第7主義「真剣にランニング♪」
「ところで親友よ」
「ん?」
「今、何を読んでいるのだ?」
我が親友は一枚の紙をピラピラと振り俺に見せてきた。
「それは、もしや【ビリへの拷問一覧表】という奴ではなかろうか?」
「うん、そうだよ」
親友はニッコリ笑い肯定してきた。
そこ笑うところじゃないから!恐いから!
「例えばね、生かさず殺さずの水――」
「――それ以上言わないで!!!」
人の話に割り込むのは無礼である。
しかし、ココは割り込まなくてはいけない時である人として!
というか、このお方は何をおっしゃるつもりだったのだろうか!?
「んー……」
渋々ながら黙ってくれた我が親友。
「他にはね、生爪を剥――」
「――だから言わないでくれぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
ちっとも黙ってねぇ!
さっきの「んー……」は思考時間だったのかい!
恐わい!恐わすぎる!恐すぎまっする!何言ってるんだ自分!
ここは我が親友の為に――
「良い精神科でも教えて上げようか?」
うむ、俺は優しいな!
頭がとち狂ってる親友に救いの手を差し伸べてあげるのも友情だ!
「何!?精神的拷問!?、翔って意外とレベル高いんだね、是非教えてー」
意味違いますから!!!
もう…ダメだコノ子、早く何とかしないと…。
うむ、更生出来るように刑務所に叩き込むのも友情だよネ?
「え?、なにゆらーり揺れながら僕に近づいて来てるの?」
「ねぇ、ちょっと目が虚ろに見えるのは僕の気のせいなのかな?」
親友ノ為ニ俺ハ…。
「なんか恐いよ、……翔?」
この後、俺と親友はランニング練習をする事となった。
親友がとても真剣に走っていたのは何故だろう?
偶に「きゃー!!!来ないでー」とか叫びながら………。




