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今日の華琳さん家  作者: 黒崎黒子
34/121

帰ってきた絶世の美女?

しまった…思わず抱きしめてしまった

腕の中には江戸の三大美女たち

皆、うるうると俺を見上げている

彼女たちの甘い香りが鼻をくすぐり

女の子らしい柔らかい感触が…


「一刀…」


「一刀様…」


「一刀ぉ…」


「っ///」


離れようとしたら

三人共に身体に腕を回してきた


「少し離れようか…君たち」


真っ赤な顔を見られないよう横を向く


この場合、調子に乗る子が1人いるからな

「あは♪一刀ぉ~顔真っ赤ぁ~♪」


やっぱ…お前だったな!蓮!


「いいや。そんなことない

 だから、離れようか」


「自分から抱きしめたのに

 そんなこというんだね~?一刀ぉ~」


お前もか!?桜!


「いや、それは、嬉しくてだな!」


「では一刀様ぁ?ココがこんなになって

 いるのも嬉しからでしょうか~?」


"さわさわ"と…を撫でてくる


私も嬉しいですわ♪って

空さ―――ん!?


「ぇえっと…それは…だね…」


ニヤ~と三人が笑う


「一刀…」

「一刀様…」

「閨に行こう!一刀♪」


桜の鶴の一声で俺は

閨への連行が確定されたのだった


「ぬふふ…な~んて☆

 そうは問屋が卸さないわよん♪」


「だ、誰!?」


「くっ、出てきなさい!」


「一刀様とのどきどき初体験を

 邪魔するのは何処の何奴ですか!?

 愛刀虎徹の錆びにしてあげます!」


空…お前な…


「あらん♪怖いわね~☆

 それじゃ、お言葉に甘えて…とう!」


"シュタ!"


俺を羽交い締めにした三人の前に

現れたのは我らの正義の味方!

絶世の変態だった!


「むー!現れたな!華蝶仮面2号!」


「今日こそ、正体を暴いてやるわよ!」


「ふはは!華蝶仮面さん!

 今日が最後の登場と思いなさいな!

 桜さん!蓮さん!ヤッーておしまい!」


「「アラホラ♪さっさー♪」」


お前ら…本当…お前ら…待つんだ…


「ご主人様の身体を弄んだ罪

 万死に値するわよん!

 くらいなさいな!」


お下げを揺らし、筋肉を唸らせ

右腰の横に手を合わせる

ま、まさか!ダメだ!止めろ!

その声ではシャレにならない!


「華ー!(KA)女ー!(ME)

  覇ー!(HA)雌ー!(ME)」


「くっ!?何て闘気!」


「手から光線とか卑怯よ!?」


「ならば!こっちは!神様より授かりし

 最凶の技!真姦交刹法です!」


「「応!!!」」


江戸美女三人衆が手を前に突き出す!


姦(KAN)ってそういうこと!?


"キュン♪キュン♪キュン♪"

互いのラブゲージ(気)が膨らんでいく!


「くっ!マズい!

 このままじゃ、なんかやばい気がする!

 来い!大蛇オロチ!」


"キイィィィイン!"


今、考えた武器の名前を叫ぶ!

俺の武器は八矛一盾。ならばこの地に古くから伝わる名前をつけよう!


八岐大蛇ヤマタノオロチ】と!


手を伸ばすと離れた場所に在った†が飛んでくる!

いいね!空気読んでるじゃないか!大好きだぜ、相棒!

一刀は手に取ると"弓"へと瞬時に形態を変化させた


「出力最大!餓龍爪!奴らを狩り捕れ!」


似世屡(NI SERU)と舐女琥(NAMEKKU)

へ向けてトリガーを引いた


"キュイイィィイイン"


『一つだけ願いを叶えてやろう!

 媚愚晩(BIG BAN)!

 阿多―――躯(ATAKKU)!!!』


"ドオオォォオオン!"


空中の貂蝉を打ち抜いた!


「ぶるあああぁぁ……!?」

「「「いやぁ~~~~ん☆」」」


安らかに…眠れよ…絶世の変態…

そして…変態三人衆…


名前は呼ばない

正史の"貂蝉"に失礼だから…


"ガチャン!"と餓龍爪ガロンソウ

"†"『八岐大蛇』にしまい

振り返ることなく自宅に戻った


こうして、とある王により

世界は救われたのだった


そう…これは誰も知らない物語

貴方は何も見なかった…

だからこその…誰も知らない物語なんだ

分かるよね?よい子のみんな!


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