出会い
私、佐藤由紀夫には
可愛い彼女がいます…
三ヶ月前初めてコンパにでて彼女に出会い
一目惚れし三ヶ月間猛アタックのすえ
付き合うことができたのですが…
まさか…彼女が…AV女優だったなんて…
〜三ヶ月前〜
「ふぅ〜なんか緊張しちゃうな」
「あんま気合い入れんなってたのしんでけばいいんだってこーゆーのは!」
「とはいってもね〜」
今日は同じ大学の田中に誘われて初めての
コンパに出席にすることになった私だが…
とても緊張している…
もともと誘いが来なかった訳ではないが
新生活で初めての一人暮らしそして
大学での友達作りなどしていたら大学生の
1年などあっとゆーまに過ぎていた
「それじゃあ」
「「かんぱーい」」
田中の掛け声により一斉に居酒屋は騒がしくなっていった
「それじゃ自己紹介、次佐藤な!」
「○✕大学の佐藤由紀夫と言います
二年生です」
(うん!我ながら良くも悪くもない自己紹介だった!)
そして自己紹介も終わりみな好き好きに飲んだり騒いだりしていた
(いや〜しかしか…こうも賑やかだとなんだか落ち着かない)
「どーしたよそわそわして!」
「よっす田中いやなんだからやっぱ初めてだから落ち着かなくてさ」
「まーまー楽しんでけよ!今日は特に可愛い子が多いしな!」
田中に言われて周りを見ると確かに可愛い子が多い
「確かにな」
と、横を見ると既に田中はいなくなっていた
(はやっ!)
と、特に喋り相手もいなくなったのでひとりでちびちびのんでいると
「あの?佐藤くん?だよね??」
「えっ?」
振り向くとそこにはショートカットの小柄な女の子がそこにいた
「あっはい、そうですけど??どうしました?」
(まっまさかこの子おれに…)
「あのね!」
(まっまさか…)
「お願いがあるんだけど…」
(こんなアニメみたいな展開!?)
「写真撮ってくれない?」
「あっいいよ〜」
「ほんと?ありがと!」
(なわけないよな〜)
と内心苦笑い
まースタイル顔スポーツ能力全てにおいて
平均の俺に興味があるなんて思えないしな
「ねぇねぇ、佐藤くん?だっけ?」
「え?あーはい、写真ですか?撮りますよ?」
多分さっきのやり取りをみて頼みに来たんだろうと思いそう答えると
「えっ?あ〜違うよ違うよ〜」
と振り向くとにこやかに笑う女の子がいた
「なんか一人で暇そうだな〜って思って」
(かっかわいい!)
髪はセミロングぐらいで肌は白く可愛いと言うか綺麗と言う言葉が似合う女の子だった
「あっはい実はこいゆう集まりでるのはじめてで」
「そうなんだ〜実は私も今日くるのはじめてなんだ〜私、宇佐美まきってゆーのまきでいいいよ〜」
と、まきさんは笑顔で語りかけてくれた!
「えっと、ぼくは…」
「佐藤由紀夫くんでしょ?」
「えっ?」
「自己紹介で言ってたから」
「あーよく覚えてましたね」
「私、人の名前覚えるのとくいなんだ〜」
「へーすごいですね!」
「え〜そんなすごくないよ」
「そんなことないですよ!僕は逆におぼえるのが苦手でまきさんはすごいですよ」
「そっそうかな〜?」
と、いいながら少し照れたのだろうか
彼女は少し微笑みながら言った
気づくと終わりの時間までまきさんと
話していた
「じゃ今日はかいさーんみんな今日はありがとうね〜」
田中の掛け声でみなが帰る支度を始める
タクシーを呼んだりだれかをおんぶしたり
みんなそれぞれ帰る支度をしていた
「あっもーおわりかー」
僕がそういうと
「そうだね〜」
と、彼女はバックを持ち上げ帰る支度を
していた
「あっあの!」
「んっ?」
なぜかはわからない多分優しくされたからか
話しているのが楽しかったのか
急に離れてしまうのが寂しくなってしまい
「れっ連絡交換しません??」
「あっ全然いいよ〜佐藤くんと話してるのたのしかったしね!QRでいい?」
「あっはい!いいですよ!!」
嬉しかった
慌ててスマホとりLINEのQRを読み込む
「OKです!」
「うん!じゃあまた、今度ね」
「はい!」
そう言って彼女は友達らしいき子の所に行き
居酒屋をあとにしていった
「どーだったよ佐藤!宇佐美さんといいかんじだったじゃん!」
「ばっ!なんだよ田中見てたのかよ!」
「いやなんか佐藤一人で暇してるんだろうなと思って見に行ったら宇佐美さんと仲良く話していたからさ〜佐藤も隅に置けないな〜
このこのっ〜」
「うぜぇー」
酔ってるのだろうか田中は上機嫌で絡んできて
おれも笑いながら話していた
その日、家に帰り早速宇佐美さんにLINEを
送った
「今日はお疲れ様です!宇佐美さんが話しかけてくれて楽しかったです!」
「お疲れ様〜私も佐藤君とお話できて楽しかったよ〜」
「ぜひ!また今度飲みにいきましょう!」
「うん!いいよ!!」
スマホの画面を見ながらぼくは思わずニヤニヤしてしまった
(それにしても宇佐美さんかぁ可愛かったなぁー)
そしてその日から僕の宇佐美さんへの猛アタックがはじまった。