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終わり2



あ、死んだは・・・



走馬灯なのかなんなのか、引き伸ばされた思考の中で理解する、こりゃダメだと

もう、どうしよーもねぇと確定事項だと


まあ、バケモノ相手によくやったよ俺は

だが無意味だ

俺は死に、美少女も死ぬ

どれだけバケモノにダメージを与えようと彼女が死んでしまうのでは意味がない

すべて無駄だ


ならどうする?


あがこう


俺は死ぬ

しかし、まだ動ける

なら、あがこう

だが、両腕は使い物にならん

蹴るか?

無理、脚動かしたらそのまま倒れそう

どうする?

右腕に喰いついているクソカマキリの頭が目の前にある

無機質な複眼の中にザマァ的な色が見える

むかついたので複眼に噛りつき、砕いた

滅茶苦茶硬かったが火事場のバカ力でも働いたのか

ほとんどの歯を犠牲にしながら噛み砕いてやった


本能的な動きだろう

カマキリは俺の右腕を引きちぎりながらのけぞった

目を攻撃されればそうもなろう

結果、俺は自由になるが勢いがついて後ろに倒れそうだ

倒れたら二度と立てないだろう

右足を擦るように引きなんとか踏ん張る

そして、それた上体を引き絞りおもいっきり頭突き

ねらいは未だに刺さる、大剣の柄の底の部分


ゴギャ、グチャ、バキ等様々な音が響き大剣は貫通した


ついでに俺の額も割れたがどうでもいい


やったか?


あ、自分でフラグ立ててしまった

案の定、奴は生きていた

そして俺の右腕を食っている

すると、ボコボコ肉が盛り上がり鎌も砕いた複眼も再生する

大剣も肉に押し出されるように抜けてしまった

振り出しどころではない

明らかにさっきまでよりヤバくなった

盛り上がった肉は肌色で、複眼は眼球の集合体のようになっている

鎌はより大きくなり鋭さが増したように見える


俺は絶望した


クソカマキリがやばい変態をしたことにではない


食べちゃったのである

噛み砕いたカマキリの複眼呑み込んじゃったのである

頭突きの勢いで

カマキリが腕食ってるのを見て気づいたのだ俺も食っちゃったと

何が嫌かって、俺がクソカマキリを


『うまい』と思ったことだ


それを自覚した時


俺の中で何かが壊れた



「ふ・・」

「ふふ・・・」

「ふふふ・・・・」


「ふぎゃっっっHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA

AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAひひいいいいhhhhhhhhHHHHHHっふぉおおぉおぉぉOOOOOOOOOOOWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW」






テンション上がってきたぜえぇぇー---!!!






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