27/121
張遼愛用・飛龍堰月刀&夏侯惇愛用・七星餓狼
「次に中央の髑髏を
右に回してください」
右に回すと【†】の形が変化する
ゝ
†
┃
原型"飛龍偃月刀"
なるほどバタフライナイフの原理か
槍は使ったことがないから
修練が必要か…
ていうかやっぱり髑髏がついてる
目には紫色の光りが灯っていた
「左に回して一度形態を戻して
更に左に回すと」
†が刀へと変化する
誤って抜けてしまうのを防止するために
あえてロックがかけてあるのか
黒い刀身はよく磨かれていて
自分の顔が映るほどだ
髑髏の目には赤い光が灯っている
原型は"七星餓狼"だろう
"キィン!"
軽く振って刀を収める
うん、とても手に馴染む
北辰一刀流も問題なく使えそうだ
「幅広の刀身ではなく、一刀様が
使いやすいように日本刀にしました
少し重いですが、硬さは日本刀の
比ではありませよ♪」
「確かに使いやすい。ありがとうな、空」
「はい♪それでは次に行きましょう!」
まだまだ絡繰り箱の講義は続く




