で同じ効果が得られるかはわからないが。
20cmフライパンで焼いていく。生地をたっぷりめに流して焼き始めたところで、半分くらいの領地に具とたこをまんべんなく散らす。というか、たこは敷き詰める形になった。たこが動かなくなったら半分に折りたたんで焼く。
つまり、出来上がりはわりと分厚い半月になる。
……折りたためない。
たこが隠れる厚みがほしいからと、生地を入れすぎたかな。めっちゃフライパンの空いたところへ流出してくる。まとめるのに必死。なんとかまとめて適度に返しながらじっくり焼いていく。
たこ焼きに塗りたくられ、また写真奥にあるたこ焼きソースは、とんかつソース100ml、ウスターソース大さじ3、ケチャップ大さじ3、めんつゆ大さじ1.5、はちみつ大さじ3を煮詰めたもの。はちみつが多かったみたいで甘みが強すぎたから、どろソースを大さじ1/2加えてスパイシーに改造。
実際に作ってみると、お好み焼ソースはケチャップベース、たこ焼きソースはソースベースなんだなという感じ。それまではどう違うのかよくわかっていなかったけれど、謎の納得を得た。
正月に使った糸けずりの鰹節が余っていて、こういうので消費できるのが助かる。おかか和えに使うのは気分的にもったいなくて。もっと盛ればよかったな。




