八雲日記 ~圭吾編~ 其ノ壱
ただのキャラ紹介のつもりが、どうしてこうなった☆HAHAHAHAHA☆
キャラ紹介の部分だけを読んでくれても全然構いません。むしろそっちの方がいいと思います(切実)
私がこの日記を書くにあたって、自分自身に一つ忠告をしたいと思う。忠告というよりは……戒めか。
これはあくまで日記であって、すなわち私の主観であって、決して客観的な出来事を記す歴史家ではない。私はただの妖怪だ。
出来事を第三者の目線で書く必要はない。
これは日記なのだから。
後世に語り継げる代物ではない。
まあ、日記はれっきとした文学の一つで、後の世に有名になった作品も少なくないのだが。
……前置きが長くなった。
まあ、好きな事を好きなだけ書けるというのが日記の醍醐味だろう。それが長くとも、短くとも。
それでは、書き綴ろう───日常の1ページを。
◇
5月25日
圭吾が旅立った。
この日から私は日記をつけることにした。
残念ながら、今の私には碌に体力が残ってないのでなるべく短くするつもりだ。
何を書こうか…………………そうだ、圭吾について書こう。
私の可愛い可愛い息子。
最近ちょっと声変わりが始まったみたいだ。
昔はギュッとしたりしたら喜んでくれたのに、最近はイヤな顔をして避けられる事が多い。その事を藍に相談したら、溜め息を吐かれた。酷い。
おっと、圭吾の愛らしさを語り出したらつい止まらなくなってしまう。ここらで止めておこう。
旅立ってしまった圭吾。笑顔で送り出したものの、私は内心不安だらけ。
だって圭吾は普通の人間。特別なところなんてどこもない。
……よし、ちょっと圭吾の特徴を書き出してみよう。
名前 : 秋庭圭吾 -Akiba Keigo-
活動場所 : 人里、時々博霊神社
性格 : 真面目。芯のある男の子。一度決めたら最後までやり通す
外見 : 黒髪黒眼。身長155㎝、体重45㎏(14歳現在)普段は着流しを着るが、旅立つ際に活動的な登山服を購入。外ではそれを着る
能力 : ???
総合評価 : レベル5
今書けるのはこのくらいだ。
本当はもっと記したいのだが、それは本編の都合上、つまり作者の作為的な行為により妨害された。
本編が進めばより情報も公開出来るようになるらしい(作者談)
最後の評価は、幻想郷を復活させるにあたってのレベル評価を示す。最高は100だ。
少し厳しい評価になるが、圭吾は5レベルだ。
私の罪滅ぼしをしてくれている手前、母親だからといって、甘々な評価は出来ない。
その分別はついている。
いくら日記とはいえども、だ。
さて、そろそろ疲労も溜まってきた。これからの事に想いを馳せて、今日は、このあたりで筆を置こうと思う。
今後も八雲日記は続けますが、日にちが経つごとに日記を書くわけじゃありません!あくまでキャラ紹介です。キャラ紹介が必要な時だけです。
それと、日記という七面倒な手法を取ってしまったが為にキャラの特徴の変更を「更新」という形で出来ないなんて不便。
多分圭吾だけですが、「八雲日記 ~圭吾編~」は何度も出ます。特徴が変わるごとに何回か出します。貴奴は変わる予定なんで。
では、よく分からず始まってしまいましたが、「東方現幻録拾遺」をよろしくお願いします