にぎすの西京漬け
やる気が継続できなくて、何年も購入を見送り続けていた魚がいた。
にぎす。
似鱚(ニギス)という名のこいつは、鱚(シロギス)に似ているからとこの名がついたが、キスではない。ニギス目ニギス科の、あえて近いものを挙げると鮭の仲間。底曳き網漁が盛んな地域で食べられる、深海魚寄りの魚である。
ずっとメヒカリ(アオメエソ)の仲間だと思ってたわ。こちらはヒメ目アオメエソ科の深海魚、全然違った。
深海魚寄りだけあって水分が多く、買ってきたらさっさと処理しとかないと足が速いのだな。干物が多い理由でもある。刺身は水揚げ地でないと食べられないだろうなあ。
フライとか天ぷらにしてもおいしいみたいだけど、不器用さに定評のあるわたしに開く自信はなかった。身がやわらかいんだもの……。
それでもどうにか下処理をして、エピソード34「ワンプレート4」で公開している西京漬けの味噌床に漬ける。
水分も多いけど脂も多い魚である。下処理中に見る内臓脂肪にビビる。
内臓脂肪……。
仲間意識を抱いている場合ではない。
3日は漬けすぎだった模様。だいぶ濃い。
そして、味噌床に出る水分量が半端なかった。味噌の上に浮き出てくる分はペーパーで吸い取っていたけれど、それでも魚を取り出した後の味噌のゆるさから再利用する気になれず。
にぎすは、いくらか使った後の最後に漬けるのがいいかもしれない。
身離れはいいけど骨が多い(我儘
右上の長芋の梅ごまマヨは、インスタから。
https://www.instagram.com/p/DK1Rl25Txt8/
長芋をスライサーで薄切りにするという発想はこれまでなかった。なんかおもしろい。
ワンプレートにし損ねたので、ほうれん草のおかか和えと、ピーマンとちくわの煮物を同じ器に。
なんか彩りがさみしいなあ。でも思い付かなかったんよ……。
また入手できたら、煮魚にしてみたい。噂によると上品な味みたいだから。




