第4話
「おー!」
ミケさんが感嘆の声を上げる。
「これは、これは。」
マカロニさんも、唸る。
「やるじゃん、トニー!」
「凄~い! トニー君、やるぅ~!」
ケビンさんとユリンさんが、やんやの喝采をトニーさんに送る。
「ありがとうございます。アウスブレンデンの整備と補給作業、終了です。」
トニーさんがにこやかに言って来る。
トニーさんをチームに迎えて、1日後。
ラフィンスカルからの逃走で、負傷し、
ENと弾薬を消費した、
トニーさんの戦闘機のアウスブレンデンの整備と補給を、
マカロニさんがやろうかというところで、トニーさんが、
自分の機体くらい自分で整備と補給をしますと言い出したんだよね。
で、メカニックでもないのに大丈夫かなぁ?と、
みんなが、ちょい不安に思っていたんだけど、
モノの見事に、完璧な整備と補給をトニーさんが行って、今に至るワケで。
「マジ、パネェっスね、トニーさん!
メカニックでもないのに、
こんなに完璧に整備と補給が出来るなんて凄いっスよ!」
オイラも、トニーさんを絶賛してみる。
マジで凄いしね。
「いえ、アウスブレンデンの整備と補給作業は慣れているだけですよ。
ボクなんて、KG全機の整備と補給をしている、
マカロニさんに比べたら全然ですよ。」
トニーさんが、謙遜の言葉を述べるが、
オイラからしたら、マカロニさんもトニーさんも、
同レベルで、超ハイレベルです。
「この分なら、
Gの簡単な整備や補給なら、トニー君に任せれそうやね。
まあ、うちらのKGはクセがあるから、
ちょい苦戦するかもやけどね。」
ミケさんが、アウスブレンデンを撫でながら、
整備の行き届き具合を確かめながら言い、
「じゃあ、中断した昨日の続きかな?
シュタイガーンバオアーに、ケビンと、
ついでにロクスリー君とトニー君も乗るか?」
と、イタズラした子供の様な顔で、ニタリって感じで言って来る。
「いや、ミケさんどころか、
ユリンさんでもマカロニさんでも扱いきれないGに、
ゲズにしか乗れないオイラが乗りこなせるワケないじゃないですか⁉」
「フフン…モノのついでって奴や。
どうせ実戦では使わんのやし、ケビンのデータさえ取れれば、
クライアントに用意せなあかんデータはもう取れとるんやから、
後は、ついでの遊びみたいなモンやって。」
どや?面白い遊びやろ?と言わんばかりのミケさんに、
「面白いですね。
ボク、そのKGに乗ってみたいです。」
と、トニーさんがミケさんの提案に乗って来た。
「おお、トニー君は、ノリが分るやん!」
「良いよ、良いよぉ!
みんなでダメな結果出して、昨日の結果は、
ユリンちゃんの実力が悪いワケじゃなくて、
そのKGが悪いだけって証明しちゃおう!」
ユリンさんが、本末転倒な、ダメな方向性の期待を寄せる。
よっぽど、昨日のシミュレーターの撃墜された結果が悔しいんだろうね、アレ。
「まあ、こんだけ整備も補給も上手いトニーなら、
Gの扱いもそつなくできそうだし、
ラーゼンレーヴェじゃねぇとダメなオレより、
良い結果出せんじゃねぇの?」
「おだてないで下さいよ。
ボク、KGに乗るのなんて初めてで、
ちょっと興味があるってだけで、
そんなにGの扱いも上手くないですし。」
トニーさんが肩をすぼめて、かしこまりながら言う。
「まあ、実戦やのうてシミュレーターなんやし、
気楽にやったらええよ。ほな行こうか。
トニー君、シュタイガーンバオアーに乗り。」
「ハイ、ミケさん! トニー=スミス! ガンバります!」
トニーさんが、気合一発、やる気マンマンでシュタイガーンバオアーに乗り込む。
「では、起動しますよ。」
マカロニさんが、シミュレーターを起動させた。
そして……。
「これは……凄くクセのある機体ですね…。
報告の有ったCAPAZというプログラムも、
ボクが乗った分では、起動しませんでした。
そして、皆さんの報告通り、
乗っていると凄く気分も悪くなりましたし、
クセが強過ぎて、ボクでは扱い切れませんね……。」
張り切ってくれたけど、トニーさんも、敢え無く撃沈っていう…。
「やっぱ、これ、
オレやロクスリーが乗る必要ないだろ?
誰が乗っても、ダメだって、このKG。」
ケビンさんが、投げやりに言って来る。
まあ、その気持ちも分かるけどね。
ここまで、誰も扱い切れない機体に、オイラたちが適合できるとは思えないもん。
「アカンて!
ロクスリー君が乗ってくれるかは、ともかく、
ケビンは乗らな、またアイツが文句言って来るんやから!」
「へいへい。しゃあないから、乗ってみますけど、
やっぱしダメでも勘弁して下さいよ?」
そう言って、ケビンさんも乗り込み、シミュレーターを起動……。
したんだけど……。
「あーッ!
結局、CAPASZとかいうのは動かねぇし!
ホント、乗ると気分悪くなるしッ!
だから言ったじゃないですかッ⁉
ダメなんスよ、このKGッ‼」
宣言通り、やっぱしケビンさんでもボロボロの結果っていう……。
「ミケさん! ミケさんッ!
もう、このKG、明らかにダメな子ですってッ!
ケビンさんまで全滅する様な、こんな扱いのムズい機体に、
更にダメなオイラが乗っても、ダメな結果しか出ないですってッ!」
余りの結果の酷さに懇願するオイラに、
「何や、ノリの悪い子やなぁ。
でも、まあ、そうやね。必要なデータは取れたんやし、
あとは、クライアントのとこに着くまで、
シュタイガーンバオアーには、Gデッキで眠って貰おうかね。」
ミケさんが、仕方無いなぁという感じで、妥協案を述べてくれる。
良かった。
いちいち、結果が見えてるのに、恥の上塗りするなんてアレだったから。
でも、まあ、普通は、こうなるよね。
「まあ、もう他に仕事の予定もないですし、
先生のところには、直ぐに到着できるでしょう。」
マカロニさんが、メガネを中指でクイッと上げながら言って来る。
「クライアントの注文やから急いだってはおるけど、
ま、シュタイガーンバオアーの強奪の時は、
気まぐれでアイツが注文付けて来おったから、
注文聞いたってザインたちは見逃したったけど、
それはその時だけで、他の注文は受けてへんねんから、
この前のトニー君の時は、
ラフィンスカルたちのスクラップの部分パーツとかも拾えたし、
ファトス村で奪ったFGは、
これからアイツに会う前に途中の町で売って、
金にしてもええって許可は既に取り付けてんねんから、
これからも、突然、うちらに楯突くアホ共が、
仰山、現れてくれたら、もっと金になってくれんねんけんどな!」
うししッ、と、イタズラした子供みたいな顔で、ミケさんが豪語するが、
「ま、儲かる分には、
どれだけバカな人たちが来てくれても良いんだけど、
あの人には、急げって言われてるから、
結局、できるだけ早く、あの人に会わなきゃいけないのは変わらないのよね。」
と、ユリンさんが溜息交じりに被りを振るい、
「まあ、野郎に、また会うのは気が乗らねぇが、
姐さんや兄弟たちの為だから、
超不本意だけど、仕方無く、野郎に会ってやるさ。」
ケビンさんが、ちょっと渋めながら、明るい声で言う。
「ミケさんたちのクライアントさんって、どういう人なんです?」
至極当然の疑問をミケさんにぶつけてみる。
と、その時、ソルファージュの艦内にアラートが鳴り響いた。
「な…なんスか…⁉ なんなんスか…ッ⁉」
うろたえるオイラ。
「リーダー! 前方より、未確認の機体反応多数!
こちらを包囲するように展開しています!」
セリアさんが通信を入れて来る。
「ちょ…またスナッチャーザインの部隊が来たの⁉
なんでこんな、次から次へと襲って来るんスか…ッ⁉」
涙をチョチョ切らせながら訴えるオイラに、
「いえ、スナッチャーザインの部隊ではなく、未確認の部隊です!」
と、セリアさんが言って来る。
「ほほぉー。
どういう奴らか知らんが、
包囲するように展開しとるっちゅう事は、
うちらトロイメンカッツェにケンカ売ろうって事やろうな。
スナッチャーザインといい、そいつらといい、
最近は、うちらトロイメンカッツェも舐められたもんやな。
よし、良いやろ!
うちらトロイメンカッツェの怖さ、そいつらに、たっぷり教えたろ!」
と、コキコキと指を鳴らしてミケさんが、やる気マンマンで言って来る。
「ちょっ…ミケさん!
相手、未確認の部隊って事っスし、
どんな驚異的な相手とも知れないんすから、
ここは慎重に、撤退しましょうよ!」
「既に、うちらを包囲する様に、
相手は展開しとるってセリアが言ったやろうが!
ここでうちらが後ろなんか見せたら、後ろからズドンや!
そうなりたくなかったら、ロクスリー君も前面に出る覚悟で出撃し!」
ミケさんがギロリという音が出そうな目でこちらを睨みつけて言って来る。
マジ怖いっす!
「ああ……このパターンは……また死んじゃう気がする……。」
『マスターのG捌きの腕が既に死んでいますしね。』
「だから何でオマエはワザワザ、オイラの傷口に塩を塗りこむの⁉
オイラをこれ以上、弄っても何も出ないからッ‼」
38の心温まる一言に、思わず涙がチョチョ切れそうです!
ワザワザ、
例のホログラムのカワイイ姿で言って来るとこが小憎らしい!
「まあ、未確認の相手ってんなら、どうなるかは出たとこ勝負だが、
こっちからワザワザ負けてやる気はねぇってな!
ケビン=ブロッサム! ラーゼンレーヴェ! 出るぜ!」
ケビンさんが開口一番、出撃する。
「だいじょぶ、じょぶ!
ユリンちゃんのエンジェルシードがサポートに入るんだから、
ロクスリー君も、どーんと、大船に乗った気でガンバちゃってよね!
ユリン=エメラルド! エンジェルシード! 行っくよ~!」
ユリンさんも勢い込んで出撃して行く。
「やれやれ。メカニックとしては、ボクも、ロクスリー君の言うように、
無駄な戦闘は避けて頂きたい……」
「おお、マカロニさんは話が分か……」
「……ところですが……。
TS一家、
トロイメンカッツェのメンバーとしては、
彼我の力量を図り違いして挑んできた半端モノは、
叩き潰す事にしているので悪しからず!
ロクスリー君も、ガンバって下さいよ?」
マカロニさんが、にこやかな表情で、
眼だけが笑ってないっていう、
ちょっとしたホラーな雰囲気を醸し出しています!
怖いよ、ソレ!
「では、ロイド=ノーマン! フェストゥング! 行きますよ!」
と、マカロニさんも出撃して行く。
「こういう時こそ、恩返しをしないとですね。
トニー=スミス! アウスブレンデン! 出撃します!」
トニーさんも、アウスブレンデンで出撃する!
「ほら、殿は、うちがやるから、ロクスリー君も出撃や!」
ミケさんも、にっこりしつつも、目が据わっている恐怖状態!
これ、逆らったら、ここでデッドループじゃね?
うわ、マジであり得そうで、マジ勘弁なんだけど!
「えーい!
こうなったら出たとこ勝負っス!
ロック=ロクスリー! ゲズC²!
出撃するっス!」
ソルファージュのカタパルトから出撃するオイラ。
でも、最前線は怖いので、
中衛のユリンさんの更に後ろの位置に着地して、
まずは様子見!
いくら何でもオイラがいきなり最前線は人生無理ゲー過ぎる!
「フフフ……どんな敵か分からないんだから、
オイラはこの位置から絶対に前には行かないぞ!
こんな時の為の、追加装備のザヌスの遠距離用バズーカですよ!
もう、遠距離で芋る事しかオイラしないかんねッ!
フフフ……フフフフ……ッ!」
『マスターの姑息さは、ある意味で輝いていると判断します。』
38の正しい評価に、うんうんと頷くオイラ。
「うわー。
ロクスリー君って、こういう時、そうなっちゃうんだ……。
まあ、でも、人間、そこまで開き直れたら、強いもんよね……。」
前に居たユリンさんから、ある意味の褒め言葉を貰うオイラ。
照れちゃいますね!
「ミケ=スターライト! タイニーダンサー! 出るで!」
ミケさんが、最前線のケビンさんに合流する。
「さて、うちらトロイメンカッツェにケンカ売ろういうアホは、
どこのどいつやッ⁉」
ミケさんが、睨むように前を見つめる。
そこに、前方から、
元から真っ赤なゲズと、
全身を真っ赤に塗ったジーナの部隊が現れた。
ミケさんたちの前、1キロ先くらいで止まり、
「雁首揃えてお待ちとは、これは、これは。」
と、先頭の真っ赤なジーナが、
大仰な芝居口調で言って来る。
「フン! ゲズやジーナばっかじゃねぇか!
そんな機体で、オレたちトロイメンカッツェを相手にする気なら、
頭が湧いてるとしか思えねぇな!」
ケビンさんが、鋭い眼光で毒づく。
しかし、そのケビンさんの眼にも涼しい顔で、
「オレたちは深紅のTS、
レッドバイソン!
オマエたちの持っているGを、全部置いて行って貰おうか⁉」
何を思ってか、マジでいきなりケンカを吹っかけて来た。
マジで⁉
この人たち、ゲズとジーナだけなのに、
このKGだらけのトロイメンカッツェに、
ケンカを売るなんて、正直、バカだろ⁉
「失せな、三下共!
新米TSチームが、
ラフィンスカルのスナッチャーザインの真似でもしているつもりみてぇだが、
オレたちは、そのスナッチャーザインにも既に勝ってんだよ!
オマエたちじゃ役者不足だってんだ!」
ケビンさんが、鋭い目付きを更に鋭くし、
レッドバイソンと名乗ったTSたちを睨む。
しかし、そのケビンさんをレッドバイソンたちは、
「フフフ!」
「ヘヘヘヘヘ!」
大爆笑で迎えた。
「何やコイツら、ホンマにアタマ湧いとるんちゃうか⁉」
「何で、ここで爆笑なのよ⁉」
ミケさんとユリンさんが、訳が分からないと、頭にハテナを並べる。
「オマエら、オレらはトロイメンカッツェだぜ⁉
あんま舐めてると、仕舞いにゃ、ぶっ飛ばすぞッ⁉」
ケビンさんが辛抱堪らんという感じで矢継ぎ早に問う。
しかし……、
「オマエらがトロイメンカッツェなのも分かってんだよ!
その上で、勝てると踏んだからケンカ打ってんだよ!
さぁ、大人しく自慢のKGの、
タイニーダンサーやラーゼンレーヴェを置いてって貰おうか?」
謎の強気の姿勢を崩さない!
「アンタら、おバカですか⁉
ミケさんたちがアンタらの様な雑魚FGの集団に、
負けるワケないじゃないっスか!」
余りのワケ分からなさに、ついついオイラも、口を継いで出ちゃったっていう。
「オマエら、集団で夢遊病にでも掛かって昼間から夢でも見とんのか⁉
あんまりうちらを舐めとると、地獄見したるで‼」
ミケさんも辛抱堪らんという感じで怒鳴り付ける。
「フッ……後悔するぜ、オマエら!
なんたって、オレたちのリーダーは、
G²に乗っているんだからな!」
「じぇ…G²ッ⁉」
その一言で、戦々恐々とするオイラ。
だって、G²って、父さんの話だと、
KGより断然強い最高傑作機体って話なのよッ!?
「この人たちの変な自信の源は、それみたいですね……。」
トニーさんも、驚きの声を上げる。
「クッ…パイロットは、こいつらと一緒で三下やろうけど、
G²っちゅうのは、
モノがモノだけに厄介やな……。」
ミケさんも、苦しそうな声を上げる。
そこで、満を持して、レッドバイソンたちのGSのカタパルトから、これまた真っ赤なGが出撃した!
その機体が、最前線に陣取り、通信で声をかけて来る!
「あ~。コホン。
オレ様がこのレッドバイソンのリーダーのジャド=ユーリ様よ!
オマエら! 直ぐに降参して、
そのKG共を寄越しやがれ!
抵抗は無意味だ!
なんたって、オレの愛機は、G²だからよ!
恨むなら、この最強G²に乗った、
オレに出逢った不運を恨めよ、オマエら!
さぁ、とっととKGを寄こしやがれ!」
と、ジャドとかいう人が言っている……んだけど……?
あれが…ジェネラル……ギア……なの?
だって…だって…あの頭……?
「いや、その頭、どう見てもジーナやんッ⁉」
ミケさんが、当然の疑問をぶつける。
「っスよね。どう見てもジーナっすよね、あの頭……。」
うん、どっからどう見ても、ジーナの頭なんだよね…?
「なんだよ、
G²って話だから驚いたのに、
パチモンかよ!」
ケビンさんが率直な感想を述べる。
「やっぱりパチモンなのか⁉」
「オレもあの頭はオカシイと思ってたんだよなぁ……。」
と、あろう事か、
レッドバイソンのメンバーたちから疑問の声が上がる。
大丈夫か、このTSチーム⁉
「落ち着け野郎共ッ‼
確かに頭部はジーナだが、頭部が違うだけなのッ‼ 全体の1割なのッ‼
後の9割はG²なのッ‼
だからこのGはG²なのッ‼」
ジャドと名乗ったレッドバイソンのリーダーが、
必死に言い訳をして来る。
「とか言って、どうせボディーパーツもパチモンなんだろ?」
ケビンさんが疑わしげに聞く。
「あんなジーナ頭のG²なんて聞いたことないしね。まあ、十中八九、パチモノよね」
と、ユリンさんが断言する。
「違う!
オレのGは、ちゃんとG²なのッ‼」
ジャドが必死で取り繕う。
そこで、
「このGの頭部は確かにジーナの様ですが、
ボディーパーツはニーゼルレーゲンという、
G²のモノですね」
と、マカロニさんが言って来た。
「えッ⁉
ボディーパーツは本物のG²だったんスかッ⁉」
驚くオイラ。
「おお、やっぱりリーダーのGはG²だぜ!」
「それなら、やっぱりオレたちが勝てるな!」
と、レッドバイソンの部下たちが自信を取り戻して勝ち誇る。
「そうだろ! そうだろッ‼
兄ちゃんは良く分かってんじゃねぇーかッ‼」
と気を良くするジャド。
しかし……、
「まあ…そうなのですけど…。
ニーゼルレーゲンというG²は、
レーゲンというG²の余剰パーツで作られた、
G²で、
G²ですが量産型に近くて、
凡百のKGと同じくらいの性能の、
G²の中では、
最低の性能と言われるGなのですよね……。」
とマカロニさんが中指でメガネをクイッと上げながら、
淡々と告げる。
それに対し、
「何だ、やっぱりパチモンなんじゃねーか。」
と、ケビンさんが、当然のツッコミを入れる。
「やっぱりリーダーのG²は、パチモンなのかッ⁉」
「大丈夫なのかッ⁉」
と、またもレッドバイソンの部下たちがザワ付き始める。
「落ち着け野郎共ッ‼
どう言われようと、このスカーレットが強いのは、
オマエたちが良く知っているだろうッ‼
このスカーレットの力でこいつらを叩くぞッ‼」
と、ジャドがレッドバイソンの部下たちに激を飛ばす。
「確かにそうだ!」
「どう言われようとリーダーのスカーレットは強ぇぇぜ!」
「ああ、オレたちが勝つぜ!」
と、レッドバイソンたちが、自信と勢いを取り戻す。
「何やよう分からんけど変な自信があるようやな。
まあ、降りかかる火の粉は払う主義や!
このケンカ……買ったる!」
ミケさんがジャドを睨みつけ、指をポキポキと鳴らす。
だから、それ、怖いですって!
「おっさん、艦砲射撃!」
「おうよ、ミケ!」
バーダック艦長が応える。
「ケビンは、うちと一緒に前衛でコイツらを叩き!」
「あいさ、姐さん!」
ケビンさんも即答。
「ユリンは中衛で、
いつでもサポートに入れる様に準備しつつ砲撃!」
「おっ任せ~!」
ユリンさんも小気味良く応える。
「ロクスリー君とトニー君とマカロニは後衛で支援射撃!」
良かった……後衛なら、何とかデッドループしないかも……。
「了解です、ミケさん!」
マカロニさんも了承する。
「分りました、ミケさん!」
トニーさんも続く。
「了解っス、ミケさん!」
「ほな、状況開始!」
ミケさんが指令を下し、その一言が開戦の合図となった。
「いくぜ、相棒! アリーエルスラスター!」
ケビンさんが、相変わらず、
ラーゼンレーヴェのアリーエルスラスターを噴かせ、
超スピードでレッドバイソンの先頭のジャドの、
スカーレットの部隊に迫る!
「Aトライバレル! 初弾! レーザーだ!」
Aトライバレルの銃口がフラッシュし、
ジャドのスカーレットに噴き付ける!
「クッ……!」
スカーレットが盾で防ぐ!
「噂通りの速さだな、ラーゼンレーヴェ!
やれ、野郎共!」
ジャドの号令一下、
レッドバイソンのゲズやジーナがラーゼンレーヴェに掃射する。
「おいでなすった!」
ケビンさんが、
ラーゼンレーヴェのアリーエルスラスターを更に噴かせ、
悠々回避する。
「ソルファージュ!
3連装大型レーザーランチャー!
垂直! 水平ミサイル! 掃射!」
「了解! 3連装大型レーザーランチャー!
垂直、水平ミサイル! 掃射します!」
バーダック艦長の号令の下、ソルファージュが弾幕を張る。
その掃射に、
「グアッ! 当たっちまった⁉ 脱出する!」
「クッ…ランチャーにカスって左腕がッ⁉」
ラフィンスカル戦でも、活躍したソルファージュの艦砲射撃だが、
レッドバイソンのG部隊は、
ラフィンスカルたちよりも、
更に大きなダメージを少なからず負って行く。
「そろそろヒロインの出番じゃない?
ユリンちゃん、砲撃、行っきま~す!」
ユリンさんのエンジェルシードが、
Lトライバレルのバレット弾を放つ!
「クッ…頭部にピンポイントでッ⁉」
ゲズの頭部に一点に砲撃を行い、落とす!
「オイラでも、支援攻撃くらいできるんだ!」
大型バズーカを乱射するオイラ!
さっきの頭部を壊されたゲズの胴体部に当たり、
パイロットが脱出ポッドで逃げ出す!
「行ける! オイラでもやれるぞ!」
意気込むオイラ!
そこに更に!
「ボクも忘れられては困りますね!」
マカロニさんのフェストゥングの、
遠距離用大型レーザーキャノンの閃光が、
レッドバイソンのジーナのうち一機の腹部を直撃する!
「ぼ……ボクも行きます!」
トニーさんのアウスブレンデンが、キャノン砲を放ち、
レッドバイソンのゲズの脚部を潰す!
「真打登場や! トライバレル! レーザーソードや!」
タイニーダンサーのトライバレルの先端に、
レーザーソードが形成され、
ジャドのスカーレットを狙う!
「クッ……切り込みが鋭ぇぇ⁉」
何とか回避しようとするが、
タイニーダンサーの鋭い切り込みに押され、
手に持っていたレーザーライフルを盾にし、
何とか、その場を凌ぐジャド。
「何だ、G²っつっても、
やっぱりパチモンで、大した事ねぇじゃねぇか!
凄げぇ自信満々だったから、もっと強いのかと思っていたけど、
これなら楽勝じゃねぇか!」
と、ケビンさんがニタリ顔で言う。
そこで、
「相当やるじゃねぇか、オマエらッ‼
だが、このスカーレットは、ここからが凄いんだぜッ⁉
ポチっとなッ‼」
と、ジャドが言い、何かの装置が起動したのか、
スカーレットの頭部ゴーグルが赤く光り出す。
「な……何か、
スカーレットの目が赤く光っているっスけど、
ヤバそうな気配しませんッ⁉」
怯えるオイラ。
「何か特殊な装置が起動したと思われますッ‼
恐らく、彼らの自信の源となる強力な装置のはずです!
慎重に対処して下さいッ‼」
と、マカロニさんが警告する。
「えーい!
どんな凄い装置か知らんけど、
ここまで刺し込んどったら、うちらが有利や!
ケビン、やるで!」
と、ミケさんが言い、
「了解だぜ、姐さん!」
と、ケビンさんが応え、
ラーゼンレーヴェがAトライバレルからレーザーを放ち、
更にその攻撃を追う様に、
タイニーダンサーがトライバレルのレーザーソードを振るう!
だが……、
「甘ぇ! 甘ぇんだよ!」
何と、ジャドのスカーレットが、左手で盾を構え、
ラーゼンレーヴェのレーザーを防ぎつつ、
右手で左腰部からレーザーブレードを抜き、
すぐさま、タイニーダンサーのレーザーソードを切り払ったッ⁉
「な…ッ⁉」
「なんやとッ⁉」
ケビンさんとミケさんが、口々に驚きの声を思わず漏らす。
「これが俺様の本気の力だぜッ‼
どうだ? やっぱり、このスカーレットは凄いだろッ⁉
さすがG²ってワケだッ‼
しかも、何と、今は、このスカーレットは、
オレが動かしているんじゃなくて、
原理は分からないが勝手に動いて勝手に戦ってくれているんだぜッ⁉」
と、ジャドが誇らしげに語るが、
「いや、それ、オマエが凄いんやのうて、
むしろオマエ、何もしてへんやんッ⁉
それ、そのスカーレットいうG²に、
高性能AIが搭載されとって、
そのAIが凄いだけやんッ⁉
オマエ、ただそこにいるだけで、ハッキリ言って雑魚やんッ⁉」
と、ミケさんに的確なツッコミを入れられる。
「うるせーッ‼
オレが動かしているワケじゃねぇーのは確かだが、
このスカーレットが強ぇぇのも確かなんだよッ‼
このまま殲滅してやるぜッ‼」
と、ジャドが意気込む。
「クッ……とにかく、
このスカーレットいうG²を落とせば、
後は雑魚の集まりや!
みんな、このスカーレットいうG²に集中攻撃!
どんだけ凄いAIか知らんけど、
うちらが揃って攻撃すれば何とでもなる!
行くで、みんな!」
ミケさんの号令の下、
「了解だ、姐さん!」
「OK、リーダー!」
「了解です、ミケさん!」
「分りました、ミケさん!」
「了解っス! ミケさん!」
オイラたちが応える!
「スーパー砲撃超人のユリンちゃん!
一点スナイプ! 頭部、貰っちゃいま~す!」
ユリンさんのエンジェルシードが、
Lトライバレルのレーザーで、
スカーレットの頭部を狙う!
しかし、スカーレットが瞬時に盾を構え、いなすッ⁉
「その隙を見逃すほど、ボクは甘くないですよ⁉」
スカーレットが盾を構えた瞬間に、
フェストウンングが大型バズーカを胴体部に放つ!
だが、その攻撃を、スカーレットの右手のレーザーブレードが切り払うッ⁉
「それで両手が塞がっただろ⁉
いくぜ、Aトライバレル、レーザーソー…」
ラーゼンレーヴェがAトライバレルの、
レーザーソードを放とうとしたところに、
スカーレットの背部からのミサイルが、ラーゼンレーヴェに降り注ぐッ⁉
「クッ…近づけねぇッ⁉」
ケビンさんが攻撃を断念して、
ミサイルを切り払い、回避に専念する!
「な…何やアレ⁉
めちゃくちゃ防御が上手いぞ、
あのG²⁉」
そこまでの攻防を見て、ミケさんが、呆然として口を開く。
「野郎共、今だ、やれ!」
ジャドが号令を掛け、
「了解だ、リーダー!」
レッドバイソンの部下の皆さんが、一斉にミサイルを発射するッ⁉
「クッ……この!」
そのミサイルを、更に切り払うケビンさん!
『マスター、敵ミサイル、接近! 直撃コースです!』
流れ弾が、オイラのところにッ⁉
「マジでッ⁉」
や…やべぇよッ⁉
これはッ⁉ またデッドループしちゃうのかッッ⁉
と、そこで、
「ユリンちゃん!
エンジェルシードで援護防御の巻き~!」
ユリンさんのエンジェルシードが、オイラを護るように盾になる!
「ゆ…ユリンさはぁ~んッ‼」
思わず、ユリンさんのエンジェルシードに、すがり付くオイラ。
「サポートに入るって言ったでしょ?
まあ、その分、ロクスリー君も、ガンバちゃってよね!」
モニター越しにウィンクして来るユリンさん、マジ、ゴッド!
「みんな、スカーレット言うG²は相当やる!
コイツは、うちとケビンが相手するから、みんなは、他のゲズやジーナを頼む!」
と、ミケさんが指示を出す。
それに、トロイメンカッツェメンバーの皆が頷く。
「ほな、行くで! トライバレル! バレット!」
ミケさんが、実弾ライフルを放つが。
「無駄だっての!」
スカーレットが、バレットの弾丸を切り払う!
「オサフネ!」
その隙に、ケビンさんが、
アリーエルスラスターの超加速での踏み込みから、
スカーレットに全力全開とばかりにオサフネで斬り掛かる……んだけどッ⁉
「無駄、無駄、無駄ァーッ!」
その長刀オサフネによる、
ケビンさんの渾身の超斬撃を…ッ⁉
レーザーブレードを構え、オサフネの表面に滑らせるようにして、いなしッ⁉
そのまま、すべらかにラーゼンレーヴェの横に回り込み、
蹴りを食らわせて離れつつ、間断なく、
その隙を突こうとしたタイニーダンサーにミサイル放つ…ッ⁉
「クッ…なんて防御性能やッ⁉」
何とかミサイルを切り払うミケさんだけど、
明らかに、圧倒されてるッ⁉
「まさかレーザーブレードでオサフネを、
滑らせて躱すなんて……ッ⁉」
スカーレットの超性能にケビンさんも驚愕の声を上げる。
「向こうは大変みたいだけど、こっちは、こっちの仕事をするよ!
ユリンちゃんの砲撃! 食らいなさい!」
ユリンさんが、Lトライバレルのレーザーで、
レッドバイソンのゲズの1機の頭に砲撃する!
「クッ…頭部がやられた⁉」
悲鳴を上げるゲズのパイロット!
そこに!
「お…オイラだって!」
ユリンさんの攻撃で頭の取れたゲズに、
大型バズーカを打ち込むオイラ!
よし、胴体に着弾!
頭が取れて索敵能力が無くなったGになら、
オイラでも当てられるんだ!
「うわっ⁉ だ…脱出する!」
堪らず、ゲズの人が脱出ポッドで逃げる!
「この! カラフルゲズ野郎が!」
レッドバイソンのジーナ部隊が、
レーザーライフルを、こっちに掃射して来る⁉
「ヒッ⁉」
悲鳴を上げて逃げようとするオイラ。
でも、回避が間に合わないッ⁉
そこにッ!
「残念ですが、レーザーは利きませんよ?」
マカロニさんのフェストウンングが援護防御に入る!
「マカロニさん! 感謝です!」
謝辞を送るオイラ。
「何だ、アレ⁉ レーザーが相殺されたぞ⁉」
「あんなのアリかよ⁉ 反則じゃねぇーか⁉」
レッドバイソンのメンバーたちが、
フェストゥングのAフィールドバリアのチート性能に、
戦々恐々とする。
「防御はボクたちに任せて、
ロクスリー君は、どんどん攻撃して下さい。」
「は…ハイっス!」
防御はエンジェルシードとフェストウンングの援護防御で鉄壁なんだ!
だったら、後は攻めるだけだ!
そうオイラが意気込んだところで、
「アイツは鉄壁の防御やけど、攻撃の瞬間は隙が生まれるはずや!
カウンター狙いでアイツの攻撃を待つで!」
「了解だ、姐さん!」
ミケさんたちがスカーレットの攻撃を誘い、カウンターの構えを取る。
しかし、待てども、待てども、スカーレットの攻撃が来ない⁉
「オカシイ……。
このG²、全然、攻撃してこぉへんぞ?」
「姐さん、コイツ、もしかして?」
ミケさんとケビンさんが、疑問の声を出す。
そして、トライバレルと、
Aトライバレルのレーザーを同時に放つ!
「無駄だって言っているだろ!」
スカーレットが、放たれたレーザーを、
凄まじい勢いで、盾で防ぐ!
しかし、その攻撃後に、
タイニーダンサーとラーゼンレーヴェがスカーレットに急接近し、
目と鼻の先に移動するが、全く反撃の動きを見せない⁉
コイツ、まさか⁉
「ここまで近づいても、攻撃がこうへん!
このスカーレットいうの動かしてるAI、
防御や反撃は、めちゃめちゃ上手いけど、
自分からの攻撃行動が、できへんねんや!」
だよね!
アレだけタイニーダンサーとラーゼンレーヴェが近寄ったのに、
攻撃行動をしてこないって事は、そういう事なんだ!
「チッ! 野郎共! タイニーダンサーに集中砲火!
頭を叩いて、烏合の集にしてやれ!」
ジャドがレッドバイソンメンバーに指示を出す。
でも、自分で攻撃せず、部下に攻撃命令を出すって事は、
ミケさんの指摘が当たっている事の証明って事だ!
「ケビン! 先にゲズとジーナの雑魚部隊を殲滅! アレ行くで!」
「あいさ! 姐さん!」
2機で敵陣の中央に突撃し、
タイニーダンサーのトライバレルと、
ラーゼンレーヴェのAトライバレルの銃口に光が宿る!
あ…あの攻撃は!
『合体攻撃! ガンスリンガーパレード!』
タイニーダンサーとラーゼンレーヴェが、背中合わせになり、
チャージした強力な偏向レーザーをローリングしながら撃つ‼
「な……何て威力のパルスレーザーだ⁉」
「グッ…脚をやられた⁉」
レッドバイソンのゲズとジーナの部隊が、
次々に被弾して行く!
「こっちも忘れないでよね! ユリンちゃん、砲撃行っきま~す!」
「ボクも…恩返しの為に、少しでも…ッ!」
「ボクも居ますよ?」
「お…オイラだって!」
ユリンさんの砲撃を皮切りに、
オイラたちもゲズとジーナの部隊に、
砲撃を加える!
「グワッ……⁉ 弾幕が半端ねぇ⁉」
「こんなのどうにもならねぇよ⁉」
オイラたちの砲撃に、
次々とレッドバイソンのゲズやジーナたちが、
撃墜されて脱出ポッドで逃げていく。
そして、スカーレットだけが残った。
「フフン。
部下は全員脱出したみたいやで?
ここでクエスチョン。
たった1機でも、うちらとヤル気……あるか…?」
ミケさんが、ニッコリと、でも目だけが笑ってない恐怖の笑顔でジャドに問う。
「ヒッ…ヒィッ⁉」
それまで、目が赤く光っていたスカーレットから目の光が無くなる。
そして、180度反転して、背を向けてダッシュで逃げる!
あ、アレ、多分、
ジャドがAIを切って手動で操作して逃げているんだ!
必死で逃げるジャド。
しかし……、
「逃がすか!」
無常にも、アリーエルスラスターで超加速のラーゼンレーヴェが、
一気にスカーレットを追い越し、目の前からスカーレットの眉間に、
Aトライバレルを突きつける。
更に、タイニーダンサーもダッシュで追いつき、
トライバレルを構えて、左右から挟む形になる。
「面白そうな機体やから、その機体は置いて行ってもらおうか?」
「命だけは助けてやるから、さっさと、その機体から降りな!」
ミケさんとケビンさんが、
ニッコリと、でも、目が笑ってなくて座っている、
恐怖の笑顔で、ジャドに微笑みかける。
「ヒッ…ヒィッ…わ…分りました!
も…持ってっちゃって下さい!
だから命だけは、お助けーッ‼」
いそいそと、胸部コックピットを開け、
タラップを伝って地に降り、ダッシュで逃げいくジャド。
レッドバイソンのGSと合流し、
脱兎の如く逃げていく。
「わーい! トロイメンカッツェ! 大勝利~!」
ユリンさんが、大盛り上がりで勝利を喜ぶ。
「へっ……多少歯ごたえはあったが、
オレたちトロイメンカッツェは、
そうそう新興の、
TSチームなんかにゃ、
負けてやれねぇってな!」
ケビンさんも笑顔で言う。
「これで、少しは恩が返せました。」
トニーさんも、笑顔を見せる。
「まあ、今回は損傷が少なくて、
メカニックとしては助かるところですね。」
と、マカロニさんが、メガネを中指でクイッと上げながら言う。
「あ…危なかったけど、
何とかデッドループせずに生き延びれたっス……。」
皆さんと違って這々の体のオイラ。
「急に降って湧いた様に売られたケンカやったけど、
こんなおもろそうなモンが手に入ったんは、良い収穫やったね。」
と、顔をほころばせるミケさん。
「ほな、散乱したゲズとジーナのスクラップの部分パーツと、このスカーレットいうGをソルファージュの中に回収や!」
「了解だ、姐さん!」
「OK、リーダー!」
「分りました、ミケさん!」
「了解です、ミケさん!」
「了解っス、ミケさん!」
ミケさんの号令一下、
レッドバイソンのスクラップの部分パーツ拾いが始まった。
天国の父さん、母さん。
まさかのG²との戦闘でしたが、
ギリギリ何とかなりました。
オイラも、少しは役に立った模様です。
なので、たまには、御褒美に、
ミケさんの魅惑の無い胸バディーに埋もれたりしたいですが、
やると、多分、張り倒されそうなので、自制します。
いつか、オイラが、大活躍して、
誰はばかる事なく、そんな御褒美を貰える様になるよう、
天国から見守っていて下さい!