家庭教師のあなたが生徒のおもちゃを見つけてしまい…
へえー、つまり、電子は内側の軌道から埋まっていくってことなんですね
やっぱりお兄さんの説明、とってもわかりやすいですね。今回の内容、ぜひ妹にも教えてあげてください
あ…もうこんな時間ですね…お兄さん、そろそろ休憩しましょうか
私、なにかお菓子を持ってきますから、お兄さんはここで待っていてください
その間、この部屋でゆっくりしていてくださいね。本棚には私たち姉妹のアルバムもありますから、良かったら探してみてください
それじゃ、ちょっと行ってきます
…
お待たせしました
どうです?私たちの写真、見つかりましたか…って…
お、お兄さん、そのひきだし…見ちゃったんですか…?
あ、そ、それ、そのピンクの…ち、違うんです!それは妹の物で、私のじゃないんです!
ほ、ホントですよ!それに私、それがなんのための道具なのか全然わかりませんし?
も、もーあの子ったら、お姉ちゃんのひきだしに自分のもの入れないでっていつも言ってるのにー…あはは…
まあとにかく、そのよくわからない道具のことは置いといて、そろそろお勉強を再開しませんか?
えっ、ダメです!その引き出しには、もう何も入ってないですって!だから…
あっそれ、一番お気に入りのやつ…じゃなくて!
いえ、何でもありませんよ!私には、それが何をするための道具なのか、全然検討もつきませんから!
だからお兄さんに見られても、全然…恥ずかしくないですし…?
で、でも、没収するのだけは勘弁してください…えっと、私は困らないですけど、私の妹が!困るかもしれないですから!ね?
ええ!私はそんな道具、今まで一度も入れたことないですから!私は没収されても全然困りませんけど?
ましてや、毎晩それを使いながらお兄さんに無理矢理襲われる妄想をしてるなんて、そんなわけがないじゃないですか…あははは…
で、でも、本当に没収だけは勘弁してください…お願いします…
分かりました…今見たもののことを忘れてくれるなら、そ、それ、私に使って、良いですから…
うう…お兄さんに弱みを握られちゃった…これで私はお兄さんの言うことに逆らえなくなっちゃうんだ…
私、これからどんな事させられちゃうんだろう…
あの道具を無理矢理使われたり、それどころか襲われちゃったりして…はわわわ…
そ、それじゃあ、ふつつかものですがよろしくお願いします…じゃなかった…あんまり痛くしないでくださいね…?