13.引っ越し
すいません!ここ二ヶ月更新できていませんでした!
本当に、皆さんにスライディング土下座したいくらいです!
ごめんなさい!m(_ _"m)
「どうかされましたか?」
「いえ、こんなに自然に笑われたのを初めて見たな、と思いまして。」
「美しいなと思って。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「あ、ありがとう、ございます?」
それからしばらくの沈黙の後、セド様がぱっと顔を上げて宣言した。
「よし、これならいける。 君たち旅芸人を俺の専属にしよう。」
シーーーン
「うおぉぉぉぉぉっ!!!」
「やったよ! 貧乏生活とおさらばだ!」
「この先の人生バラ色だー!」
・・・よ、良かった・・・みんなの未来を守れた・・・
「やったね、アメリア!」
「ええ! 本当によく頑張ったわ!」
「ア゛メ゛リ゛ア゛~!!!」
「ありがとう、キアラ!お母さま!」
「お゛、お゛れ゛は゛・・・?」
「団長、近づかないでくれますか? ちょっと気持ち悪いです・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
と、まあみんなで喜んでいたわけなんですけれども・・・
『明後日、馬車をこちらに寄越すから、それで我が家まで移動してきてくれ。』
この言葉を信じ、馬車に乗り込んで移動したのですが・・・なぜかカーテンを閉められて移動していたんですよね。
その時は何も思っていなかったんですよ。
それで、目的地に着いたから馬車から降りて見上げると、そこには・・・
「・・・おおき・・・」
「うわぁ~、すっごぉーい! お城みたーい!!」
「あらまあ。」
とてつもなく大きなお屋敷という名の城(?)に来てしまいました。
しかも、門から中に入ると、執事さん、メイドさんと思われる人たちが勢ぞろいして、入り口の両脇にずらっと並んで頭を下げているんですよ!
これはいわゆる、お姫様待遇というやつなのでしょうか・・・?
最近キアラが見せてくれた恋愛小説に書かれていたような・・・
「「「いらっしゃいませ、お嬢様。」」」
・・・確定ですね。
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中に入ると、もっとすごかったです。
そこら中がキンキラキンです・・・。
埃ひとつないピッカピカの廊下に、お高そうな絵画、壺、装飾品などなど・・・。
私とキアラ、そして仲間たちは、恐縮しまくってビクビクしています。
そんな中で、お母さまだけは平然とした顔で歩いています。
お母さまの精神力、恐るべし・・・。
(・・・にしても・・・)
「・・・アメリア・・・」
「うん、たぶん何が言いたいかわかってる。」
(あきらかに場違いなのよねー・・・)
(お金、たくさん使ってるんだろうなー・・・)
結局違うことを考えている双子であった。
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ーーー
ここに来てから数時間後。
みんなで荷解きをしていると、メイドさんが一人やってきた。
コンコンコン
「あ、はい!」
「お嬢様方、お客様がお見えです。」
「お客様?」
「はい、こちらです。」
そのメイドさんはニッコリと微笑むと、私たちを応接室と思われるところに連れて行ってくれた。
そこにいたのは・・・
「やあ、久しぶりだな。」
「・・・あ、お久しぶりです。」
この間のお貴族様だった。
ついでに騎士様もいる。
ただし、二人ともこの間よりも煌びやかな服装をしている。
いったいこの人たちは、どれだけ地位が高いのか・・・!
「ここは気に入ったか?」
「はい、この度は身に余るほどの光栄をありがとうございます。」
「ありがとうございます!」
「そう固くなるな。 俺としても、使い道のなかった離宮が活用できて良かったんだ。」
「それは良かったで・・・離宮?」
「・・・宮殿?」
サラッと言われたのでスルーしかけたが、この御方は今、『離宮』と言わなかったか?
さすがにキアラも気付いたのか、反応している。
二人で訝しげにセド様の方を見ると、セド様はきょとんとした顔をして、ああとうなずいた。
「そういえば言ってなかったな。 改めて自己紹介をしよう。 俺はセオドア・ジル・ディアス・ギアパンタス、この国の皇太子だ。」
「「えぇぇぇぇぇっ!!!!!」」
皇太子だなんて、私たち、この先どうなっちゃうのぉ!
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