決意とマネジメント
「え、えぇー!?その?えーとなにか借金とか、いえの事情とかですか!?」
「ううん、ちょっと長くなるからファミレスいかない?」
私はまきさんの提案を受け入れ近くの
ファミレスに行くことにした
「んーとどこから話したらいいかな」
宇佐美さんはどこか難しそうな顔をしていた
「私ね女優になりたかったのAVじゃなくてね映画とかドラマに出る方の」
「はぁ…」私はうなづくことしかできない
「けどたくさんオーディション受けたんだけどいくら受けてもね受かんなかったの」
「そっそれで?」
「はじめはね!さすがに抵抗あったよ?
けど将来の夢の為だっておもってやってたのけどね!ファンの人が出来てDVDが売れたりしてね私今はこの仕事のこと誇りに思ってる!」
宇佐美さんの目はとてもまっすぐな目をしていた
「うっまきさんがそう言うなら!僕応援しますよ!たとえまきさんがAV女優でも僕の気持ちは変わりません!」
初めは確かにびっくりした…だか私の気持ちが変わることはなかった
「佐藤くん…ありがとう!」
「いっいえ僕は本当にまきさんの事がすきなんです」
「佐藤くん…そのもう遅いし私の家に泊まってく?」
「えっ?」
(こっこれはまさか誘われてるのか!?)
「ぜっぜひ」
下心が無いわけではないが好きな人の家にあがるというのはテンションが上がってしまい思わずすぐ返事をしてしまった
そして私はまきさんの家に行くことにした
まきさんは20階立てのマンションに住んでいた
「ごめんねちょっと散らかってて」
「そんなことないですよ!」
まきさんの部屋はいい香りがした
「佐藤くんお風呂先いいよ?」
「あっはいお先に」
私はシャワー浴びていた
(どうしようどうしようどうしよう!?
これって…とっとりあえず入念に洗っとこう! )
シャワーをすませ
「つぎいいですよまきさん」
「あっうん!湯加減どうだった?」
「とてもよかったです!」
「そっかよかった!じゃー私次入ってくるね」
そーいってまきさんはお風呂に行ってしまった
まきさんがお風呂に入っている間
私はドキドキしていた
ガチャ
ドアの開ける音がなりまきさんが
入ってきた
「まっまきさん!?」
まきさんはバスローブ1枚で入ってきた
「佐藤くん…」とまきさんは
顔を赤らめていた
「まっまきさんだめです!」
その時私は…私だけはまきさんとしては
行けないような気がした
「こーゆーのはまきさんが立派な女優に
なってからしましょう!」
「えっても…私」
「まきさんだって女優になりたかったんでしょ?いまからでも遅くありません夢…おいかけてみましょうよ!」
「けど…私今の仕事にね!」
「まきさんが誇りを持っているのは知っていますけど昔からの夢なんでしょ!」
「そっそれにファンの人だって」
「ファンの人たちもついてきてくれます!」
「それに、私全部受けてもだめだったんだよ?」
「大丈夫ですこれからは僕がまきさんを支えます!明日から僕がまきさんのマネージャーになります!」