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⑥守護


「シュガー?」

「だから、人間を人形に見立てて隠れたり、カラスの姿になったお前を鳥だと思って助けを求めたんだ」

「・・・・・・・・・・・・」


 こちらを見ていたレイニーが視線を魔女に戻す。そして呟くように「そうか」と、頷いた。


「あの子はずっと、今も虐待された記憶の中にいる」


 まま、ぶたないでと今も泣き叫ぶ魔女のボタンの瞳からは涙が零れ落ちている。

 シュガーレットは剣を構えることなく、唇を噛み締めた。だがそれを叱咤するようにレイニーが強く名前を呼ぶ。


「シュガーレット。お前がどれだけ同情したところでもうあの子は死んでいて、これだけの人を殺したんだ」


 信号機の下を見れば、ゾンビと化した人が多くいる。その中にいるのはエリーゼとエリオットだ。

 それにハッとし、力が抜けていた剣を握る手に力を込める。


「いますることは何だ、アダムの使い。可哀想だと一緒に泣くことか? 違うだろう」

「・・・・・・・・・・・・」

「浄化してやることが、俺たちに出来る最大の救いだ」

「あぁ」


 シュガーレットは気持ちを入れ替えるように首を横に振り、剣を構え直す。


「悪かった、レイニー」

「おう」


 レイニーも刀を構え、「どうする」と短く問うた。


「あの魔女の腕に乗っても動けなくなる。だが私が頭上に跳んだところで腕が来るだろう」

「その前に俺が切り落とせば・・・・・・」

「あの再生速度だ。きっと間に合わない」


 宙にいる相手は厄介だ。

 レイニーならともかく、高い位置から落ちるスピードを考えると魔女相手だとどうしても遅いのだ。ならば。


「地面に引きずり下ろす」


 シュガーレットは言った。


「どうやって」

「怖がらせればいい」


 元々人間の影に隠れていたのだ、実体を持ったまま下りてくるかは賭けでしかないが、レイニーが血を垂らしたように、やってみるしかないだろう。


「レイニーがカラスの姿で魔女の背後に回る。鳥の姿なら彼女は何もしてこないからな。前から私が迫ったところで背後から人間の姿で魔女を切りつけてくれ」

「前から迫るって、シュガーはどう攻撃を避けるんだよ」

「片方の腕なら切れるだろう。だからもう片方の腕がこちらに来る前に彼女を驚かせてくれ」

「・・・・・・ったく」


 困ったように口角をつり上げ、レイニーは笑う。


「それは信頼って取っていいのかよ」

「今までの経験上問題ないという確信だ」

「はっ、ほんとシュガーには困らされてばかりだ」


 彼の身体が霧に包まれ、カラスの姿になる。


「出来るだけ魔女の相手をするが、何よりもお前を優先する。いいな」

「分かった」


 頷くと、レイニーは高く飛び上がり、魔女の頭上を飛んでいく。


≪とりさ、ん・・・・・・とりさん・・・・・・≫

「お前の相手はこっちだ、アヤノ・チトセ!」


 名前を叫び、視線をこちらに向けさせる。

 再びビクリと身体を震わせ、≪やだやだ≫とぐずるように首を横に振った。


≪なぐらないで、けらないでっ、おなか、すいたぁっ≫

「残念だが、私はお前を傷つけるぞ」

≪やだぁぁぁぁぁぁぁっ!≫


 身体を反らせるようにしながら両腕がこちらに向かってくる。

 シュガーレットは信号機が揺れるほど足に力を込め跳躍し、宙に舞う。

(いっぺんに来たか!)

 両腕がこちらに向かってくる。ふわりと前髪が浮くが、身体はもう落ちていくしかない。だがその腕に乗るのは危険だ。

 ゴウッ! と空気を切り裂きながら襲いかかってきた腕、拳の先端に剣を刺して柄を掴んだ状態でぶら下がる。


「お前の相手はこっちだっ!」


 その頭上でレイニーの声が響く。

 大きな拳のせいで何も見えないが、彼が切りつけたのだろう。


≪いあああああああ!?≫


 驚きが混ざった声が地響きのように鼓膜を震わせた。


「落ちろっ――――!」


 そしてドンと蹴るような音がし、視界の奥で魔女の身体が落ちていくのが見えた。

 だがそれに喜んでいる場合ではない。長い腕も後に続いて落ちていく。


「くっ」


 一瞬なら何とかなるだろうと足を拳に置き、剣を引っ張る。

 地面に叩きつけられる前にそれは抜け、身体は反動により宙で一回転する。

 このまま下りる先はゾンビの中だろう。頭を下にして剣を振るい頭を落とす。だがそれだと着地が出来ない。

 名前を呼ぶレイニーが頭上から腕を伸ばすが、その手を取っては彼も巻き込んでしまうだろう。

(ゾンビの上に着地、しかないな!)

 深呼吸をし、下に視線を向き直すと予想外に身体がふわりと浮いた。


「ちょっとシュガーレット、魔女を落とすなら言ってくださらない?」

「流石の俺様も驚いたわ」

「エリオット?」


 跳躍したエリオットが肩に抱きかかえるようにシュガーレットの身体を受け止めてくれたようだ。

 その下ではエリーゼがゾンビの首を切り落とし、着地場所を作っていた。


「お姫様抱っこじゃなくてごめんね、シュガーレット姫っと」


 エリーゼの隣に着地しつつ、サーベルを振るう。


「助かったエリオット」


 肩から下りれば、顎から汗を垂らすエリーゼがエリオットと背中を合わせながら聞いてくる。


「魔女の方はどうにかなりそうですの?」

「宙から落とせば攻撃も避けやすい」


「あとは鎮魂の祈りを――――」と続けたところで、カラスの姿に戻っていたレイニーの叫び声が響いた。


「三人とも、避けろ!」

「「「え?」」」


 どういうことかと頭上を飛ぶレイニーに視線を向ける三人に、彼は「くそ!」と舌打ちをし切羽詰まる声で続けた。


「高く跳躍しろっつってんだ!」

「は? ・・・・・・っ!?」


 瞬間、ぞわりとした感覚がし、三人はレイニーの言葉通り高く跳ぶ。

 その感覚は魔女と長く戦っている経験から来たものだろうか。

 先ほどまでいた場所に、細長い黒い影が太い針のようなものが伸びていた。その先にいたゾンビの頭を遠慮なく貫いている。

 一体何がとその針の先を辿ると、叩き落とした魔女が影の塊のようになり、そこからそれらが伸びていた。

 先ほどまでの叫び声は聞こえない。ただまるで全てを拒絶するかのようにあちこちから影が伸びては貫き、伸びては貫きを繰り返している。

 頭を貫かれ動かなくなっている、否、もう人形と言う名のゾンビは動かなくなったようで、三人は倒れたそれらの上に着地した。

 死屍累々、まるで死体の絨毯だ。妙に柔らかい感触の足裏には気分が悪いが、それを気にしている余裕はない。

 いつここにまた影が来るか分からないのだ。

 魔女の方を向きながら剣を構える。


「宙にいた時の方が良かったんじゃなくて?」

「・・・・・・こうなるとは予想しなかった」

「ゾンビが動かなくなったのはありがたいけどな」

「シュガー!」


 下りてきたレイニーに、シュガーレットは間を置かずに聞いた。


「魔女の頭は見えたか」

「身体が膨らんで針千本になっただけだ。頭はあの真ん中にある」

「アダムの使いが二人に、ガーディアンが二人もいるのですわ。注意を引くには十分」

「来たぞ!」


 エリオットの言葉と同時に影が数本目の前に現れる。

(さっきよりも速い!)

 シュガーレットは剣でそれを弾き、空へと流す。どうやら他の三人も各々で対処したようだ。

 何も貫かなかった影は灰のように消え、また新たな影が伸びてきた。


「腕のように切り捨てることは無理みたいだな!」


 レインは姿勢を屈め、避けながら言う。


「わたくしが前に出ますわ」


「ですが」とエリーゼはチラリとシュガーレットを見てから、サーベルで影を横に流した。

 ギイインと火花が散る向こう側でエリーゼは好戦的に口角をつり上げている。


「それはあくまで囮で、鎮魂の祈りはシュガーレット、貴方に任せますわ」

「囮なら俺らがする!」

「いや、ガーディアンはまた動物の姿のまま近づいて、また突然姿を現わして欲しい」


 塊になってしまった今、また混乱を誘うことが出来ることは分からないが、注目させることは出来るだろう。


「だがエリーゼ、囮なら私が引き受けよう」

「・・・・・・全部言わせるつもりかしら」


 影が伸びる。

 エリーゼの前にエリオットが立ち、それを受け止めた。


「ゾンビとの戦いでかなり体力が消耗していて、あの魔女の頭上まで跳ぶのが辛いと言っているのですわ」

「・・・・・・っ!」


 好戦的に微笑んではいるものの、エリーゼの顎から滴り落ちる汗には血が混じっている。

 あれだけのゾンビの相手をしていたのだ。無傷なわけがなかった。それはきっとエリオットも同じだろう。

 前でエリーゼを守っているが、肩で息をしている。

 シュガーレットは勢いで口を開いたが、ぐっと堪え、「分かった」と頷いた。


「エリーゼが魔女に向かって走る後ろに私がついていく。途中で二手に分かれた時にガーディアン二人が人間の姿に」

「わたくしが正面、貴方は背面へ回って頂戴」

「あぁ」


 構えていた剣を下ろし、逆手に持ち替える。


「気をつけろよ、エリーゼ」

「シュガーも無理すんな」


 ガーディアンは動物に姿を変え、互いに反対方向へ向かって行った。

 体力的にこれが最後のチャンスだろう。エリーゼたち無くしてはこの魔女はきっと討伐出来ない。

 シュガーレットも姿勢を低くしてエリーゼの後ろに立つ。


「行きますわよ」


 エリーゼも姿勢を低くし、スーっと息を吸う。そして止めたのを合図とばかりに走り出した。

 それにシュガーレットも続き、走る。

 正面はエリーゼがいるため見えない。だが刃物が鳴る音が響くことから、きっと影はこちらに襲いかかって来ているのだろう。

 だが飛び出してはいけない。まだそのときではない。

 気配を消すように静かに呼吸を繰り返し、走る。


「左へ!」


 突然エリーゼがそう叫んだ。

それに弾かれるようにシュガーレットは足を左側に出し、エリーゼの隣に立つ。そしてそこで二手に分かれた。

 瞬間、別のところからも音が響く。きっとガーディアンが人間の姿になったのだろう。

 追いかけるようにこちらにも影が伸びるが先ほどよりも速度は遅く、走れば避けられる程度のものだ。

 こちらまで意識が回っていないに違いない。

 そのままシュガーレットは走り、背後の方に回り込む。しかし背後といっても一つの塊になってしまっているのだ。どの位置がベストなのか。

 ふと、視界にあの公園が映り込んだ。


「っ――――!」


 これだ、とその公園へ足を運び、そこにある柵に足を掛けた。

 ゾンビの絨毯よりも固いそれの方が高く跳躍出来る。

 シュガーレットは思い切り柵を蹴り、黒い塊の方向へ跳んだ。


「見えた!」


 中央にツインテールの頭。

 レイニーが言っていた通り、身体が膨らんで塊になっているようだ。

 シュガーレットは両手で剣を持ち直し、先端を頭に向けて落ちていく。


『アヤノ・チトセ』


 長い間ひとりで苦しみ続けた女の子。

 彼女を救うべく、鎮魂の祈りを口にした。


『我が名はアダムの使い、シュガーレット』


 どうか神様。

 彼女の魂をお救いください。


――――不意に、頭が持ち上がる。

 ボタンの瞳と目が合った。いや、ボタンの瞳に映る自分の瞳と目が合ったのだろうか。


「え?」


 瞬間、視界に色が無くなり、ザザザっと視界が歪む。そしてプツンと暗くなったかと思えば、目の前にはあの魔女とと思われる女の子が立っていた。

 まるで境界線がない状態でテレビでも見ているかのようだ。


≪え、えっ・・・・・・ふぇぇ、えーん≫


 ツインテールの女の子は拳で涙を拭いながら泣いている。

 頬は痛々しく腫れていて、スカートから出ている脚にも痣が出来ていた。


≪も、なぐらないで・・・・・・けらないでっ≫

「・・・・・・っ」


 シュガーレットは両手を伸ばす。


「もう誰も殴らない、蹴らないっ・・・・・・もう、辛い思いはしなくていいんだ!」

≪ふぇえええん!≫

「泣かないで・・・・・・っ」


 画面の向こうにいる少女に手を伸ばす。

 足が動かなくても、その向こうに行けなくても、どうかお願いだ。


「綾野智世!(あやのちとせ)」


 この手で、あの子を抱きしめさせて!





「シュガーレット!!」


 ハッとした時には、目の前に影が迫っていた。

 尖ったそれはこちらを向いていて、宙を自由に動けない自分ではこのまま貫かれてしまうだろう。

 そうなれば身体は魔女の頭から離れ、鎮魂の祈りの儀式を最後まですることなく死んでしまう。

(最後のチャンスがっ)

 どうにか剣の先が頭に届かないか、いつの間にか離していたもう片方の手で再度柄を握る。しかし、こちらを注視している魔女が操る影の速度には敵わない。

 ギリっと奥歯を噛み締め、影に貫かれる覚悟をした――――が。


「シュガーレットッ・・・・・・!!」


 ドン、と身体を押される。


「エリーゼ!!」


 そこには苦しげな表情をしているエリーゼがいた。

 跳躍をする体力ももう無いと言っていた彼女が、シュガーレットを助けるべく跳んだというのか。


「シュガー!」


 押されて態勢を崩し、落ちていく身体を途中レイニーが受け止める。

 このままではエリーゼが影の的だ。


「エリーゼぇぇ!」


 悲鳴に近い声で彼女の名前を叫べば、視界の端で誰かが通り過ぎる。それは確認するまでもなかった。


「これがガーディアンの仕事っと」


 エリオットがエリーゼの隣りまで跳躍したのだ。だがその手にサーベルはない。

 まるで神に祈るかのように手を組み、エリーゼに微笑んだ。


「愛してんぜ、エリーゼ」

「私も愛してるわ、エリオット」


 その手にエリーゼは足を置き、エリオットは彼女を高く跳ばす。

 影を避け、魔女の頭上へと舞った彼女を見送ったエリオットの身体に、何本もの影が突き刺さった。


「――――」


 視界の中で彼が落ちていく。両手を広げ受け止めようとしても、自分の身体は離れて行ってしまう。

 抱きしめるレイニーの力は強く、どれだけもがいても離してもらえなかった。


『アヤノ・チトセ』


 その中で悲鳴は聞こえない。

 あるのはこの場を終わらせる言葉のみ。


『我が名はアダムの使い、エリーゼ』

 

 サーベルが輝く。

 そしてそれは、魔女の頭へと埋まり、


『汝の魂を解放すべし者』


 膨らむ身体をも一気に切り裂いた。


『最期の産声を上げ、泣き叫べ。さすれば神が汝を見つけ――――』


 黒い霧が噴出し辺りを暗く染めるが、その蒼く輝くサーベルが灯火のようにそれらをも切り、最期の道を指し示す。


『終焉の加護を授け賜わん』


――――私ね、お花屋さんになるの! パパとママ、いつも私にお花で冠を作ってくれるでしょ? いつか私が作ってあげるの!

――――ねぇママ、パパはどこに行っちゃったの?

――――痛いっ、痛いよママっ、殴らないでっ、いい子にする、いい子にするからっ!


 光の球が輝くのを、エリーゼは静かに見送ってからサーベルを鞘に戻す。倒れていたゾンビも一緒に煌めきながら天へと召されていったようだ。

 本来のコンクリート、道路が姿を現わした。

 公園の砂場に下ろされたシュガーレットは地面に座ったまま立ち上がることも出来ない。

 レイニーが抱き上げているエリオットは微笑んだまま瞼を閉ざしていた。


「・・・・・・・・・・・・」


 ざくざくと砂を踏み、エリーゼは座り込んだシュガーレットの胸ぐらを掴み、思い切り頬を叩いた。


「魔女は討つべき相手であって、私情は必要ない。いい加減にするのですわ」

「――――」


 赤くジンと痛む頬を抑えることも出来ず、目から涙が溢れ出す。

 謝ったところでもう彼は、エリオットは戻ってこない。

 エリーゼはその隣で抱きかかえられているエリオットに視線をやり、ぐっと唇を噛んだ。しかしその次には優しく微笑みかけ、頬を撫でた。


「よくやりましたわ、エリオット」


 そして額に掛かった髪をそっと避け、口付けた。

 するとエリオットの身体も浄化される魔女と同じように光りの玉になり、消えていく。

 そこに残るのは、震えるレイニーの腕だけだ。


「さようなら。またどこかで逢える日まで」


 天の彼方へ逝った光が無くなってからもしばらくエリーゼは空を見続け、それから拳を作り俯く。それでも次に持ち上げた顔に、涙はなかった。


「さ、帰りますわよ」


 彼女はそう言い、歩いて行く。

 カギを持っているのは彼女だ。彼女が一人でそのカギを使えば、シュガーレットもレイニーもここに取り残されることになる。

 それでもきっと彼女はそうしないのだろう。

 どれだけ怒りに満ちていても、どれだけ悲しみに暮れていても、凜と前を向いて、こちらが来るのを待っている。

 シュガーレットはふらりと立ち上がり、彼女の後へ続く。

 そういえば、いつだって自分はエリーゼの後ろをついて行くばかりだ。

 一番泣きたいのは、泣き叫びたいのは彼女なのに。自分が泣く資格などないのに。


(魔女を助けるどころか、仲間を殺してしまう私は、どこまでも愚かだ)


 零れ落ちる涙を止めることがどうしても出来なかった。

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