閑話 ???にて
「我等が主は非常に慎重でいらっしゃる」
「良い事だ。良い事ではあるが、もう間もなく起こるアレの対処は巴御前だけで大丈夫なのか?」
「勿論、イレギュラーが起こるかもしれん。が、逆に言えば、それがどうにもならなければこれからには通用せん」
「スパルタだねえ」
「全くである。余が接触する前に主に死なれてはなんとする?」
「私とて心配なのは同じ。御前と主様の御力、そして・・・」
「これからも主と共にする者達の実力を図る良い機会だ。そも、これはまだ序曲ぞ」
「本当に我等が主は災難であるな!そこを余が助ける訳であるが!」
「まずは第一の試練。その結果次第では上を殴ってでも顕現する権利を頂けば良い」
「姐さん、実は地味に怒ってません?」
「そりゃ、お主、苛烈な御方だったが慈愛の方でもあるぞ?青筋出てるし・・・」
「こちらの占いでも大丈夫だと出ている。どうやら、密かに上も贈り物をしていたようだ。大丈夫、上手く行くよ」
「歯がゆい事だ。だが、それも彼等の試練であり、我々の試練でもある。其の方も落ち着くがよい」
「落ち着いてはいる。だが、果たしてどうなるかもわからぬ試練は趣味では無い事も確かだ」
「それに関しては同感だ」
「だが、主の道もちょうど良い道を歩いておられる。為れば、我等は待ち続けるだけで良い」
「然り」
「とりあえず、次は姐さんに譲るで」
『 賛 成 』
「うがぁああああああああああああああああ!!!」
『 ニ ゲ ロ ー !』
とある場所は今日も平和ですと言う閑話。そして、フラグの仕込み




