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リメイク・パンドラワールド  作者: 川風 五日
#2 入学編Ⅱ over clocker
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#2_over clocker_ι

「じゃあそろそろ準備出来たし、行こうか彩奈ちゃん」


「あ、はい、…ってあれ、この制服のままで良いんですか?」

自分は所持品も特に無かった為、別に支度などする必要も無かった。だがこれから任務に行くというのに制服(この)ままで良いのかと言う事に気づいた。


「あー、制服(それ)の説明してなかったね。これには特殊な金属が中に入ってるんだけど…あれなんだっけ…ミ…ミシ…」


(海里)「ミクラネルですのよ」


「あーそうそうそれ!ミクラネル!ありがとうね海里ちゃん。やっぱり海里ちゃんは博識だねぇ」


(麗奈)「それ一般常識に近い物のハズだけど…」


「あはは…で、その金属にはね、機械兵の攻撃を軽減してくれる性質があるんだよ。ちょっとした斬撃とかにはもちろん、少しのビームとかなら弾いて防いでくれるの!」


確かに、金属が入っていると言われたらそう感じる。

初めて手にした時から、何かただの布じゃないような…例えるならアルミホイルを持っているかのような感覚。

パリパリと音がする訳でもないが、見た目以上に軽い。

こんな代物を作った人とか、余程凄い人なのであろう。





オレンジ色やクリーム色と言った暖色で塗装され、既に自分も街中で数回見ていて…

今回任務地点へと足を運ぶ為の乗物


…市民バスだ


(霧)「分かるよその気持ち…、なんかここに回すお金はあまり無いらしくてね…」


特に何も声に出さなかったのだが、表情なみで霧ちゃんは察してくれた。

今から大事な任務に行くんだよな?なんか「工作員(スパイ)の極秘潜入ミッション!!」みたいな、いやそんなものある訳無いが仮にもそれなら、

黒いワゴン的な?ハ〇エースとか?そんなに目立たない必要も無いかもしれないが、専用の乗物くらいあってもいいだろう。


一言で言うなら「ダサい」。というか実用されている物をそのままパクってきたのか、〇〇公園~✕✕駅とご丁寧に書いているではないか!()



まあ、しょうが無い事なのであろう。お金が無いとか言っていたが、おそらく研究や例の開発などに当てているのであろう。

あの視聴覚室がある研究・実習棟の外装内装共に、近未来的、改築されたばかりのような綺麗な床や壁。明らかにここだけ特に力が入っているのだ。

理由は言うまでも無いだろう。




とりあえずバス内に乗り込んだが、やはりただの市民バスである。

一般車とは違うエンジンの大きい振動、「目的地は✕✕駅です」…ってそのまま流れとるやないかい。

やっぱりバス運営会社の車庫にあった物をただ持ってきたのであろう。


ただし、運転手は蒼井先生である。……これ以上考えても仕方ないだろう。



「よーし!じゃあいつものバスレクの時間だよーっ!今日は彩奈ちゃんの入学祝いって事で、逆に皆から自己紹介しようか!」

いきなり隣で大声を出されるものだから流石に驚いた。

「ほらほら彩奈ちゃん、今日の主役なんだから。堅苦しいことの前にはこうして緊張を解さないとね!出席番号でいいかな?じゃあ哲矢君からレッツGO!」


元気すぎるにも程ある、という物であった。もちろん霧ちゃんだけでなく、他全員もハイテンション。

緊張解すにしてもここまでやるのかと思う所ではあるが、今はこれに乗っかって行こう。皆と仲良くなるために。


「何言えばイイんかな~、まあとりあえず1番、快爽(かいそう)哲矢(てつや)!皆からは苗字入れ替えて爽快君とか呼ばれてる。このA組メカニックやってるから困って事は言ってくれや。」


メカニックとは枕木さんと同類。つまり技術開発部に所属している生徒の事である。主に武器の改造や手入れ、職人にあたるような人達の事だ。


「2番、影泉(かげいずみ)(りん)。女みたいな名前だけどちゃんと男だから。哲矢と同じように一応メカニックやってる。…まあ、よろしく。」


(霧)「凛君照れ屋さんだね~ほらもっと元気だして!」

バス内の空気はヒートアップ。これにはガラス窓の反射で見える運転席の先生の顔もにっこり。


「改めてましてこんにちは。私は3番、数糸(かずいと)海里(かいり)。生徒会所属で、第二小隊隊長ちょっとした水を操る能力を持ってますの。」

そう言いながら持っている水筒を逆さまにし、少しすると水が水筒の形のまま、中に浮かされてていた。

「これからどうぞ、よろしくお願いします。」

…今回はセーフだった。



「4番。神永(かみなが)凪斗(なぎと)。A組学級委員長で第一小隊隊長。A組の事なら俺に聞いてくれ。改めて歓迎するよ、よろしく。」

学級委員長の為か、わざわざ走行中の車内だと言うのに、礼儀正しく握手をしに来てくれた。

しっかりとした力強い手からは、恐らくだが戦闘の実力者みたいな何かを感じさせられた。



「5番、斬林(きりばやし)照未(てるみ)だよー☆よろしくぅー☆特技はねこの爆弾でね…」


「おい馬鹿、ここで出すな!」

どこから出してきたのか、彼女の手には今にもやらかしそうな導火線と火薬玉が。

すぐに隣に座っていた彼が止めてくれたが、なんというかちょっと危なそうな人だ。



「もう、こいつはいつも何してるんだか…て事で俺は迅波(じんば)(あきら)。なんあるかな…そうだ運動が得意だぜ。100m走は5秒だし、腕立てを1秒に2回できる特技もあるぜ。じゃ、よろしくな。」


怪しい気もするが周りの反応的に事実なのであろう。いくらなんでも凄すぎる。自分には絶対到底成し遂げられない偉業だ。




こんばんは、川風です。


ちょっとスタイル変えようとしてまして、投稿間隔長くなるなら短くても出しちまえ理論をやろうとしてます。


実際今回のように2000文字程度ならその日の集中力は全然持つし、3日で投稿できるだのいい事ばかりなので、これからはこんな感じで行きたいです。


今更なのですが読む側の気持ちを考えると、内容進んでないのに結構早い感覚で長めの後書きを毎回読まさせられる。

という事に気づいてしまったので、今度からはある程度区切りが着いたらとかにしておきます。


とか言ってたら長くなってしまうのでこれでさよならです。


また近いうちに会いましょう。


ではでは


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