表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/46

task

「そういえば、」

「ん?」

「なんだ」

「Fって弱点あんのか?」

「え、、そry」

「確かに!!」

「あ?」

「お酒弱いところしかなくね?」

「いや有るわ。」

「あ、ちなみに彼は疲れてる時くらいしかあーやって酔わないよ。何回も飲んでるからわかる」

「えー、なんだお前ら、なんでそんな仲良いわけ?」

「良くはない」

「「話が合うだけ」」

「それを世間一般で言う仲良いという部類にはいんだわ」

「そうか、、まぁそんなことはどうでもいい。確かにFくんは弱点がないなぁ」

「教えろや。」

「なんで敵に弱点を教えんだよ」

「もう敵やないやろぉ?!」

「お前は敵だ」

「ひどぉ!!」

「僕のことはどう思ってるのかな?」

「,,,変人」

「あー、、、、、、、、、」

「怖いわ!!」

「尊敬はしてる。」

「フーーーーーーーー!!!!!」

「嫌いだがな。」

「いーーーーーーー」

「お前ら遊んでるだろ。」

「「うん」」

「ふざけやがって、、で!お前ほんまに弱点ないんけ!」

「あるが、教える気にはなれん。」

「何したら教えてくれる?」

「,,,まぁ500年後くらいに教えてやるよ。」

「「無理だな」」


ーーー


「やぁ、」

「あ!!お兄さん!!聞いて聞いて!!」

「どうしたの?」

「朋ちゃんと由香ちゃん!生きてたの!!」

「本当かい!!?」

「あー!お兄ちゃん!」

「1ヶ月ぶりくらい!!」

「そうだなぁ、久しぶり。それにしても無事でよかった!」

「お兄ちゃん今日遊べる?」

「ごめんね、今日はちょっとダメなんだ。また今度遊ぼ」

「「「「「うん!」」」」」


指揮海岸にて


「ん?なんや、、なんでお前ここおんねん。」

「GEからの命令だ、、ここで仕事内容を教えるから来いって。」

「ほぉ〜、俺はちなみになんの用もないで!休暇中や!」

「そうか。」

「あぁ!」


ーーー


「アイツもう来ねぇんじゃねぇの?」

「今更あいつが時間通りに来るなんて思ってない。いつも大抵2時間遅れくらいだ。」

「なんでこんな早く来たんだよ」

「いや物凄く早い時もある。」

「とんだクズ野郎じゃねぇかよ。」

「あいつはあれでいいんだよ、、まともになることは無いしな。」

「あー、、確かにな、、」

「失礼だなぁ!」

「今日は珍しく早いな。」

「え、、予定の時間より1時間遅くねぇか」

「考えてみろ、いつも2、3時間遅れるようなやつが今日は1時間だぞ。」

「あー、、すげぇわ。」

「そういうことだ。で?仕事は」

「冴木財閥の交流会が今度あるだろう?その主催者、冴木政義(さえきまさよし)を殺して欲しいとの事だ。」

「冴木政義ぃ?」

「車の有名会社の社長だな、確か会社名は、、カバー?」

「そうだよ。君は本当になんでも知ってるね。」

「それよりだ、噂をよく聞くからわかるが、交流会は1人で入れるものじゃないはずだ。」

「そう、だから、、」

「まさか、、」

「そう、そのまさかさ。」

「この3人で行くのかよ、、」

「冴木財閥はかなりセキュリティが厳しいことでも有名だぞ、お前ら変装はできるのか。」

「「出来ない」」

「,,,はぁ、、お前らに期待したのがバカだった。」

「まぁまぁ、頼んだよ。」

「声はどうすんだよ」

「腹話術、、?」

「いけないこともないがさすがに厳しいぞ」

「安心してくれ、化けるのは余り喋らないことで有名な3人にしておいた。」

「そういうところだけ徹底するな。」

「ははっw」

「決行日は?」

「8月10日。」

「一ヶ月後の任務をなんで今やねん?俺忘れそうやねんけど」

「それは同感だな」

「忘れ症か?」

「一ヶ月前に言ったことだバカが。<br/>を殺すとか大掛かりなことではないだろ?」

「いやね、僕もそうしようと思ったんだが、Fくんなら覚えてるだろうけど、任務報告を忘れてめちゃくちょ怒られたことがあるだろ?しばらく減給された、」

「,,,あぁ、あったな、」

「だろう?あんなことがあった嫌だからね。もう勘弁さ。」

「それはお前が忘れなければ済むと思うんだが、、?」

「それが無理なのさ」

「と言うかお前がどうして減給される」

「え?僕だって一応雇われ側だからね。ちゃんとやらなきゃ減給さ」

「そうか、、」

「で?」

「なんだい?」

「冴木政義を会場で殺すなんて大変じゃねぇかよ、人が多い中だぞ」

「それでいいのさ、その方が逃げやすい。」

「冴木政義は普段あまり家から出ない生活を送ってる。基本車で一般人に顔を見せるなんて1年1回の交流会ってわけだ。」

「ほぉ。」

「何処でそれを?」

「情報屋をやってた頃に調べた覚えがある」

「それって、、4年前くらいのことかな?」

「あぁ、お前に会う前だからな。」

「でも僕は君をずっと前から知ってるような気がするんだよね」

「それは、、」

「二人で話し進めんなよ、俺分かんねぇ」

「「分からなくていい」」

「あ?!」


プルル


「んだよ、、はい、」

『仕事です。』

「嘘だろ?」

『なんで嘘つくんですか、早く帰ってきてください。』

「はい、、」

「奴隷からかい?」

「そうだ。安心しろ、元々仲が良かった人間だ」

「そうかい、」

「じゃあな。」

「あぁ、」


<br/>が走り去っていく


「あ。」

「どうしたんだい?」

「また、この前のようなことは無いよなぁ?」

「怪訝たっぷりだね、<br/>のようなことは無いさ!冴木政義を手に入れたところで君の計画にいらないからね!」

「そうか?冴木政義は一般スパイに金を出してるって話をよく聞くが。」

「それが何になるんだい?」

「その資金援助を奴隷スパイに、回すため、とか。」

「ほぉ、それはいい考えだね、だが今回はそんなんじゃないよ。依頼者様からだからねぇ。」

「そうか、」

「それより、、君は誰なのかな?」

「は?Fだが、、?」

「いいや、嘘は行けないな、知っているよ僕は。」

「いつバレましたか?」

「最初におかしいと思ったところはあの時さ。」

「あの時、、」

「あぁ、Fくんが言わないような冗談を言った時。」

「あぁ。あの時ですか。GE様がいーとか、騒いだときですね?」


回想


「僕のことはどう思ってるのかな?」

「,,,変人」

「あー、、、、、、、、、」

「怖いわ!!」

「尊敬はしてる。」

「フーーーーーーーー!!!!!」

「嫌いだがな。」

「いーーーーーーー」

「お前ら遊んでるだろ。」

「「うん」」


ーーー


「そうそう、おかしいと思ったんだよね、まさか君がこんな面倒くさそうなことに乗ってくれるなんて、いつもは無視か適当に返事をするか。」

「そうか、、もう少し調べるべきだったな。」

「そうだね。それより、Fくんはどこだ?」

「普通に仕事をしてるはずです。」

「なんのために化けた?」

「GE様ならF様の何か、大切な事を、知ってるかもしれないので。」

「,,,彼は、僕なんかには"情"を抱かないさ。」ニヤリ

「あはは。そうですね、唯一無二の神、、聡明なあなたでも、分からないことはあるのですね。」

「当たり前だ。」

「彼は、怖いですか?」

「,,,あぁ。とても怖いよ。彼は、、彼、だけはね。」

「へぇ、神にも怖いものはあるんですね。」

「,,,彼の言葉を借りよう。everyone has something scary.」

「彼の言葉。と言うことは、F様にも怖いものがあると?」

「おっと、君とのお話はここまで。ザンネンながら君の手には乗らないよ?」

「,,,そうですか!いいですよー!便りにはしてないので!」

「そうか、、」

「あれ?いつものことは言わないんですか?」

「意味も知らないのに、そんな事は言わないようにすることだね。」

「まぁ、意味は知りませんけど、じゃあ。」

「フッ」


数日後、任務から帰ってきたであろう本物(Fくん)にあった。

ちなみに2人ともガチガチのプライベート。


「スパイでもプライベートは、あるんだね、、?」

「いや、、ん、あぁ、、そのようだ、な、、」

「「,,,」」

「な、んか、用か、、?」

「いや、、プライベートで会うって、、こんな、気まづいものなんだなぁ、、と。」

「そ、そうだな。」

「仕事モードに入ったりしないのかい?」

「しないよ、、めんどくさいし、、」

「,,,初めてだなぁ。」

「何が」

「君が〜〜だ。って、語尾にだを付けずに話すのは」

「まぁ、、プライベートでそうする必要性がない、と言うか」

「最近君は僕に心を開いてくれるね。」

「そう…」(無関心)

「いや、酷くないかい?」

「もういいかな、、」

「あぁ。流石に、プライベートで話す気にはなれないよ」

「「互いに」」

「それではね。」

「あぁ、、」


仕事中は仲の良さそうに見える2人だが、案外FはGEのことを怖がっているため、プライベートで会うのは嫌らしい。

お互いに

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ