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政治経済エッセイ

「増税メガネ」から「増税レーシック」へ岸田首相の「思考回路」を考察

作者: 中将

筆者:

 今回はご覧いただきありがとうございます。



質問者:

 今回は週刊誌の報道ではありますが「増税メガネ」を気にして「レーシックでもすればいいのか?」と首相がおっしゃったことが話題になっていますね。


 「増税メガネ」に対するアンサーが「レーシック」って何でこんなにもズレているのでしょうか?



筆者:

 正直言ってこれを読んだときは笑い転げましたね。

 「増税メガネ」とあだ名をつけた方々は「国民がこんなに生活に苦しんでいるのに増税するんじゃねぇよ! 減税しろよ! このメガネ!」

 ということだと思いますね。


 だからネットの次の声が「増税レーシック」になったのだと思います。


 現在実質賃金が16カ月連続下落、生活保護申請前年比6カ月連続増加など最悪のデータばかりが並んでいますからね。


 ただ、今回はちょっと経済政策の話は僕の過去のエッセイを見ていただくとして、

どうして岸田首相が“メガネ”に反応したのかをまず考察していこうと思います。



質問者:

 ちょっと意味が分からないですね……。



筆者:

 全て僕の推測で申し訳ないのですが、子供時代のあだ名が「〇〇メガネ」若しくは「メガネ」だったんじゃないかと思うんですよ。

 岸田首相は開成高校から早稲田大学というご立派な経歴なので、「ガリベンメガネ」とかそういう感じだったんじゃないかと思います。

 

 それを当時相当不快に思われていて思わず反応してしまったのではないかと思います。



質問者:

 他に何か説はありますか?



筆者:

 可能性があるとするなら確率は低い気がしますが「増税」が悪いとわかっていながら敢えて頓智(とんち)が利いた答えをした場合でしょうね。

 絶対に増税を撤回しないぞという鋼の意思があるとも取れます。


「君たち国民の声は聞いてやったぞ。レーシックにすればいいんだな?」

 と言ってメガネが無くなったら本当に笑えますけどね。


 かといって「増税野郎」とかだとまた誰のことかよくわからなくなるので、馬耳東風で聞き流されるだけでしょうけどね。



質問者:

 それにしても、不祥事が起きたりして毎回世論調査など低空飛行が続いていますけど、岸田首相ってなんだか「余裕そうな雰囲気」が出ているような気がするのはどうしてでしょうか?



筆者:

 岸田首相は確かに「不敵な笑み」を浮かべているシーンが多いような気がしますよね。


 これまでの岸田首相の行動からして“アメリカの言いなり”という一面がLGBT法案を無理やり通したり韓国との外交改善などから見て取れます。

 つまりアメリカの後ろ盾があれば国民の声など“適当に聞き流せばいい”ということなのです。



質問者:

 どこの国の首相か本当にわかりませんね……。



筆者:

「増税メガネ」や「増税レーシック」などでご不愉快かもしれませんが、

そのような“蔑称”を付けられたく無ければ、皆が尊敬するような総理大臣になって欲しいですね。


 まぁ、お金を外国に配って見かけ上の尊敬を集めているからそれで自己承認欲求を満たしているのかもしれませんけどね。


 岸田首相の「特技」だと僕が思えるのは「見せかけだけのお題目」が素晴らしいところです。


 例えば、「新しい資本主義」、「分厚い中間層の形成」、「異次元の少子化対策」、「緊急的に防衛力を抜本的に強化」

 など凄そうに見えるキャッチフレーズです。



質問者:

 確かに凄そうに見えますけど実際には何も解決する糸口すらなさそうですけど……。



筆者:

 お題目を無事実現出来たら確かにいいのですが、実情は中抜きして議員にキャッシュバックしているだけですから効果は無いですよ。

 何を言っているかより『何をやったか』が大事です。

 

 新しい資本主義 ⇒ 上級国民の資産倍増(非課税の拡大など)

 分厚い中間層 ⇒ 上級国民以外全員下層へ(社会保障費増額、各種増税)

 異次元の少子化対策 ⇒ これまでの上積み。ブライダル産業へお金を渡す

 抜本的防衛力強化 ⇒ 型落ちアメリカミサイルの購入


これじゃお話になりません。


 日本国民に求められるのは次の選挙前に絶対に出される“素晴らしいお題目”に騙されないことです。


 どんなに素晴らしいお題目でも過去の実績から言っては自民党の利益者集団へのお金の中抜き・横流しで、特に働いている一般国民へはお金は行き渡りません。

 実際に今話題に上がっている“減税”は法人に対する給付のみで国民の懐は直接は潤わないのです。



質問者:

 相変わらず手厳しいですけど、それが日本の総理大臣としての責務ですよね……。



筆者:

 岸田首相は日本国民を“騙す”能力は本当に長けているので冷静にこれまでの実績を判断して選挙に投票してほしいと切に願いますね。


 特に怖いのは“外交”での利用です。

 今個人的に一番警戒すべきことは“拉致被害者の帰還”です。


 23年9月29日には今年春に2回、朝鮮労働党関係者と接触したと複数のメディアで報道がありました。

 確かに拉致被害者の悲劇は一刻も早く解決しなくてはいけませんし、還ってくることができたらとても同じ国民として嬉しいですが、2002年以来1人も還ってくることができないのはどう見ても自民党の失政です。


 僕の感覚ではそれが起きてもプラスではなくマイナスがゼロになるだけですが、一般国民の方々だと“フィーバー”になる可能性はあると思っています。


 ズバリ拉致被害者奪還が起きると断言することはできませんが、選挙前に“何か大きなことをする”ことが無い限り支持率浮上と解散総選挙はないと思うので、そういったことが起きた際にも冷静な判断ができるように国民は構えておきたいですね。



質問者:

 確かに、ちょっと皆さん短期的なものの見方しかできていない気がします。

 生活に余裕が無いのも分かりますけどね……。



筆者:

 衆議院選挙は政権選択選挙ですから特に注意したいところですね。

 

 ということで、ここまでご覧いただきありがとうございました。


 今後もこうした政治経済国際情勢について個人的な分析を行っておりますので是非ともご覧ください。

 今行うべき経済対策については、

 「物価高対策には減税1択! 補助金中抜きを許すな!」

 https://ncode.syosetu.com/n7716ik/

 をご覧ください。


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[気になる点] 結局のところ、行きつく政策は「増税」しか無いのだから、このメガネに対する考察という行為は限りなく無駄に思えてしまう。
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