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設定のあれこれ覚書

あくまでも作者である私の記憶をサポートする為の資料です。

無理をして読まなくても作中に記載されていることばかりですので、なにか分からない事があった時に参考にするもよし、その程度のものですので無理をして目を通す必要はありませんよ。

(注) 物語の進行に合わせて暫時内容を追加(編集)していきます。

    但しあくまでも表層的なものであり、物語の核心部分や謎についての

    記載ネタバレは記載いたしません。


①物語の舞台


【エルブシャフト】と呼ばれる世界。

北極と南極を除けば、ふたつの大陸と広大な海洋に浮かぶ数多の島々で構成されている。

今の地球に例えれば、欧州~アフリカ辺りにある西の大陸を【グラーシア】中南米辺りにある東の大陸を【ベルダン】、その他海洋諸国家の連合体を【連合】と呼称している。

尚、【連合】に所属していない島嶼(とうしょ)国家も多数存在する。


また、【グラーシア】と【ベルダン】の間の大洋(現世地球でいうところの『大西洋』)には、海底隆起によって出来た高さ二百メートルにも及ぶ断崖絶壁が存在し、『大瀑布』『嘆きの壁』と呼ばれ二つの大陸を分断している。

現存する船舶で探査できる範囲には限りがあり、その長さは定かになってはいないが、およそ両極地に及ぶと推察されており、【グラーシア】と【ベルダン】の間には直接の交流手段は存在しない。


②世界の成り立ち


※地球の歴史に当てはめるならば、人々の生活や文化産業形態は17世紀頃と同程度の水準だと考えて良い。

ただし『魔法』という神の御業が存在し、それらが様々な形で社会生活へ恩恵を(もたら)しており、地球世界とは似ても似つかぬ進化を遂げている。


※様々な形態の国家が(ひし)めき合っているが、唯一東の大陸である【ベルダン】のみが、長い戦乱を制した大帝国によって統一されている。


※世界を構成するのは【人間】のみであり、魔族やエルフなどの超常者は存在しない。ただし、俗に言う神獣と呼ばれる生物は実在しており、現代でも物語に登場する【竜種】【神獣種】【大型海洋獣】は確認されている。

 

※なお、人間種以外にも人型の亜人は存在するが、言語などによる意思疎通は不可能で害獣と認識されている。


③魔法という概念について


※魔法士・魔導士と呼ばれる者達は、その大半が【神聖ヴィエーラ教国】に所属しており、教団による厳正な管理下に置かれている。

ただし、何処の世界にも【はみ出し者(アウトサイダー)】は存在するもので、教団に属さない魔導士も、ごく少数ながら確認されている。


※魔法技能は先天的素養を持つ者のみが発現できる能力であり、修行や何かしらの切っ掛けで開花するものではない。

それ故に魔法士は【選ばれし者】と呼ばれ、その圧倒的な力により『神の代行者』としての地位を不動のものにしている。


※魔法の種類については、いわゆる属性魔法と召喚魔法が主であるが、様々な魔道具を生み出して社会生活に貢献している【魔工錬金術】なる分野も確立している。

この魔道具による膨大な収入と何ものにも代えがたい利便性、そして圧倒的な魔導士の戦闘力が、【神聖ヴィエーラ教国】の地位を盤石のものにしている。


④人類の生活様式や社会インフラについて


※通貨は各国家や地域により様々な呼び名で流通しているが、基本的には【金貨】【銀貨】【銅貨】【鐚銭(びたせん)(悪銭)】に分類され、それぞれの貨幣価値は、【商業ギルド】によって決められたレートにより取引される。

例外として、【神聖ヴィエーラ教国】が認めている【聖金貨】のみが世界中のどの地域や国家でも同一価値で通用するが、【聖金貨】一枚は一般の金貨千枚に相当し、通常の市場に出回る事は皆無だと言っても過言ではない。


※社会インフラや人々の生活様式は、地球の歴史での16~17世紀のものと大差ないが、様々な魔法器具の普及により利便性は大きく向上している。

ただし、過度の魔法依存という感は否めず、科学分野での探求や発明は軽んじられて未発達なのが現状だ。


※言語は各地域に様々なものがあるが、そのどれもが現代地球の各言語をベースにしていると思われるものであり、公用語は(もっぱ)ら【英語ベース】の言語である。


※距離や長さ、重さなどの各単位は、現代地球世界と同じものが使用されている。


⑤物語に登場する主要な国家の概要


【海洋諸国家連合・オケアヌス】


ⓐ エレンシア王国(主人公らが属する国)

 王都があるミュートス島は、現代の日本国の四国と同程度の広さを持つ。

 その他にも周辺に点在する多数の無人島から成る。

 総人口は二十万人強。王都の名はバラディース。

 島の中央を南北に走る霊峰バレンティーアによって東西に分断されている。

 東部が主たる生活圏で、産業は漁業と牧羊のみ。

 土地は痩せており、農業は盛んではない。

 商業港は王都近郊のアザールと、北端部のリオンのみ。


ⓑ アスティア皇国(海洋諸国家連合盟主国)


【ベルダン・東大陸】


ⓐ ハイデルランド帝国(東大陸の統一国家)


【グラーシア・西大陸】(大小五十以上の国家が(ひし)めき合っている)


ⓐ 神聖ヴィエーラ教国(ヴィエーラ教団本国)


ⓑ 経済産業複合体・クレアシオン(ギルド機構の集合体、通称【同盟】)


Ⓒポルトベルグ共和国(首都リーベラ)

 総人口 百五十万人。 

 大陸南部に在る民主主義国家。

 フィン率いるクロノス商会の本店がある。







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― 新着の感想 ―
メチャ作り込んでますね(;'∀') これまたどっかで見た事ありような内容な単語も。 ミュートス島。 某9人組サイボーグが地下世界に行く前に戦った島かな(違
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