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伝説の勇者(?)の敗走記  作者: 井の中の鹿
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導入話

初めまして。

「井の中の鹿」と申します。


まずは、私の小説に興味を持っていただけてありがとうございます。

題名ですが、まだ決定ではないので変わってしまうかもしれません。

小説を書き始めた理由は、

フリーライターをやっている友人に

「○○(本名)は文才無いよ」と言われたことで頭にきて書いてみようと思い書き始めました。

小説を書くのは初めてですので試行錯誤して書いていきたいと思っていますが、

文の構成・表現方法等お気づきの点があれば厳しいご意見よろしくお願いいたします。

(泣きながら修正・作成していきます!!)


肌にへばりつくような湿度の高いなま暖かな風。

紫色の雲と青空が互いに押し合い、反発しあっている空。

黒い岩肌が目立つ荒野。

ここは魔界の入口である『シュワルズタール』だ。


「ん~~~~……ふぁ~~~~」


そんな風景をぼんやり眺めながらオレは伸びをしてあくびをする。その後、なんとなく気が向いて少し高い位置にある岩場へ飛び上り腰をおろし現状を眺めた。


目に映るのは向かい合う二つの陣営。


まずは人間・エルフ、そして獣人からなる連合軍。

人間たちは銀色の煌めく鎧に身を固め青い戦旗をなびかせ、エルフたちは深緑のローブを羽織り色とりどりの輝く宝石をあしらった長い杖を持ち人間たちと共に隊列を組んでいる。

そして、彼らと並び立つ獣人たちは各々形は違うが動きやすい装備に身を固め、隊列というものは見当たらない。が、その体は見事に鍛えられており彼らの顔には自信がうかがえ、全獣人達は腕に赤い布を巻いている。


彼らの前に立つのは『魔族』

こちらの軍勢は様々な異形の者たちにより構成されている。人間の子供くらいの大きさをしたゴブリンから始まり10m程の大きな樹の巨人までいるようだ。彼らは普段決して協力などはしない。普段なら烏合の衆にしかならないはずだが、見事に統率がとれているように見えた。だが、その数は連合軍よりも若干少ない。


この世界では小さな微生物から始まり伝説の生き物ドラゴンまで赤・青・緑のいずれかの色に属している。連合軍を見るとわかり易い。人間は青を崇拝しエルフは緑、獣人族は赤を掲げているのはそれだ。色の特性は……。ま~そのうちだれか説明してくれるよ。説明するのも疲れちゃったからね。


ぼんやり眺めていると2つの陣営が動いた。

いよいよ、雌雄を決する決戦が始まるようだ。


「やっと見つけた俊輔! なんでこんなとこにいるの!? 早く来て!!」


銀色の長い髪をした美少女が近づいてきてオレの腕を取り引っ張っていく。


「いっつも、いっっつもふらふらして! 本当に異世界の勇者なの!?」

「ふらふらするのはしょうがないよ。清水俊輔は男の子だからね!」(キラ☆)



……。



キ、キラ☆



………。




『どす!』


腹を殴られた理不尽だ!

漢、清水俊輔このままでは黙っておられん!!

断固抗議する!


「いや、漢というn」

「馬鹿いってないで早く来てくれる? 疲れるから」

「っひ!……はい」


仕方なく引きずられるようについていく。

敗北ではない!いまは仲間と言い争いをする場面ではないと考えた大人な対応をしただけだ。別に彼女から発せられる静かな怒りの気配を感じ身の保身に走ったわけではない!

全く、ジェントルメ~ンはつらいよ。


そう、オレは異世界に召喚(?)されてしまった勇者なのだ。

クエスチョンマークはとりあえず置いておくが、この世界ではいわゆる『異世界人』と呼ばれる存在。そして、これからこの戦いの最前線に立ち戦うことになっている。


そんな、軽く現実逃避しているうちに最前線まで引きずられて来てしまった。

ほんとに少しだけ泣きそうな気持ちで相手を見ていると敵陣営から、豪華な装備を身にまとった3人が出てきた。

少々色黒だがかなりイケメンな部類に入る赤い剣と盾を持った青年。対照的に彼の隣にはいるのは肌の色は白く、長くきれいな黒髪をした青いレイピアを持つ美少女。最後に彼らの後ろからついてくるのは背が高く眼鏡をかけたインテリ風なイケメンの青年だ。イケメンは爆発しろ……。


「ついにこの時が来た! 俺たちは必ず勝利し大事な人や街を守る。 だが、約束をして欲しい。 全員生きて帰り大事な人の元へ帰ると!」


一番前にいた青年が仲間達に告げた。その声に鼓動するかのごとく、敵陣営から大気を振動させるような声が上がった。彼のカリスマ性と人徳が見える。

い、いや、全然ビビってねーし、ホントダシ!ty-Yおゆぅだし?目をつぶっているのは瞑想してんだし!彼は剣を俺に向け高々と宣言をした。


「そして、俺たちも決着をつけよう……。人を裏切った事を後悔しろよ俊輔!!」


背後からの視線が痛い。

いや!やんないからねオレは!?恥ずかしい!

そんなつぶらな瞳でオレをみないでくれよゴブリン達!


そう、オレがいるのは連合軍ではなく魔族たちからなる『魔族』側の先陣に立っている。

敵対する連合軍からは殺気を浴びせられ、仲間である魔族たちからは切望の視線を受けオレは空を見上げ思う……。








『どうしてこうなった!!!』



最後まで読んでいただきありがとうございます!

厳しいご意見いただけると泣いて喜ばずに修正・作成に励みます。



人生よく言う言葉ですよね?

「どうしてこうなった!!?」

みんなよく使うと思います。ですよね?この小説を読む方に裏切り者はいませんよね?自分はリア充だという方は左手を上げてください。ちょんぎry


冗談マジはさておき、作中「オレ」と記載しているのは間違いないです。

清水俊輔の俺は若干なまっているのだと考えてください(笑)


月1回ほどの投稿ペースで書いていきますので、これからもよろしくお願い致します。

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