第79話 そして、世界は震撼する
今回のお話はあくまで小説の世界のフィクションです。冷静にお願いします
『以上が私が主である透様及び関係者に開示出来る情報です。そして・・・』
『透様が懸念された事項は必ず起きると断言しておきます。同時にそれを解決する手段はあると申しておきます。これに関しては私からではなく透様の判断にお任せしたく思います』
実は巴御前と出会ったあの日、自分は懸念していた事をずっと秘めていた。それを秋口に佐々木さんと相談し、各国に通達したそれは現実となった。高校卒業間近の冬の日に・・・皮肉にも本来なら祝いの日であるクリスマス・イヴという日に・・・
【12月24日 日本 探索者協会】
「佐々木会長、急報です!」
「君がノックもせずにと言う事は緊急事態かね?」
「東京新宿のダンジョンでモンスターが大量発生しました!トオル君が懸念していた反応と同じレベルです!」
「なんだと?!」
「低階層は避難出来ましたが、中層に多くの探索者が残されています!」
「くそ!トオル君の忠告が各国に通達された後に期間があったのは幸いと見るべきか否か・・・自衛隊及び高位探索者の選定急げ!表に車を回してくれ!それと彼等にも連絡を!」
「はい、お気をつけて!」
【同時刻 アメリカ ホワイトハウス会議室】
「大統領、ダンジョン監視チームから急報です!ケースTがデトロイドダンジョン起きています!」
「急ぎ対策本部を立ち上げろ!この日の為のチームは待機しているな!」
「はっ!すぐに通達いたします!」
「神の恩寵とやらはありがたいが、ここまでの試練とはな。報道の方にもチェックを入れておけ!しょうもない憶測などを行うようなら電波停止も即時に行え!」
「はっ!」
【同時刻 イギリス 英国官邸会議室】
「大変です、首相!ダンジョンで高エネルギー反応!ケースTの発動です!」
「来たか!対神話部隊は用意出来たか!」
「はっ!ギリギリではありましたがダンジョン数を考えると分散出来る程度には!装備の方も日本からの支援もあり、装備面は心配ないと思われます」
「よし、各部隊に通達!とにかく解決まで保たせろ。それと、例の現象がいつ起きてもおかしくない。船の退避も急がせろ!各議員は各州の避難を優先事項にしろ!」
【同時刻 ロシア 首相官邸執務室】
「首相、エマージェンシーコール1!ダンジョンから高エネルギー反応です!幸いなのは複数からではありません!」
「この時を以て大統領令であらゆる派閥に争いを禁じ、この日の為に鍛えた部隊を派遣する。邪魔する者は国家反逆・・・いや、国際反逆罪として牢に何重も拘束してぶち込め!後、国境はどの方角も完全封鎖を開始しろ、鎖国?上等だと怒鳴り返せ!それと、例の海域の観測は怠るな!いつ来てもおかしくはないぞ!」
「イエス!サー!」
「起きた時はとにかく時間を稼げか。今回ばかりは信用させてもらうぞ、日本」
【同時刻 中国 官邸会議室】
「会議中失礼いたします!ケースTが発動を確認しました!」
「確かか?!」
「はっ!これまでにないエネルギー値を調査中の伝承系ダンジョンで確認しております!」
「現時刻を以て、会議を全て閉会し、ダンジョン対策本部を設置する!ダンジョンからは未成年と低ランクは退避命令!聞かなければ強制退避も許可する!足2本を粉砕してでも連れ出せ!死ぬよりはマシだと理解するだろうさ!見せしめでも構わん!」
「はっ!」
「対策部隊は国内で最もエネルギー値が高い所に派遣しろ!他は対策武器が無くてもモンスターを駆除する事に専念させろ!」
「すぐに通達します!」
「それと国境警備隊に通達!事態どうあれ、どの国境も事態解決までは完全封鎖させろ。商売人や難民が来ようが絶対に入れさせるな」
「はっ!」
【インド 官邸会議室】
「会議中失礼いたします!ケースTの発動を確認致しました!」
「会議を全て中断!この日の為に鍛えた部隊を観測されたエネルギーが高いダンジョンに派遣!それと、日本からの通告通りに宝物殿を開き、例の物を事前決めた場所に配置しなさい!軍は其方に精鋭を派遣!」
「はっ!」
「た、大変です!彼からの警告を無視した北朝鮮と韓国が!」
「落ち着いて、こちらに来て水を飲んでから通達してくれたまえ。もう何が起きたかは分かるが・・・」
「はっ!壊滅状態であります!いかがなさいますか?」
「即時の国境封鎖を行え!それと海域への警戒を怠るな、駆け足!」
【北朝鮮・韓国】
(共に通信途絶)
【同時刻 フランス 官邸】
「お休み中失礼いたします!緊急事態です、ケースTの発動確認致しました!」
「よりによってイヴの日とは皮肉だな。対策部隊の鍛錬はどうなっている?」
「彼の者の報告が上がったのが9月後半。半信半疑でしたが2か月半近くは時間は取れたのが幸いでした。余程の事が起きなければいけるかと」
「・・・・・・仮称伝承武器防具は如何程集まった?」
「1小隊に行き渡る程度ですな」
「2か月以上使ってもそれだけか。いや、それだけ集まっただけでもマシか。よし、鑑定持ちを宝物庫に集めろ。同時に高ランク探索者も集めろ。それと国内のダンジョンは一部を除いて閉鎖だ、急げ!」
「はっ!」
【同時刻 オーストラリア 官邸】
「会議中失礼いたします!ケースT発動を確認!」
「場所は?!」
「エアーズロック地帯に現れたダンジョンです!これまでにないエネルギー値とモンスターが活性化しております!」
「議会途中だが即時閉会!対策部隊の練度はどうか!」
「エアーズロックダンジョンに対応するだけならばなんとか、他は・・・」
「他は高ランクを雇う事でダンジョンを監視と封鎖に持ち込む。それと、観測された場合に監視する北はどうか?」
「緊急事態として即時雇用の後で雇用などについての契約書などを管轄に作らせます。北はわずかなブレるような反応があったと」
「北の方面の港町の船の引き上げ急がせろ、必要なら低ランク探索者に仕事を与える形でな。おそらくは浮上まで時間が無い、急げ!」
「はっ!」
その日、世界が騒ぎ出した。そして、同時に世界は震撼する。それは事態の解決の時を以て・・・・・・
ダンジョンと言う存在が世界を変革し始める序章と言うお話
後、あくまで本小説はフィクションです。理解ある方多いと思うけど、一応ね




