#3_general passage_γ
時刻は午後四時半。
放課後であり、比較的遅めの時間だがまだまだ夏も続いている為、陽はとても明るく、そして暑く地上を灼く光。
それだと言うのに、現在自分達が乗っている車両はなぜだが天井は無く、陽を存分に受け止めることのできる状態にある。
枕木さんがどこからかパクってきたゴツい四輪駆動のオフロードカー。そんな彼女は免許なんて持ってるはずもなく。
10年ほど整備がされてない穴ぼこだらけの道と呼べない道をとんでもなく左右に揺れながら無免許が運転する。
「ぐえ…あっつい…」
勿論、体力なんて全く持ってない彩奈は呆気なくダウン。それでも今ばかりは保健室には行く事はできないのだが。
四日「にしても以外だったスよ~。まさか霧さんまでついてくるなんて。いやー真面目さんスから即座に蒼井先生にチクると思ってましたよ。」
霧「いやねぇ四日ちゃん。あたしだってそんなに真面目じゃないのよ?イタズラしたい好奇心なんて無いわけないのよ。それに、いざとなれば彩奈ちゃんの保護者やってました!って言い訳もできるしね?」
彩奈「…もしかして、私達なにかいけないことしてる感じですか…?」
街の外に出る瞬間まで、2人は誰にも見つからないようにと慎重に行動していた。
今まで暑さにやられていたのでそこまで考える事は出来なかったが…
霧「ああ、またまた彩奈ちゃんに言いそびれてた、てへ。街の外には機械兵達がうじゃうじゃいるのは知ってるでしょ?だから当たり前だけど、一般人は特例の許可が降りない限りは外に出ちゃ行けないの。」
四日「自分はしょっちゅう出てるッスけどね()」
…
辺りの景色というと、どこも倒壊した建物ばかり。
人が作ったのは一目で分かるが、同時に人が住んでいたという事実が一目では分からない。
初めて見た時はあまりの凄惨さに吐いてしまったような気もするが、
慣れているわけでもないのに今では何も感じなくなってしまったようだ。
空気が澱んでいる。
とにかくサビ臭い。
こんな一帯に家を建て住もうものなら、率先して反対運動のデモ活動でも起こしてやろうかと思うくらいの最悪な雰囲気の場所だ。
それの周りにある残骸どもが家の構成物である事も確認できないほど荒れ果てている
こうして改めて見ると街の外の景色のほとんどがグレー系統で構成されたモノクロな世界である事が分かる。
…?
その建物の外装には辛うじて読める程の文字が刻んであった。
建物名なのであるから大事な顔であるため、おそらくそれなりに頑丈に作っていたのだのう。そこだけ不自然に綺麗だ。
「物流、貨物センター…?」
「そう、ここは昔使われてた貨物センター。A○azonの倉庫って言ったら分かるかな?とにかく色んなブツがあってね」
「ようするに倉庫内のブツを盗み出すって事っす。いやいや、大丈夫すよ。まだ人が手をつけてないエリアなんで今なら無法、なんでもやっちゃっていいんすよぐへへ。」
予想通り、というか予想するまでもないだろうが
やはり建物内の空気は最悪ってどころじゃない。
サビだったり、オイルだったりガスだったり。まるで50年くらい放置された廃工場の中にでもいる気分だ。
おまけにこっちは車酔いと暑さによる熱中症直前とまで来た。今すぐにでも帰りたい気分だ。
「…あの霧ちゃん、さっきから出してるそれって…?」
今更だが霧ちゃんは建物に入る前所辺りから手から小さな「炎」を出していた。
バスケットボールを指で回すような感覚で指の先端が常に燃えていたのだ。
「センサーだよ。小さな火の玉を一定の強さで出し続ける事で、微弱な空気の流れが分かる。火の感覚は私の感覚。もし私達の周りで何かいたらすぐに察知できるって算段だよ。」
なるほど。それは頼もしい。
でも…熱くないのかな、それ
お久しぶりです川風です
なんでこんなに日空いちゃったのかなーって思う今日この頃。
大して内容も進んでおりません。
8月に終わらせるとかほざいてたのが恥ずかしい()
肝心な理由はというと、
ここに来て話の作り方を覚えたからなのです…()
そして私はこう思いました
「こーれ全部作り直さなきゃダメだな」
と
そうです再びリメイクしようとする案が出てきました、が
とりあえずこの3章はどうにか終わらせて、
その後こちらでは続きそのまま書く。
別の小説サイト様にてリメイク(正史)版を書く
なんて事を考えております
こんな私と作品ですが、いつも通り生暖かい目で見てくれるとありがたいです…
ではでは




