きのこの炊き込みごはん(簡易版)
なんか……夏と秋が皿で同居した。
しかも、ちょう雑盛り。水晶鶏がつるんつるんで逃げるから(言い訳)。
蛋白質過多献立。いや、きのこが野菜枠最後の砦(本気か?
きのこの炊き込みごはん、水晶鶏の梅だれ、ゴーヤーチャンプルー塩味。
きのこの炊き込みごはん。なぜ簡易版か、といえば。きのこを事前に焼かなかったから。
そのまま入れるきのこごはんもおいしいのだけれど、事前に少量の油で、弱い中火でゆっくりじっくり焼いて、水分を飛ばしてから具にすると、おいしさが凝縮されるのだ。めったにやらんが。
きのこはお好みのものをブレンド。米1合につき100g。これ以上入れると、きのこ入れすぎ。摂りすぎもよくないから。写真はしいたけ、えのき、しめじ、舞茸、エリンギ、霜降りひらたけのブレンド。しめじと舞茸とエリンギが1パックになっている食べきりサイズのやつを使うと、種類が増やせる。ちなみに、えのきはほとんどが残った(そりゃそーだ
調味料は、米1合につき酒大さじ1、しょうゆ小さじ2。いつもの炊き込みごはんよりもしょうゆを少なくして、塩昆布をひとつまみ。追い出汁と味付け、具を兼ねて。
洗って吸水させた米、食べやすく裂いたり切ったりしたきのこを乗せ、塩昆布を散らし、調味料と合わせた水をきのこが生なら少な目に、焼いていたら通常通り注ぎ入れて、炊く。
水晶鶏は繊維を切るように薄くそぎ切りにした鶏むね肉に、酒、塩とこしょうをもみ込んでおく。ここまでしといたら冷凍保存も可。使うときに解凍、室温にしてね。
さらに片栗粉をもみ混んで、たっぷり沸かした湯でゆったり茹で、氷水に取り、冷めたらざるにあげて水気を切る。これを冷蔵保存も可能。2~3日くらいならいける。これを冷凍は無理。衣が惨事になるから。
みりん、しょうゆ、水を1:1:1で煮切り(レンジ加熱がおすすめ)、種をとって叩いた梅干しを加えておく。盛り付けた水晶鶏にかけたり、盛り付ける前の水晶鶏に絡めたりする。
家庭菜園製のゴーヤーをいっぱいいただいたので。
しょうゆ味ものばかりだとつまらんな、ということで塩味。というか中華風?
豆腐、豚肉、ゴーヤーを炒めたところに、練りタイプ中華スープの素と鶏ガラスープの素、酒、みりん、味をみて塩と粗挽き黒胡椒という味付けをして、溶き卵を加える。粗挽き黒胡椒はたっぷりめに入れるとおいしい。
ゴーヤー、ごま油と塩昆布でしんなりするまで炒めると、副菜にいい。
こぼれ種から発芽したゴーヤーって、なんかいろいろ遅いんだよね。食べ頃の実になるのが秋。
店頭から減った頃に立派なやつをいただくから、なんだかうれしい。




