焼鯖と梅干しの混ぜごはんプレート
スーパーの惣菜コーナーで目に留まった弁当があった。
焼鯖と梅の混ぜごはん弁当……。
惣菜の焼魚、塩焼き風を装って、漬け原材料なんてものが存在するからうっかり食べられない。そもそもこの店の米飯はハラが敗ける。
塩鯖はある。梅干しもある。作ればいいじゃん。
……作ればいいんだよ、作れば。
半ばやけくそで帰る。
そうしてできた、焼鯖と梅干しの混ぜごはん。
塩鯖をフライパンで両面焼いて、骨を取り粗めにほぐす。グリルで焼いても。フライパンで焼いたパリパリ皮がすきだから、皮は残す。口当たりが気になる場合は取り除くとよい。
種をとってちぎった梅干しと、ほぐした鯖をあたたかいごはんに混ぜる。我が家の梅干しは塩分18%のものを使っているから、鯖の塩気も加味して他の調味料は省略。減塩梅干しなら、香りつけにしょうゆやめんつゆを少し足してもいいかもしれない。
写真のごはんは胚芽米でもともと茶色いから何かしら混ざっているように見えるが、なにもしていない。
たぶん、刻んだ大葉を混ぜてもいい。
水晶鶏とミニトマト添え。
水晶鶏は1cm厚さのそぎ切りにした鶏むね肉に塩胡椒と酒をもみ込んでおき、その後片栗粉をもみ混んで茹で、氷水にとって冷まし、水気をきる。ねぎと生姜のみじん切り、さとう、酢、しょうゆ、ごま油を合わせたたれをかける。
鶏さんの下にきゅうりをおいたら、見事に隠れた。
水晶鶏は茹でて冷ました状態で1~2日はもつから、作りおいても便利。




