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桜の夜の催し事‐連載版  作者: 知美
桜の夜の催し事
1/10

0.出逢い‐和久丸side

 桜を見ながら語らう。それはなによりも大切なモノ。誰よりも大切なモノ。きっと、春は誰にとっても出逢いの季節。だからこそ、より、この季節を大事にしたい。味わいたい。


「貴方、準備できましたよ」


 その声に反応し、振り向く玖九良城くくらじょうの城主、和久丸おひさまる。そこにはお酒がお猪口に注がれたいた。


「今年も始まったな……、この季節が……」

「えぇ……、私達の出逢いの季節」


 玖九良城の最上階で城主──和久丸とその奥方──芽和めいわがお花見をしている。それは“桜の夜の催し事”が、玖九良城とその城下町で始まった事を示していた。


 今年もまた、誰かと誰かが出逢い、結ばれる季節がやって来ていた。

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