お好み焼きとチヂミ
お好み焼き
実はこのときのメインは、お好み焼き本体ではなくソースだった。
生地は1枚あたり薄力粉50gで計算し、焼きたい枚数分等倍していく。薄力粉100gに卵1個、山芋や長芋(40~50g)を入れるときはそこに合わせて水分量を調整(100~125ml)、入れる野菜の量でも調整が必要になる。とはいえ、そこまで深く考えなくてもいいかも。
ベーキングパウダーは薄力粉100gに4~5g。
そこに好みの具材を加える。ここではキャベツ、ねき、豚こま。
たこ焼きを作るときに買ったのに入れ忘れた因縁の揚げ玉も突っ込んでおく。
毎回、気がつくと「キャベツを粉でどうにかつないでいる」お好み焼きができる。生地に入れたベーキングパウダーの存在意義が問われる。
いい加減、適切なキャベツの量を用意できるようになりたい。
ここでは薄力粉を使用しているが、お好み焼き粉を使ってまったく問題はない。パッケージ記載のレシピに従えばいいから、そちらのほうが断然簡単。
天ぷら粉が使いきれずに余っていたら、1枚あたり50gで薄力粉と同じように使える。もともと入っているけれど、少しベーキングパウダーを足してもいい。
お好みソースは。
ケチャップ100ml、ウスターソース50ml、とんかつソース50ml、しょうゆ20ml、はちみつ40mlを好みのとろみがつくまで煮詰めたもの。火を止めた直後よりも冷めた後のほうがかたくなるから、気持ち(希望より)ゆるめかな、というところで火を止める。まだゆるかったらまた煮詰めたらいいだけだから。煮詰めすぎは水入れて再加熱になる手間がある。
加熱でたちのぼる酸がツラかった……。でも作らないとすぐ買えるお好みソース食べられないからなあ。
余ること前提の量で作っている。残ったソースはそばめしを作るときに使った。
切らなかったチヂミ
がっつりお昼にしたくって、しっかりお肉も入れてみる。
にら1袋、にんじん下から2/3本、玉ねぎ1/2個、豚こま約200g。
薄力粉120g、片栗粉30g、たまご1個、水150ml、鶏ガラスープの素小さじ3(大さじ1強)。
玉ねぎは薄切り、にんじんは細切り、にらは3~4cm長さに、豚こまは2~3cm幅に切る。
ボウルにたまごを溶きほぐしながら鶏ガラスープの素を混ぜ、水を少しずつ加えてよく混ぜる。粉をふるい入れて混ぜたところに、用意した具を入れてざっくり混ぜる。
フライパンに油を多めに熱して生地を入れ、薄く平たく伸ばして中火で3~4分焼く。縁がこんがりしてきたら裏返し、へらなどで押さえながら焼く。
上記分量で26cmフライパンに2枚分。
たれは、さとう小さじ1~1.5、酢大さじ1、しょうゆ大さじ1。
味変用にコチュジャンやラー油などを添えても。
わたしは甜菜糖を使っていて、これが一部溶けにくいことから、すべての作業の前にたれを合わせておいている。
キャベツのチヂミ
にらがなかったので、余っていたキャベツで。
左右で色が違うのは、単なる焼け具合の差である。
切らなかったチヂミと材料はほぼ同じで、にらをキャベツ200gに置き換えただけ。3~4cm長さの細切りにした。
これ、たれもなにもつけずにそのまま食べると「お好み焼きだ……」と口から出てくる。
たれをつけて食べると、チヂミになる。
2度おいしい(なんか違う




