第30主義「初夏の日差しの中で」
ゼツシンが等々30話突破です。(第0話入れれば31話ですが(汗))
読者の方々、評価感想をくれた方、投票をしてくれている方、どうもありがとうございます。
これからも出来うる限り駄作を続けていこうと思います。
本格的な夏の暑さを迎える前、春の心地よい暖かさを終えた後、そんな暑いと暖かいの中間にある気候。
日差しはサンサンとさしてきて風はゆったりと流れている。
その光景の中心を飾るのが、肩ほどの黒髪の女の子と爽やかそうな短髪の男の子。
それは全てをもって一つの作品のような完成度を感じさせる光景である。
短髪の男の子は女の子に向かって――
「付き合ってください!」
なんの打算も無く率直な感情の吐露。
余計な形容詞などつけずにキッパリとした詞。
……青春だな、などと俺は少し親父クサイ事を考えてしまった。
そして、女の子は男の子の愚直なまでの詞を聞いて、うっすらと唇を動かした――
「只の男性には興味ありません。
この中に宇宙人未来人異世界人超能力者が居たら僕のところに来なさい。以上。」
……やっぱりなコンチクショウ。
折角の美しい青春雰囲気台無しじゃないか凛!
しかも何故にハ○ヒネタ!?
その女の子つまり凛の言葉を聞いた男子生徒は「へ?」って感じの表情を浮かべていた。
だが、君(男子生徒)は運がいいぞ!
前に見かけたときの凛は――
「ホモキモイよ!」
と言って断っていたからな。
女子に告白した筈の男子はそのせいでホモ疑惑が一ヶ月位続いらしいしな。
そんな男子生徒を無視して颯爽とした感じで凛は屋上を後にしようと…って!?ヤバ!
俺とはち合っちゃうじゃないか!死亡フラグを回避しなくては!
……どうすればいいんだ?
「ねぇ、翔……なに勝手にストーキングしてるのかな?」
答えの無い問題を考えてる内に凛は既に俺の前に居た。
「いやな、暇つぶしをしようと来たら偶々な」
「ふ〜ん、偶々でくわしちゃったから、気づかれないように見てたっていうことなのかな?」
……否定しようがないな…それが事実だし。
俺が黙ってるのを肯定を受けたのか凛はニッコリ笑って――
「拷問orデラックス」
と俺に尋ねてきた。
ああ…拷問か諭吉2名の殉職か好きな方選んでいいわけね。
嬉しくないぞコンチクショウ!!!
俺は家につくとボフっと布団にダイビングした。
結局、凛の理不尽な要求は、自販機のお汁粉缶でなんとか回避したわけだ。
そこで俺のポケットがブブブと震えた。マナー設定にした俺の携帯である。
From 馬鹿
>よっ、翔!今、暇だよNA!
前に話したガンナーのお誘いだYO!
http://gannna.jp/
↑のアドレスからいける無料ゲームだからこいYO!
ルーム67にて待ってるぜ! end
心太からのメールか、登録を馬鹿にしている事は説明する必要も無いであろう。
暇だと断定されたところにはイラッとくるが実際暇だしやってみるか。
※ガンナーのアドレスも架空のものです。




