目覚め
むにゃむにゃ
んーもう朝か?
てか、いつのまに寝たんだ俺?
何してたんだったか?
はっ!そうだ美少女だ!!
縞パンの美少女だ!!!
クソでかクソカマキリとの戦いでピンチに陥った縞パン美少女を
颯爽と駆け付けた俺が助け、美少女にかわり成敗したのだ!!
だが、戦いは激しく疲弊した俺は美少女に心配をかけないよう爽やかに微笑みながらも
力尽き倒れ、意識を失ってしまったのだ(願望)
ということはあれだな
ここは俺ん家ってわけではなかろう、病院とか美少女の所属する組織の施設とか
も、もしかすれば美少女の部屋で美少女のベットに寝かされてるとか!
あ、美少女の部屋はねーわ、いい匂いしないもん
美少女の部屋だし絶対にぜっっったいに!!いい匂いするはずだもん
GOOD SMELL に決まっている!!
ならば、病院か施設だな
これはあれだな、あのセリフを言うチャンスじゃな
そう、皆さんご存じ『知らない天井』を言うチャンスなんじゃな
お、おちつけー俺
言ってみたいセリフで俺的上位に入るセリフを最高のシチュで言えるチャンス
焦ってセリフかんだりしたら後悔するぞ!もちつくのだ俺!
今俺は微睡んでいる最中
ゆっくりと目を開け、見えた真っ白な天井(断定)に向かって言うのだ
『知らない天井だ。』と
その声に気づいた俺を心配し一晩中寄り添っていた美少女が『よかった(泣)』
と俺に縋り付いてくるのだ(妄想)
ヨシ!イメージトレーニング終了
これで万全だ
いよいよ目をあけるぞ!
焦らずゆっくりとだ自然と目が覚めた感じを意識してゆっくりと目を開くのだ!!
そー-っと目が開く
見えた!真っ白な天井!!マジで知らない天井!!
いよしっ!言うぞ声に出して言うぞ!!
「・・・しら」
「おお!目が覚めましたか、よかった。」
「・・・・・」
「大丈夫ですか?私の声、聞こえていま」
「てめええぇぇぇー--ー---------ぁぁああ!!!」
「ヒエッ」
「よくも!よくも!!よくもぉぉぁ!!!チクショーーーーーーめぇぇーーーーーーーーー!!!
ふぅぅぅざぁぁけえぇやがってぇぇーーー!!!!俺のオレの知らない天井をよくもぉぉぉーぁぁああ!!!!ユ゛ル゛ザンゾォォォ!!!!!!!怨怨怨OOOOOOOOOON!!!!!!!!!!」
ギシギシ ガチャガチャ ミシミシ
「ひぃぃぃ!?ベット壊れる!患者は壊れてるぅぅ!!ドクター!ドクターぁぁー!!HEEEELP!!!」
「はぁい、呼んだ?」
「呼んだよ!軽いよ!患者が患者がぁ!!」
「ありゃ?錯乱してるね?なんかした?」
「おおおおぉぉぉOOOOOOOOOOんんんんんnnnnnnnnnnn!!!!!!!!!!!!」
ガッチャンガッチャン メキメキメキ
「なんもしてないよ!目が覚めたから声をかけただけだよ!!」
「うぅーん、とりあえず落ち着かせようか。」
「怨怨怨怨OOOOOOOOOOOOOOONNNNNNNN!!!!!!!」
ブチブチ ミリミリ メキャッ
「はやー-く!鎮静剤ぃ!マジでやばいってー-!!」
「いや、それよりこっちのが効くよ」
「しら!しらしら!しららららららららららら!!!!!!!」
ビクンビクン
「大丈夫?おっぱい揉む?」
「揉む!!!」
「えぇ」
「嘘だよ」
「そ、そんなぁー・・・ガク」
「えぇ」