フォー・ガー
鶏肉のフォー。
最寄りのスーパーで売っているフォー麺がそんなに安くないこともあり、何となく食べたいなーとは思いつつもスルーしていたら、特定商品を求めに行く店(そして他のものを買いすぎる店でもある)で投げ売りしていたのを見つけて飛び付いた。
この麺、もう売ってない。買い込んできた分で終わる。
カレー屋さんで食べたものとは当然のことながら全然別物だけれど、まあそんなもんよねってなるやつ。
だってわたしパクチー抜くし。
ホンモノ(?)は、スープにパクチーの根も入れて出汁取りするのよね。根は途中で引き上げるけど。そもそもそのへんのお店だと根つきのパクチー売ってなくない? 連載エッセイでよく出てくる激安スーパーでも根はついていたりなかったりするよ。
さて。
とりあえず、麺を茹でる湯を沸かしながら。事前にフォー麺を水やお湯につけといてからさっと茹でるレシピがいっぱい出てきたけれど、パッケージにはそんなこと書いてなかったから記載通りに茹でることにする。
もやしを茹でてざるにあげておく。ほうれん草はおひたしと同じ要領で茹でて水にさらし、切って水気をしぼっておく。
別鍋にスープ用の湯を沸かし、酒、鶏ガラスープの素、ナンプラー、味をみて塩を加え、ひと口大に切った鶏もも肉を入れて煮る。灰汁は引いてね。
好みで白胡椒を少し。
本当はまるごと肉を茹でてから切った方がいいのだろうけれど、ぶっちゃけ「やっとれん」のであとは盛り付けるだけ方式を選択。
器に茹でた麺、スープを盛り、もやしとほうれん草を添える。
ナンプラーと、ライムがないからレモン汁を食卓においておく。レモン汁は食べながらちょっと足らすと味変によい感じ。
ほうれん草はパクチーの代わりだっ!
そして食べ終わってから気づく「あ、ねぎ忘れた……」。
このスープ、そうめんや細うどん(稲庭うどんとか)にも合いそうな感じ。