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そらのそこのくにせかいのおわり(改変版)5.1 < chapter.2 >

 同じフロアのすぐ隣の部屋は、副隊長、セレンゲティ・グレナシンの執務室である。本来『副隊長室』というものは存在しないのだが、このフロアには空き部屋が多く、用途外使用されている部屋も多い。ここもその一つで、実際には執務室ではなく、表向きには存在しない書類を放り込んでおくための、書庫のような使い方をされている。

 そんな秘密の部屋の番人に、隊長以下五人が、雁首揃えて馬鹿な質問をしに来たのだ。グレナシンの対応は非常に冷ややかだった。

「は? ハンドソープの詰め替え方? アンタたち、頭大丈夫?」

 この問いに真顔で言葉を返すのは、大麻系魔法薬常習者の特務部隊長である。

「脳機能に問題はない。が、情緒面で多少の問題が発生中だ。現状、誰の交換法が最適解かジャッジできない。モヤモヤした気持ちのままでは、業務に差し障りがあるだろう?」

「ジャンキーが真面目な顔で何言ってんのよ。んなモン、半分くらいの重さになったらジャンジャン注ぎ足しちゃえばいいだけの話でしょ?」

「なにっ!? 半分!?」

「マジッスか副隊長!」

「使い切らずに、ですか……?」

「新党乱立しまくりかよ!」

「詰め替え用は、封を開けたらそのままですか!? それとも、密閉容器にあけ変えますか!?」

「え? そのまま用具入れの棚に置いてるけど……?」

 その答えを聞いた瞬間、ポールはサッカーの審判用ホイッスルを吹いた。

「副隊長にイエローカード!」

「は? ちょ、何!? アタシ、なんか変なコト言った??」

「詰め替えパックのパウチを切ったら、すぐに詰め替えること! もしも一度に詰め替えきれなければ、別の密閉容器にあけ変え、冷暗所に保管を! 封を開けたまま湿度の高い用具入れに放置するなんて、言語道断です! 雑菌が混入します!」

「な、なに!? なんなの!? 待って! え? これ、そういう話!? 好みの問題とかじゃなくて、ガチな最適解探しなの!?」

「はい。我が特務部隊の衛生管理に関する、非常に重大な懸案事項です」

「え、えぇ~……嘘ぉ~ん? そんなに重大ぃ~……?」

「副隊長? それ以上言うと、二枚目のイエロー出しますよ?」

「あ、はい。スミマセン……」

 オカマ言葉の副隊長を黙らせた無敵の隊長補佐は、ベイカーに進言する。

「この際です。先輩方にも、どのような運用をしているか、参考意見を伺いましょう!」

「あー……先輩方とは……?」

「もちろん、お忙しくないほうです。極秘ミッションが無い日は、ひたすら旧本部待機でしょう?」

「本気か? 本気なのか、ポール……?」

「はい。では、行ってまいります!」

「あ、ああ……気を付けて……」

「って、おい、ポール!? なんで俺の手掴んでるんだっつーの!」

「だって、言い出しっぺはロドニー先輩でしょう?」

「い、いや、あの、そうだけど……そうだけどよぉっ!」

 助けを求めて視線を彷徨わせるが、狭い室内であるにもかかわらず、なぜか誰とも目が合わない。

 特務部隊が誇るパワーアタッカー、人狼族のロドニー・ハドソンは、身長百三十五センチの小さな隊長補佐に手を引かれ、旧本部へと強制連行された。




 騎士団本部の敷地のほぼ中央に、旧本部と呼ばれる建物がある。この建物は五百五十年前、竜族との戦争に勝利した初代騎士団が建造した。武骨な石造りの建物は、『館』や『庁舎』と言うより、『城塞』と呼んだほうがしっくりくる、どっしりとした建造物である。歴史的、建築史的な価値が高く、これまでに数えきれないほど多くの改修工事を経て今日に至る。

 だが旧本部は、石造りの堅牢な城砦であるがゆえに、ここ数年で急速に進んだハイテク化の波に対応できなかった。

 電気配線を通す壁裏、天井裏は存在せず、最新空調システムを導入するためのダクトスペースも無い。トイレを最新式に改修しようにも、水道管は赤錆だらけのオンボロ配管。上水道は水圧不足だし、下水道はしょっちゅう詰まって大惨事を招いている。小さな窓は圧迫感と閉塞感を与え、夏は風通しが悪いのに、なぜか冬は隙間風がビュウビュウと吹き込む。

 由緒と歴史、見た目の格好良さはいくらでもあるのに、居住性と利便性は皆無。こんな建物に本部機能を残しておいたのでは、文書のデジタル管理はできない。やむなく騎士団は、本部機能を最新式のオフィスビル、『事務棟』へと移した。

 そうして使われなくなった『旧本部』は、現在、特務部隊と情報部の文書保管庫として使用されている――と、いう事になっているのだが。

「は? ハンドソープの補充方法?」

「はい……ものすごく小さな問題なんですが、このままじゃあ、収集がつかなくなりそうなんです……」

 ロドニーは、気まずい顔で事情を説明した。

 誰もいないはずの旧本部には、現在八名の定住者がいる。それはベイカーの前の特務部隊長と、彼に付き従うことを決意した七名の隊員である。爆発事故で死亡したはずの彼らは、表の世界との関係を断ち、公式記録に残せない汚れ仕事のみを担当している。

 チーム名、『ジルチ』。ベイカー率いる表の特務部隊、『ジリオンスターズ』と対を成す、裏の特務部隊である。

 そのチームのリーダー、アーク・アル=マハは、ロドニーの説明にガクリと項垂れた。

「お前らなぁ……なんなんだ、そのくだらない論争は……」

「デ、デスヨネー……スミマセン……」

 先代特務部隊メンバーがそのまま裏特務ジルチになっているため、力関係は、どうしてもあちらが上になる。ロドニーとポールは応接セットのソファーの上で、借りてきた猫のように縮こまっていた。

 ソファーの周りはジルチの面々にガッチリ囲まれている。全員、アル=マハと同じような表情だ。ロドニーとポールは、「そんな用事で訪ねてくるな!」と怒られることを覚悟したのだが――。

「うぅ~ん……まあいい。どうせ今日は暇だからな。キルシュ、こいつらに茶でも出してやれ」

「あいよー。二人とも、地球産のお茶でいいか? シズオカチャってヤツなんだけど、結構ウマイんだよ」

「あ、ハイ、ありがとうございます」

「頂戴いたします」

「そんじゃ、ちょっと待ってろよー」

 キルシュが給湯室へ向かうと、まずはアル=マハが、自分なりの補充方法を話し始めた。

「全部使い切ったらボトルを煮沸消毒して、熱いうちに水気を切る。そして水分が蒸発しきったところで詰め替え用を注ぎ、すぐにキャップを閉めて、異物や雑菌の混入を防ぐ。以上だ」

「え、凄い! 何ですか、その超・衛生的な詰め替え方!」

「完璧ですね! ですが、トイレの洗面台でどうやって熱湯を……?」

 ポールの質問に、アル=マハは手のひらの上で炎と氷の魔法を同時に操り、熱湯を作り出す。そして、さらにそれを完全に蒸発させてみせた。

「あ、なるほど。煮沸用の熱湯は、その場で用意できるわけですね」

「ああ。だから俺はこの方法を取っているが、この詰め替え方を他のメンバーに強要することはできない。俺限定だ」

「では、他の皆さんは……?」

 と、ポールに視線を向けられたのは、ポールの真横に立っていた黒髪の男、バルタザール・レノである。

「んー……アークほど完璧にはできないが、可能な限り、衛生面に気を使ってはいるね」

「ということは、洗って乾かす派ですか?」

「ああ。しかし、私は魔法で熱湯を用意できないから、紙で水気を拭き取ってしまうけれど……」

 そう言いながら、レノは隣の金髪、ヒュー・ディード・ジン・ジャックモンドを見る。

「私かい? 風の魔法で乾かしてから中身を入れているが?」

「エアードライも、衛生的で良いですよね」

「だが、これは風属性にしかできない。普段みんながどうしているのか、私も興味があるのだが?」

 ヒョイと肩をすくめながら横を向いたヒュー。視線の先には、オレンジ色のパーマ頭、アスター・メリルラントがいる。

 アスターは「え? 俺?」と自分を指差すジェスチャーを見せた後、ソファーの後ろからポールの顔を覗き込むようにして話し始める。

「俺の場合は、ポンプ押して空気が混ざってきたら、その時点で詰め替え用を追加投入って感じジャン?」

「スカスカになる前に、ですか?」

「そ。なんか出づらいなー、って感じたら補充。ボトルのほうが大きめにできてるから、そのくらいで注ぎ足しても、ちゃんと全部入るジャン?」

 この答えに、ロドニーとポールは顔を見合わせた。

「ポンプを押して空気が混ざっていたら、っていうのは初パターンだよな?」

「はい。使い切りとも、半分で補充パターンとも違いますね」

「マジで一人一派だ」

「奥が深すぎる……」

 二人がこぼした感想に、誰もが真剣に頷いている。

 なんてくだらない話だ、と笑い飛ばすつもりが、まさかこれほど『人それぞれ』に違うことをしていたとは。

 話のバトンはアスターの隣の爽やかイケメン、セイジ・ラザロフに渡される。

「僕は、中身の入った別のボトルと交換しているけれど?」

「え? 詰め替えではなく、ボトルごと別のモノと入れ替えですか?」

「うん。使い切ったボトルは洗って乾かしておいて、詰め替え用を入れて用具入れにスタンバイさせてあるんだ。今使っているのが無くなったら、その場でサッと入れ替えられるように」

「という事は、旧本部のトイレには、ハンドソープのボトルがはじめから二つあるんですね?」

「そう」

 セイジの言葉に、ジルチの面々がざわついた。

「あのボトル、二つもあったのか?」

「用具入れのどこに置いてあったんだい? 見かけた覚えがないのだけれど……」

「だろうね。他の物の陰に隠してあるから」

「なぜ?」

「だって隠しておかないと、中身の補充もボトルの洗浄もせずに、もう一本を出すだけのヤツがいるじゃないか」

 この言葉に、一同は大いに納得した顔で何度も頷き、この場でまだ発言していないメンバーを見る。

「ん? え、え? なんだよ? なんでそこで俺を見るんだ?」

 仲間の視線を一身に浴びるのは、先ほど発言したアスターの兄、エリック・メリルラントである。

「お前がそういう雑用をこなしているところは、一度も見たことが無い」

「洗濯用の洗剤も、使い切ったらそのままだったよねぇ?」

「エリックのあとに清掃当番が回ってくると、ワックスが空になっていることが多い気がしていたが……そう感じていたのは、私だけではなかったという事だな?」

「あのさぁ、お兄チャン? 前から言おうと思ってたけど、シャンプー使い切ったときは、せめて一言教えてほしいジャン? 素っ裸で予備取りに行くの、ガチでテンション下がるの。分かる? シャンプー使う時にはね、こっちはもう全身に水被った後なの。いったん身体拭いて出て行かなきゃならないんだよ? ね? あとの人のこと考えよう?」

「エリック、悪いことは言わない。弟に謝ったほうが良いぞ。それはどう考えても君が悪い」

 仲間たちに詰め寄られ、渋々謝るエリック。そこに、茶器を持ったキルシュが戻ってきた。

「お、なんだなんだ? なんでエリックが頭下げてんだ?」

 ロドニーとポールの前に湯飲みを置きながら、キルシュはアル=マハから事情を聴く。そして一言。

「ま、エリックはそういうヤツだからな!」

 これは許しでも何でもない。

 長年の経験に基づく、ただの諦めである。

「あの、キルシュさんはどうやって詰め替えていますか?」

「あ? 俺? んー……そうだなー……」

 人懐こい笑顔が印象的なキルシュ・スタンフォードは、妙に楽し気なジェスチャーを交え、詰め替えの様子を再現してみせる。

「おおっとぉ~! なんてこったぁ、もう空っぽじゃあねぇか~! いや、蓋を開ければ、まだ一回分くらいはあるはずぅぅぅ~……出たぁ~っ! これでひとまず手が洗えるぜぇ~っ! ……って感じで使い切ったら、その後はボトルを洗って、水気を切って乾かす。それから詰め替え用の注ぎ口をボトルに差し込んで、袋の反対側を切って……」

「え? 袋の反対側を切る??」

「ん? 切らない? 空気穴あけたほうが、中身がスル~ッと出てくだろ?」

「普通に絞り出していました」

「じゃあポール君、今度試してみ? 本当に、ほんの何秒かで全部出せちゃうから。マジでビビるよ?」

「実践させていただきます」

「OKボーイ。オジサンとの約束だ☆」

 その後、『詰め替え用の袋に空気穴をあけるか否か』でまたしても複数意見が飛び出し、この話題は謎の盛り上がりを見せた。

 使い終わったハンドソープを詰め替える。

 たったこれだけの動作に、異様なまでに多彩なバリエーションが見つかってしまった。ここまで様々なパターンを聞いてしまうと、ジルチの面々も、後輩たちの調査の行方が気になって仕方がない。

 ジルチの参謀、レノが手を挙げる。

「アーク、馬鹿を承知で言わせてくれ。情報部の連中にも聞いてみたい」

 この瞬間、ジルチのメンバーは人差し指を立ててレノを指差すことで、「それな!」という意思表示を行っていた。




「……で? なんで俺に、そーゆー話題を振るワケ?」

 不機嫌さを前面に押し出してそう言うのは、情報部のピーコックである。

 ジルチのリーダー、アル=マハが「確認したいことがある」などと連絡をすれば、誰だって国家機密に関わる重大事案を思い浮かべる。ピーコックは連絡を受けた瞬間、いったいどの案件に不都合が生じたのかと、大量の冷や汗をかいたほどだ。

 ところがどうだ。詳しく聞いてみれば、実にくだらない用件ではないか。

 ピーコックは、電話口でも分かるくらいイラついた口調で言う。

「クッソどうでもいい話題だけど、そっちがどぉ~しても聞きたいって言うなら答えてやる。ポンプ押して中身が一滴も出なくなったら、蓋開けて詰め替え用注いで終了。これで満足か?」

「ああ、ありがとう。ピーコックは洗わない派か」

「だって同じ洗剤だろ?」

「別のメーカーに切り替わったら?」

「ハンドソープなんてどれも同じだと思うけど?」

「なるほど、絶対に洗わない派なんだな」

「何か問題でも?」

「いや、特には。すまないが、これと同じ質問を情報部の共有連絡網に流しておいてくれないか? 『特務部隊とジルチからの質問』として」

「は?」

「ここまで、誰一人として同じことを言っていない。おそらく、もっと別のパターンもあるはずだ」

「……それを聞いてどうする?」

「どうもしないが、ただ……」

「ただ?」

「気になるだろう?」

「ならねえよ!」

 ガチャーン! という音がオフィスに響き渡るほどの勢いで受話器を置くと、オフィスの隅で、ラピスラズリとターコイズが怯えていた。

「ピ、ピーコが電話でキレるなんて……何があったの? どんな激ヤバ案件……?」

「どっかで内戦勃発したか? それとも、マフィアが何かやらかした……?」

 普通はそう思うだろう。そう、普通はこういう反応なのだ。

 ピーコックは三回ほど深呼吸を繰り返して気持ちを落ち着けると、二人に電話の内容を伝える。すると、ラピスラズリが妙なことを言いだした。

「あれ? それ、本当にハンドソープの詰め替えの話か?」

「は?」

「いや……魔法学研究所にいたころ、『ところで、空になったボトルはどう洗う?』って符丁を聞いたことがあって……」

「何年前だ?」

「んー……俺の目の前で機密情報がやり取りされてたんだから、まだ一歳半くらいだったと思うけど……」

「三十三年から三十四年くらい前、かな? 何の符丁だった?」

「中身までは聞いていない。でも、特務部隊員が奥の部屋に案内されてたぜ」

「その隊員の顔、覚えているか?」

「ああ。だけど、情報部にはいない顔だ。殉職者リストを見れば名前が分かるかもな」

「ん~……そうか。本人に話を聞けたら良かったんだけどなぁ……?」

 ラピスラズリは百年前の英雄、ジェイク・フェンリオンという人物のクローンである。騎士団は一時期、英雄たちの亡骸からDNA情報を取り出し、各時代の『最強の騎士』を復活させようとしていた。しかし結局、『英雄だけで編成されたドリームチーム』は実現されなかった。子供じみた野望のために生み出されたクローンたちは、ある者は完全管理された生活に発狂し、ある者は強化訓練に耐えられずに体を壊し、次々に命を落としていった。

 ラピスラズリはクローニング計画の希少な成功例である。その証拠に、彼はジェイク・フェンリオン同様、フェンリル族の始祖・フェンリル狼の『神の力』を自在に使いこなしている。赤ん坊のころの記憶が鮮明に残っているのも、『神の力』のひとつである。

 ピーコックはラピスラズリの証言から、つい最近聞いた話を思い出す。

「三十年以上前の符丁って言うと、この間の『ミミズヤヲサガセ』もそうだったよな? ブラッドレッドの奴、他にも『失われた符丁』があるとか言っていたが……」

「だが、俺もピーコックも知らない符丁だぞ? 俺たちより下の世代が知るはずは……」

「いやいや、違うぞターコイズ。今、特務部隊宿舎にはブラッドレッドが居候しているんだ。それも、『最強の魔法少女』の妹と、『史上最強の魔導士』の親友も一緒に!」

「あー……そうか。彼らが、現在進行中の案件に『何か』を見つけてしまったら……」

「ブラッドレッドは直接連絡を寄越さずに、先代特務部隊長のアル=マハ経由で、何十年も前のクソ古い符丁を投げて寄越した。わざわざそんな回りくどい真似をするんだ。おそらくこの符丁は、とんでもなくデカいヤマに繋がっている……」

「一体、どんな事件が……」

「アル=マハを経由させたってことは、先代のころの案件に絡む話か……?」

 偶然一致してしまった、古い時代の特務の符丁。

 そしてそれを知る者が、たまたまここに居た不幸。

 彼らの深読みにより、アル=マハが冗談半分で言った『特務部隊とジルチからの質問』は、本当に共有連絡網に流されてしまった。

 数分後、コード・ブルーからのメッセージに気付いた各セクションの大ベテランたちは、直ちに行動を開始した。


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