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大会四回戦④・巨人像の攻略

「ぐ、はあ……っ」


 巨大隕石を消し飛ばしたバテシバは疲労困憊な様子で肩で息をする。それでも飛行魔法は絶やさずに上空に留まったままだ。騒然となっている闘技場の観衆を尻目に彼女は再びゆっくりと振り返り、舞台上で感嘆の声をあげる教授を見据えた。

 教授はメテオストライクを発動させた段階で既に魔導の発動を終えていた筈だ。後は巨大質量が落ちてくるのをただ見守っているだけ。背中を見せていたバテシバに不意打ちを与える事だって十分出来た筈だ。

 二人は決闘を、互いの技能の応酬を楽しんでいる。


「へえ! まさかバテシバがそれを使えるとは思ってもいなかったわよ」

「こんな使いづらい魔導なんて何処に使い道が、と思っていましたが……習得していれば思わぬところで役に立つものなのね」

「人生はそういうものさ。如何に無駄知識を貯め込んで、いざって時の引き出しを多くしておくかだとは思わないかい?」

「遺憾ですがそれには同意しましょう」


 結局バテシバが何をやったかはわたしには分からなかった。彼女が術式を可視化して形成した魔法陣から読み取るとどうも地属性魔導の一種らしいけれど、巨大な質量を持つ塊を引き寄せて飲み込んだって見たままの結果しか理解できなかった。

 ただ教授が感心を示しているのならわたしも知らない上級魔法なんだろう。つくづくこの二人はわたしも及びもつかない高みにいるんだなあと思い知らされる。そんなバテシバがどうしてわたしを意識するかって疑問も残るけれど。


「メテオストライクすら攻略されちまうと後は小技のやり合いになってしまうんだよねえ。折角だから派手に楽しくやりたいのにさ」

「追撃を仕掛けなかったのはそんな理由ですか」

「いや、傍観している間に術式を構築していただけさ。コレを突破出来たら負けを認めてやってもいいよ」

「随分と大きく出ましたけれど、空を舞う私には大地の力をお借りするグラビトン系統の魔導は通じませんよ」

「言っただろう、派手にって。こうするのさ!」


 教授は己の杖を舞台に突き立てた。すると闘技場……いや、立っているのも手すりにつかまってやっとなぐらい大地全体が揺れ、耳をふさぎたくなるほど地響きが鳴る。他の人達も同じで闘技場全体が騒然となっている。

 教授の魔法の効果により場外の土が再び盛り上がっていった。先ほど火球を打ち返した時よりも激しい勢いでだ。やがて階段状に広がる観客席のどの位置よりも高くそびえ立つ。建造物、それも塔を思わせる程巨大な代物はうねりと一部分のそぎ落としを経て、やがて人型へと形を変えていった。


「きょ、巨人像……」


 それははるかな昔に南方の島にそびえ立っていたと伝説が残る巨像を思い起こさせた。場外にそびえる脚の部分だけでも視界を圧迫している。再び先ほど隕石を目撃したように一旦闘技場外に出てみると、本当に筋骨隆々とした巨人の像が佇んでいるではないか。

 これにはバテシバも言葉を失ってしまっているようで、ただ茫然と建築物を眺めていた。


「これがコロッソスゴーレム、あたしに切り札さ!」


 この光景は恐怖よりただ圧倒されるばかりで理解が追いつかない。さすがのナオミでも目を丸くして巨人像を見上げていた。騒ぎが収まらない闘技場の中でただ一人、舞台の中央に立つ教授だけが不敵に笑い声をあげていた。


「本当ならコイツに直接触れて制御するんだけれど、そうすると場外扱いだからね。遠隔操作は結構きついものがあるから、短時間でケリを付けさせてもらうよ」


 教授の宣言と共に巨人像が動き出す。あの構えは拳を繰り出すつもりか。けれどアレだけの巨大な代物なんだから簡単な動きでもとてつもない破壊力を生み出すのは間違いない。巨人像が動くたびに細かい砂埃と土くれが上空より降り注いでいて、闘技場外は阿鼻叫喚だ。

 意外にも素早い動きで巨人像は拳を放つ。圧倒的暴力を伴った一撃をバテシバは上手い具合に身を翻してかわした。が、その一撃は周囲にとてつもない暴風を発生させながらだったのか、バテシバの身体が制御不能になり結構な距離まで吹っ飛ばされた。


 そんなバテシバめがけて今度は巨人像の逆の手が伸びてくる。単純に腕を伸ばす行為でもすくみ上るほど迫力があるものだ。まだバテシバは身体の安定性を取り戻せていないものの、しっかりと対する巨人像を見据えられている。


「こ、のぉ! トルネードジャベリン!」


 咄嗟にバテシバが放ったのは竜巻の槍だった。吹き荒れる風の刃は迫りくる大きな手の平の中央に突き刺さり、深く抉っていく。彼女は更に魔法の力を強めて巨人像の手、腕を段々と削っていく。

 教授なら作り上げたゴーレムの耐久性向上は難なくやってのける筈だけれど、巨大質量の制御で精一杯なのかそこまで防御力がない? 片腕を丸々砕いていく前に先ほど拳を繰り出した方の手が迫ってきていて、バテシバは魔法を中断して飛び退いた。


「どんなに巨体だろうと脆ければ日陰ぐらいにしか使い道の無い巨木も同然ですね」

「その発想は浅はかだねえ。硬ければいいってもんじゃあないさ。何しろ……」


 巨人像は砕けた側の腕をバテシバへと向けた。当然バテシバには届かずに彼女も首をかしげる。ただ、分かる。バテシバを見上げる教授は悪巧みを考えている時の笑いを浮かべている。何かをしでかすつもりだ。

 それは突然だった。巨人像の傷口、とでも称する部位が急速に盛り上がり、バテシバを瞬く間に包んでしまったのだ。あまりの寸劇だった為にバテシバも反応できずに捕らえられてしまう。やがて盛り上がった部位は形を成し、砕けた筈の腕と手に変化した。


「再生、ですって……!?」

「こんな風に簡単に作り直せるんだからさ!」


 巨人像はもう片方の手でもバテシバを掴んだ。このままちょっとでも力を込めればバテシバは握り潰されてしまう。そんな凄惨な結末すら連想させる光景だった。現に既に力がある程度加わっているらしく、バテシバの顔が苦痛で歪んでいる。

 そうか、巨人像は元は土壌から構成されている。腕が無くなった程度なら足の裏部分から土を吸い上げて補填してしまえるのか。上手い事考えたものだ。これなら例え大規模魔法で上半身を吹っ飛ばされても次には元通りになってしまうだろう。


「参ったって言うか肉団子になるか、どっちがいいかい?」

「そのどちらも、ごめんですね……!」


 それでもバテシバの闘志は全く揺らいでいない。鋭い視線を巨人像に向けたままだ。彼女はこの絶体絶命の危機をも乗り越える算段を立てているようだ。

 全く、どこまで凄い魔導師なんてすか、貴女は……!


「ならこのまま終わらせてやるよ!」

「セルフバーニング……!」


 教授の止めの宣告とバテシバが魔法を発動させたのはほぼ同時だった。巨人像の腕に力が籠められる寸前、両手に包まれていたバテシバの身体が炎を上げる。先ほど発生させたような燃え盛る火球を自身に出現させるように見えた。

 あまりに高熱だったからか、巨人像の手を成していた部位が岩漿のような液体となって溶け落ちていく。丁度闘技場の真上でバテシバを捉えていたせいで熔解した土が舞台上や観客席へと降り注ぐ。


「全く、今度から上方からの攻撃にも対策をしないといけないわね」

「いえ、それ以前に来年から魔導禁止に戻しませんか?」

「あらご無体な」


 イゼベルが咄嗟に空間に割れ目を形成して逃がさなければ大惨事になっていた。ちなみにそのイゼベル、カインの至極もっともなぼやきにも涼しげな様子だ。


 手首より上を溶かした程度で巨人像は止まらない。これでは先ほどの二の舞いだ。巨人像には足もあるからいくらバテシバでもそう簡単には逃げられまい。バテシバもそれが分かっているのか、現時点での間合いから離れる距離を置いた程度だった。


「どうしたバテシバ、逃げ回ってばかりじゃあジリ貧なのは分かっているだろう?」

「勿論です。だから、こうするのよ……!」


 バテシバが杖を高く掲げると、天空へと向けた杖の先から光の矛が形成された。それはわたしが勇者の奇蹟を再現した光の斬撃……じゃあない? 杖から発せられる光の矛は光の剣となり、更に見る見るうちに伸びて大きくなっている。

 巨人像が両手を再生させてバテシバへと襲い掛かるものの、その時には巨大な光の剣は振るわれていた。


「マジックレイ・グランブレード!」


 それは正に光の斬撃だった。ただしレイ・エクソダスとは異なり振り抜いた先に斬撃をもたらす効果ではなくて、あらかじめ形成した剣でそのまま斬撃を行う風に改変されているようだ。

 バテシバが振り抜いた光の剣によって巨人像は頭と胴体部を左右に真っ二つにされた。


 古の巨人を一介の魔導師が打倒する。神話にも書かれそうな一幕に観客達は恐怖を忘れて大盛況となった。わたしもあまりに見事な魔導に心から拍手を送った。


「言っただろうバテシバぁ! コロッサスゴーレムは脆い分何度でも、何度でも、な、ん、ど、で、も! 再生して猛威を振るい続けるんだってね!」

「それは巨人像を構成する土に教授の術式が効果を及ぼしているから、ですよね?」


 バテシバに向けて吼えるように言葉を発する教授の前にバテシバはゆっくりと降り立った。たださすがの彼女も度重なる魔法の行使に疲労が全く隠せていない。よろめく身体を膝に手を添えてようやく支えている具合だ。

 そんなバテシバには目もくれず教授は巨人像を見上げて手にしている杖に力を込めるものの、巨人像は両断されたまま微動だにしない。


「マリアが編み出したマジックレイ系統は勇者の光を再現したもの。単に高威力なだけではありません。例え実態が無い魔の者が相手でも薙ぎ払う性質があるのよ」

「実体のない存在、だって?」

「そう、魔導の影響下にある幽霊や影であろうと」


 巨人像に亀裂が入った。筋肉を表していた身体が単なる土くれへと変わっていき、指や髪等の細かい部位が粉々になっていく。

 そう、勇者の、イヴの一撃は単に相手を光の奔流で消し去るだけではない。闇夜を払う救世の御業と称して過言ではないだろう。だから、あの巨人像は単に切り開かれただけではない。大量の土壌を隅々まで制御する教授の術式まで払ってしまったのだ。


 だから、もう教授にはあの巨人像だった代物は動かせない。後は土に還るばかりだ。

 巨人像は次の瞬間、崩壊を始めていた。

 砕けた大量の土が下方に広がる闘技場へと降り注ぐ。


「まずい……!」


 教授は慌てて杖を旋回させて再び舞台に突き立てる。防御壁へ衝突して舞台や場外に降り注ぐ大量の土壌は瞬く間に積もって……いかずにそのまま地面へと吸い込まれるように消えていく。正しくは積もる瞬間から地面に埋まっていくのだ。それは舞台の上でも例外ではなかった。


「器用な真似をするのね」

「後片付けぐらい自分でやるさ……!」


 大量の土壌の後始末に追われる教授は完全に無防備ではあるけれど、バテシバはただ自分の上に降り注ぐ土を防ぐばかりでその隙を突こうとはしなかった。

 終いには本当に先ほどまで巨人像がそびえ立っていたのかと疑問に思う程綺麗さっぱりと元通りとなっていた。


 相対する帝国を代表する二人の大魔導師は互いに疲弊していて万全とは程遠い。精神集中を必要とする高度な魔導は構築が困難になるぐらい消耗しているのが傍目から見ているわたしにも分かった。それでも二人が相手を見据える眼差しは少しも衰えていない。


「それで、まだやります?」

「いや、切り札が撃破されたんだ。潔く負けを認めるさ」


 教授は杖を床に置いて両手を軽く上げた。審判が教授に降参の意向を確認して教授も頷く。

 こうして高度な魔導の応酬が繰り広げられた戦いは終わった。


 わたしがあのバテシバと対峙するとしたら準決勝だろう。果たしてわたしは彼女に敵うんだろうか?


 ■■■


 大会も五回戦に突入した。朝から繰り広げられた勝負も昼時を過ぎて太陽もやや傾いている。わたしやバテシバが混乱させてしまった祭典も徐々に落ち着きと賑やかさを取り戻してきており、闘技場内も更に盛り上がりを見せていた。

 そして、今度もまた注目の試合が行われる事となった。それもわたしが謎の剣士たるナオミと戦った時より、そして帝国最高峰の賢者達の死闘よりも、だ。まあ当然だろう。何と言っても西の公都に限って言えば知名度が全く違うもの。


「この組み合わせは貴女が仕組んだものか?」

「あいにく試合の組み合わせは私の一存ではないわね」


 イゼベルとアタルヤ。共に西の公都での魔導協会支部を支える重鎮の登場だ。


 イゼベルはこれまでの試合で終始圧倒して試合を運んだものの、アンデッド異変で見せていた冥府の魔導はこれまで一切披露していない。一方のアタルヤも十二賢者を相手した時以外は剣士として相手と戦っていて、派手な魔導師の戦いより盛況だった。

 どんな試合が繰り広げられるのか心が騒ぐわたしとは対照的にタマルは祈るように手を組んで口をつぐんでいる。


「あの、どうして不安がっているんです?」

「あの二人が戦ったらどんな風になるのか分かったもんじゃあありませんよぉ。無事に試合が終わってくれる事を切に願いばかりです~」

「……ああ、成程」


 妙に納得してしまった辺りわたしも二人の規格外さだったら何が起こっても不思議ではないんだろう。アタルヤはこれまでと異なり兜で頭部の防御も固めていて完全武装、対するイゼベルはこれまでと同じで目に見えた武装は回転させて弄ぶ傘ぐらいだった。


「さあ、かかっていらっしゃいアタルヤ。私にたっぷりと貴女を味わわせて」

「元よりそうするつもりだ……!」


 試合開始と同時にアタルヤが飛び出す。身体強化の魔法に加えて魔力を放出させて爆発的推進力を得る、これは風の賢者を相手した際にも行ったやり方ではあるけれど、何度見ても怖ろしいほどの機動力だ。遠間にいてもすぐさま懐に入られてしまうんだから。

 アタルヤが軽く息を吐きつつ剣を横払いさせる。対するイゼベルは開いていた傘を閉じて自分とアタルヤの剣の間にかざした。

 剣と傘が衝突し、甲高い音が闘技場に鳴り響く。


「……っ!?」

「牽制のつもりだったんでしょうけれど、軽いわね」


 アタルヤが突撃の勢いを乗せて繰り出した一撃は、イゼベルが片手で手にした傘に防がれてしまっていた。しかもイゼベルは全く怯んでいない。彼女はアタルヤ渾身の一振りを己の力だけで受け止めているんだ。


「はああああっ!」


 アタルヤが咆哮をあげて剣を再び振るい、その度にイゼベルが傘を軽やかに振って受け止める。そうした連撃が繰り広げられてもイゼベルは試合開始位置から一歩も動かない。わたしの目ではアタルヤの剣を振るう動作を捉えきれない程速いのに。


「恐ろしいですね~支部長は。副支部長の攻撃を一切の技術も無く防いでいますよ」

「一切の技術も無く、ですか」

「そうですね。人体や生物、物を効率よく破壊するための技って言うんですか。そう言った類が支部長には無いんですよ。単に力任せに傘を振り回しているだけですね~」

「なのにアタルヤさんはイゼベルさんを打ち崩せない、と」

「逆に支部長の反撃は何の工夫も無いので副支部長に簡単にいなされていますけれどね~」


 言われてみれば時たまイゼベルは傘をアタルヤめがけて突き入れている。ただアタルヤは剣で上手くさばいて反撃に持って行くので傷は負わない。こう眺めていると二人の戦いぶりは対極と言ってしまいたいな。

 どれだけ打ち合ったか、アタルヤの方から一旦間合いを取った。そんな彼女を見届けたイゼベルは傘を優雅な動作で一周させながら開き、また肩に背負った。


「あら、もうちょっと貴女の剣の舞を見たかったのだけれど」

「……」


 アタルヤは返事をせずに手にしていた剣を霧散させ、以前騎乗した際に装備していた突撃槍を出現させた。それを構えると足を踏みしめて飛び出した。速い、先ほどの突撃もかなりの瞬発力だったけれど、今度のは更に加速出来ている。


「どうやら副支部長、支部長が真正面から防いできてもそのまま勢いを乗せて場外まで押し切るつもりのようですね~」

「いくら腕力が凄くても踏ん張れる脚力と体重はどうしようもありませんからね」


 流星のごときアタルヤの突貫にもイゼベルは正面で受け止める構えを見せる。

 それぞれの得物が激しくぶつかり合った。アタルヤが繰り出した胴めがけての突きもイゼベルは傘で受け止める。それで折れない傘もどんな材質で出来ているのか摩訶不思議ではあるけれど、さすがにこれ程の衝突だったら……。


「さすがだと言いたいけれど……甘いわねアタルヤ」

「……ッ!?」


 観客席の一同は誰もが同じ事を思い浮かべただろう。信じられない、と。

 イゼベルは少しも動いていなかった。イゼベルが放ったあれほどの一撃でも少しも動かせていなかったのだ。


「そんな! どうして……!」

「魔導を行使する兆候はどこにも見られませんでしたから、筋力と身体のばねだけで受け止めきったんですよね……」


 あれほどの達人であるアタルヤが手も足も出ない。

 そんなイゼベル相手にどうやって勝てって言うんだろうか?

お読みくださりありがとうございました。

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